レビューメディア「ジグソー」

音声(Webラジオ)&簡易動画保存用(WD_Black 2台目)

以前、ご紹介した外付けUSB HDD、WD_BLACKP10ふたたび。

自分に取って外付けHDD購入時にマストであるのは、「中の人がWD」であること。

 

モチロン、WD製の単品のバルクHDDを買って、それを別売のHDDケースに入れても良いのだが、OSがWindows 10⇒11と変わろうとしている、2022年という年に、トータルとしての保証がない製品に手を出すのはビミョー。

 

特に、外付けドライブケースに関しては、チップセット側のファームの問題を経験したことがある。Windows 8.x時代の初期ファームでは、Windows 10とは相性が悪かったJMicronのUSB3.0/SATA 6.0Gbps bridge controller JMS567

の問題や、Windows 10対応とはなっていたが、SATA SSDでの相性問題を経験したJMicronのUSB 3.1 Gen1 to SATA 6Gb/s bridge controller JMS578

を積むドライブケース等もあり、こういったOS変革時期にバラで購入するのはリスキー(そういえばトラブルがあったの、どっちもJMicronのbridge controllerだな...)。

 

そこで前回、WDのゲーミングストレージ「WD_BLACK」のブランド名を持つ、USB接続ポータブルHDD P10の5TB版、WDBA3A0050BBK-WESNを購入した。

 

その5TB HDDがすでに埋まってしまったわけではないが、内容的に分けたいモノがあり、もうひとつ別のポータブルHDDを入手することにした。

 

前回入手した3年保証のWDBA3A0050BBK-WESNが快調なので、買い増すか...と考えたのだが、購入時のAmazonのニューイヤーセールでは5TB(と2TB版)は通常価格で、4TB版のみディスカウントされていた。

 

普段は、Amazon価格(2022年初頭現在)で、2TB版= 9,980円、4TB版=14,480円、5TB版=17,480円であり、1TB単価はそれぞれ4,990円、3,620円、3,496円と順当に大容量のモノの方が安い。

 

これが、前回5TBを購入した10月のタイムセールでは、2TB版が1,000円引きの8,980円、5TB版が約1割引の15,730円、4TB版のみ定価売りだったため、1TB単価はそれぞれ4,490円、3,620円、3,146円と5TB版が突出して安かった(のでそれを購入した)。

 

一方、今回の新春タイムセール時は逆で、2TBと5TB版が定価売り、4TB版のみ15%引きで、1TB単価はそれぞれ4,990円、3,075円、3,496円となり、4TB版の今回の割引率が高いこともあって、前回セール時の5TB版よりも1TB単価は安い計算。

 

完全に同じ大きさで、25%増しの容量を持つ5TB版の方が、ものすごく多量に所有するなら省スペース的に望ましいが、今のところ「逃がし先」が9TBあれば当面充分なので、今回は4TB版(WDBA3A0040BBK-WESN)を購入することに。

右下の「4TB」だけ違う外箱
右下の「4TB」だけ違う外箱(「Up to 130 MB/s」の速度表示も同じ)

 

付属品も全く同じ
付属品も全く同じ

 

届いてみると、見た目5TBとは全く変わらない。外寸も完全に一緒。そして重さも1g軽いだけ。

5TB版に比べて1gしか軽くないので、多分プラッタ枚数も同じ?
5TB版に比べて1gしか軽くないので、多分これは誤差で、プラッタ枚数も同じ?

 

一般に、HDDは大容量の方が高密度化するので高速になるが、測ってみると、速度的には、ま、誤差程度(むしろキモチ4TBの方が速い??)

CDMはTokka Editionが2021年末で配布終了したので、Shizuku Editionに変更
CDMはTokka Editionが2021年末で配布終了したので、Shizuku Editionに変更

 

【参考WDBA3A0050BBK-WESN】←5TB版

たいして
たいして変わらない...むしろ誤差程度ではあるものの、4TB版の方が微かに早い

 

バックアップ先としては、安心のWD製HDD純正の外付けドライブが、ほぼ倍増(厳密には5TB⇒5+4=9TBなので1.8倍)したので、これで当面安心。

「中の人」は、確実にWDCの5400rpm品
「中の人」は、確実にWDCの5400rpm品

 

5TBは動画ファイルを中心に保存しているので、こちらには容量が小さな音声ファイルやWebラジオの簡易動画ファイルを逃がす予定。

 

唯一の難点は、この2台、容量が裏のS/N記載部の型番(P/N)でしか区別できないので、パッと見どちらがどちらかわからないこと。

このP/Nの違いのみ
このP/Nの1文字(4か5か)の違いのみ

 

一応今付箋貼ってしのいでいるが、内側に貼れる透明ドライブケースと違って、はがれてしまうとワカラン。さらに同容量を買い増した場合、完全に判らなくなる。

 

テプラとか買った方がよいのかなー.....

 

【WDBA3A0040BBK-WESN仕様】

容量:4TB
インターフェース:USB 3.2 Gen 1
コネクタ:Micro B
互換性:

 Windows 10/8.1

 macOS 10.11以降

 PlayStation 5(PS4ゲームのプレイ、PS5ゲームの保存)

 PlayStation 4 ProまたはPS4(システムソフトウェアバージョン4.50以降)

 Xbox Series X|S(Xbox Oneゲームのプレイ、Xbox Series X|Sゲームの保存)

 Xbox One
サイズ(LxWxH):118mm x 88mm x 20.8mm
同梱品:P10本体、クイックインストールガイド、USB Type-A to Micro-B ケーブル

 

WD_BLACK P10 Game Drive

更新: 2022/01/20
コストパフォーマンス

1TB単価は3000円少々で、1TBのSATA-SSDの4倍近く良い

上記は2022年新春タイムセール時。通常価格では3,620円/1TBなので、4倍にはならず、せいぜい3倍。

  • 購入金額

    12,300円

  • 購入日

    2022年01月04日

  • 購入場所

    Amazon

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