■キッカケ
「何とかならんかなぁ〜」
私が所持していて、何とか使用しているイエデンの電話機は「4号式電話機」
年齢57歳、性別不明(たぶん♀)、体重2,500g
着信はもちろんですが、なんと言っても「ジーコジーコ」と穴に指を…(失礼)
"ダイヤルを回しての発信"をする事がこの電話を使う真骨頂!ニヒヒ ♪(´ε` )!
でも、コノ電話機からの発信って有料なんですね…
すぐ横のiPhoneで電話をすればタダで掛けれるので、あえて「ジーコジーコ」するのは!実用的で無い(不本意だ)と思うのです、目的を誤ってはダメですよね…
唯一、実用的な使い方は「フリーダイヤル」への発信です、中には「ケータイ不可」の番号もありますし、それ以外は0570〜のナビダイヤルしか無いときも…
さぁ!「4号」の出番です!
が、ここで問題が発生する事が多いです、それはダイヤル式電話機にとっては「魔」である"ガイダンス(ブリキ野郎)"なんです、ダイヤル式の電話からは"パルス砲"しか出せないので、ガイダンス攻略には方式の違う"トーン砲"でしか突破不可能なんです、なので悔しいかな太刀打ち出来ない!ダンス出来ない無い!そもそもパルスの言葉なんか聞いてくれません!
「眼中に無い」ってか⁉︎
「時代遅れは黙っとれ」ってか〜?
この状況を突破するには、トーン砲を持っている「プッシュ式電話機」や「トーンダイヤラー」たちと無理して踊ってもらう必要があります("トーンダイヤラー"はチト非力で頼り無いですが…)
どちらにせよ、面倒臭い!
何やってんねんオレ「ヤメタ、ヤ〜メ〜タ〜」
でも何か無いか⁉︎と(シツコイので)、イロイロ調べ、そして…
「!⁉︎…⁈コレは〜」と云うモノをネットショップのAliExpressで発見!!
" 二度見 "しましたよ!
初め考えていた、いえ考えていた以上の「お宝」かも知れないと…
ただ、このモノをググってレビュー等の情報を探しましたのですが見つけれませんでした「?」、なので少し不安…
どぅしよう⁉︎
更に、ストア内で探すと似たようなのが4種程もあって、どれにするかも迷いました…
どぅしよう⁉︎
もう、こうなったら人柱でも何でもやってやる!
で、賭けにも似たような"ポチッとな"です。
取り敢えずでコレを選びましたが…はたして⁉︎
■開封からインストまで
ポチッてから約2週間で届きました(意外と早い)
「開封の儀」の如く、いつに無くドキドキです。
Chinaからの郵便物って白いプチプチの袋に入っているのかと思いきや、結構しっかりとダンボールで梱包されて来ました(良心的なStoreだと思います)。
見た感じはどう見ても普通の"モジュラー変換ローゼット"です、たぶんそのケースをまんま流用しているのでしょう、壁とかに取り付けれるように両面テープが添付されていましたが、他に説明書とかは有りません、そっけない。
約5cm角の小さなハコです、本体側面にはモジュラーポートが在り反対側には小さな穴(溝)が…
要するにフタを外してローゼットよろしく電話機からのコードをネジで取付けるのです!
✋電話機側のコード端末が既にモジュラーに変更している場合は、何かしらの工夫が必要。
フタはネジ留めでは無く嵌め込みです、指でカパッと開けて見ると、基板が有ってそこに取付け用のネジが3箇所「L1/L2/P1」と見えます、電話機からの2本のコードをどちらでも良いので"L2"と"P1"に取り付けます、基本は「赤」のコードが”L2”だと思うのですが…
"L1"のところには何も取り付け無くてOK!
電話機側の根元のを確認するとやはり「赤」がL2でした、あと「黒」のコードがサブで取ってるのはアースも兼ねているのでしょうか⁉︎ 心配な方は実際に電話機を開けて確認。
変換機のモジュラーポートには、別で用意するモジュラーコードを差し込み、その反対側を部屋のモジュラーポートに…
IP(ひかり)電話でしたらNTTのホームゲートウェイの方へ差し込んだらインストールはOKです。
■レビュー(取扱説明も兼ねて)
テストはフタを開けたままの方がランプが見えて良いです(フタを付けるとランプが見えにくくなるのは不親切)
まず、受話器を上げます、私の場合は基板上のインジケータランプは光りませんでした。
✋この光らない状態を後述の「ノーマル仕様」とします。
ランプが光らないのは、モジュラーコードの方向が関係しています。
一度、本体のL1(緑)とL2(赤)のコードを入れ替えて下さい、それで光ると思います、上の写真はモジュラーコード自体を途中で極性を入れ換えているので光ってますが…いわゆるロールオーバーです。
モジュラーケーブルには結束方向の違う「ストレート」と「ロールオーバー」の2種あります。
一般的にはストレートタイプが主流です。
次に受話器を耳に当てながらダイヤル"1〜0"を回してみます、指を離すとインジケータランプは数字の数だけ点滅し、ダイヤルが戻った時にトーン音がそれぞれ鳴れば発信も大丈夫でしょう。
実際に何処かに電話を(私は手元に在るiPhone)掛けてテストしてみると〜
何事も無かったかの様にフツーに掛かりました!「ほっ」(嬉しい拍子抜け)
最初、このトーン音が受話器からした時は何か変な違和感を感じました、心の中で
「コイツ!トーン語が話せる様になりやがった!中に"C-3PO"でも入ってるのか〜」
私よりも、とうの4号本人がビックリしていると思います、いきなり今まで話したことが無い、違う言葉をペラペラ話してしまう自分に…
どんな気持ちか訊いて見たいもんです。
「Hey4号!調子はどぅ?」ってね。
次に、いよいよ今まで無視され続けられていた"ガイダンス野郎"との一対一の勝負です!
