在宅ワークをする前は、コピー紙の裏面（裏紙と呼んでいる）を使ってメモ書きやラフデザインなどを起こしていましたが、自宅では裏紙が発生しないため、ノートやスケッチブックなどを使っていました。

100均などでノートやメモ帳を買えば安く済みますが、その場のちょっとしたメモなどに新しいノートのページを使うのは気が引けるというか勿体無く感じた（貧乏性）ので、繰り返し書いて消せる電子メモパッドを導入しました。

新品未使用時の状態
上の方が少し明るいのは輸送時などの圧力のせい？

電子メモパッドを購入するのは初めてなので、他製品との比較はできませんが、ダイソーの商品ラインナップの中では比較的高い商品ではありますが、製品のクオリティとしては所謂100均レベルで、決して良いとは言えませんが、機能的には十分満たしていると思います。

パッケージのアップ

ペンはかなり微妙なクオリティです

左上の穴にベーンを挿すと、斜めに立てることができます

斜めに立てるとアピール感が増しますので
伝言等を目立たせるのに最適です

一応電子機器という扱いになります。コイン電池（CR2016×1ヶ）で動作しますが、電池がなくても書き込みはできます。消す時のみ電気を使う仕組みのようです。

電池交換には精密ドライバー（＋）が必要

原理はよく分かりませんが、特殊な液晶（？）にペン先などで圧力をかけると、そこだけ色が変わる感じで、電気を流すと元に戻るという感じなのでしょうか。

書き味としては、多少の違和感はありますが、筆圧が軽めでもキチンと書けますし、滑らかさも悪くないと思います。しっかり濃いめに書きたい場合は筆圧を高めにすると太めの線が書けます。

筆圧高め（左）と低め（右）

書いたメモは『削除ボタン』を押すと瞬時に消せます。すぐに消したくない場合（例えば伝言板用途など）は、本体裏側（削除ボタンの裏側）にロックスイッチがあるので、ロックしておけばずっと消えません。また、新品時に付いていた電池の絶縁シートを再度挿入しておいても消せなくなります。

消去ボタン

裏面のロックスイッチ（消去できなくなります）

なお、仕様的に部分削除やアンドゥは出来ませんので、書き間違えたり不要な部分がある場合は、初めから書き直すか不要な部分だけ塗り潰してしまうしかありません。

なお、たまに消去した筈のメモが薄っすらと復活している時があります。原因は謎ですが、数回削除ボタンを押せば二度と復活しなくなるようなので、二度押しする習慣がつきました。

私の場合は、本当にちょっとしたメモ書き程度なので、この仕様で大いに気に入っています。ただ、ラフデザインなど後から見直したりするような用途には向かないので、そういう類の場合は従来通りノートやスケッチブックを使っています。

これに慣れると従来の裏紙は不要になるので、会社でも同じものを使おうかと思っています。重さ的には約114gと軽量なので、持ち運んでも苦にはならなそうですが、在宅ワークセット（会社支給のノートパソコンや電源類）がかなり重いので、会社用にもう一つ買おうかと思っています。

8.5インチは、大きすぎず手ごろなサイズです

ペーパーレス！

コピーの裏紙を利用するというのは紙の無駄を無くす為の手段のひとつでしたが、エコというよりは経費削減の為の手段なので、ペーパーレスには直接つながりません。しかし、本製品は正真正銘ペーパーレスです。パッケージにも書いてありますが、ペーパーレスなので環境にやさしい製品と言えます。

一時的なメモ用途に最大の威力を発揮します！
（あくまでも私見です）

そんな訳で、この電子メモパッドを使うようになって、作業がよりスマートに進められるようになりました。