結論で言うと、全く歯が立ちません「敗北」でした!手も足も出ない、話にすらなら無い!
理由は、肝心な時にインジケーターランプが消えてしまい"トーン砲"が撃てなくなるのです…このランプが消えている時は「パルス方式」に戻り「変換機」はスルーしてしまっていますので、これではただのローゼットです。
普通に知り合いとかに電話してる時は「インジケータランプ」は光ったままなのになぁ…
この時はまだ原因は不明。
「??? ナゼ消える???」
ランプを観察していると、繋がる直後まではランプが点灯しているのですが⁈
「ん〜n」コチラの攻撃を察知してシールド(防御)された?
まぁ、冗談はとりあえず置いといて、よくよくテスターを当てて調べてみると、何もしていない時は +48V、受話器を上げ相手に繋がると約+6V(ランプ点灯)になりますが、ガイダンス野郎のときは−6V(ランプは消灯)と極性が逆転します(仕様?)消灯状態では変換機は機能しません。
「そんなの聞いてないよ~」
調べると、この「±の極性」が変わってしまう理由は…
フリーダイヤル(課金)の判断?の為みたいです
これが「極性反転」と云われる状態?
この極反は日本特有との情報も…
何にせよ、これでは意味が有りません。
困りました! だ、だったら更に「±」の極性を変えれば?と…
「さぁ、どぉやって!」
単純に考えて「モーターを逆転させる」時の様に、配線を逆に繋ぎ換えれば逆転するのではないか⁈
そこで。根元のモジュラーケーブルの途中にスイッチをかまして実験…
ケーブルをその都度「ストレート⇄ロールオーバー」に替えれば良いのですが、面倒だしモタモタしてると通話が切れちゃうので、スイッチは必要と思います。
例のガイダンス時、インジケーターランプが消えたのを確認して、スイッチで切り替え逆転させると、一瞬ノイズが入りますが、ランプが点灯し出しました「おぉ!成功なのか〜⁈」
✋因みに、スイッチは、セレクターっぽいロータリースイッチを使いましたが、6Pトグル(ON-ON)でも勿論OK!
✋✋実はですが、スイッチの配線をしテスト後、本体とスイッチを一つのケースに組み込もうと、もう少しで完成のところで!
「これ、ブリッジダイオードで行けんじゃね!」と……
気が付くのがホント遅いです、取り敢えず手動方式(ロータリースイッチ)で完成させました(汗)
一応、作っちゃたので…
そして、おそるおそるガイダンスに沿ってダイヤルを回すと"トーン音"がして進んで行けます。
ヨシヨシ ♪( ´θ`)! 順調、順調!踊れてるっ!
次は今までダイヤル式電話では物理的に不可能と考えられていた"#"と"*"についてです!
ガイダンス攻略には必須な点ですので…
” #”は、ダイヤルの「3」を指止めまで回したらそのまま約1秒停めてから離すとOK!
”*”は、ダイヤルの「2」で同様に約1秒停めて(長押し?)から離すとコレまたOK!
受話器からのトーン音に注目!ダイヤルの最後のが「#(3の長押し)」です。
※「字幕」をONにしてもらえれば恐縮です。
スゲェ度 MAX!また考えたヤツ?もスゴイです。
「スゲェ」でしょ⁈ スゲくないですか?
変換機側にはもちろんスピーカーが無いので、聞こえるトーン音は4号の受話器からです、これなら絶対に不可能と云われる「プッシュ回線にはダイヤル式の電話機は繋げれない」な事が可能になるかと⁉︎
更にこいつは”リダイヤル”もしてくれます!
同様に「1」を長押しでOK!
この長押しですが、感覚的に2秒間位をめどに指を停めた方が確実な感じです、
1秒以下だと普通の数字と認識されてしまいますので…
また、コレ全て電話線(モジュラー1本)で給電されるので追加の電力は不要なんです!!
なので、停電時でも電話線(災害時でも電柱の各線の中で一番影響の受けにくい)さえ生きていれば、使用できるかと思います(NTT加入電話の話で光電話では無理ですが!)
コンパクトでパッと見は、ただのローゼットにしか見えません、
言われなければ絶対に気が付かないでしょうね(笑)
ほんとスゴイんです。
それが3,000円程で手に入るのですから!
ダイヤル式の電話機を使いたい方や、何とか騙し騙し使っている方には、ポチる価値は有るかと!
ガイダンス界では最先端を目指している「APPLE5」もダイヤルのみでアドバイザーまで辿り着けます、もちろんiPhoneのIMEI番号もダイヤルで…(今までこんなヤツいた⁈)まぁ、最先端なので声(音声)でも認識してくれるのですが…
音声で何でも進めるのであれば、将来「パルスやトーン」などの差別(区別)も無くなるでしょうか?アドバイザーもいつかはマシンだけになってたりして…
APPLE5の方も、まさか50年前のダイヤル式電話機で掛けて来ているとは思うまい(笑)
✋大余談(APPLE5を知らない方に)
信じられませんが「APPLE5」を知らないオペレーターもいらっしゃいます。
ちなみに、AppleコールセンターのTEL番号は
0120-2(A) 7(P) 7(P) 5(L) 3(E) -5ですね!
iPhone→474663
STAR-TREK→ 7827-8735と… 単なる言葉遊びです。
Appleが適当な数字を窓口の電話の代表番号にするとでも? 「Apple」では無く「アップル」?
右手の写真は、私が登録しているコールセンターの連絡先です、数字で無くアルファベットでもiPhoneは気を利かせて電話を掛けてくれますのですね。
iPhoneの連絡先にアルファベット入りの電話番号を入力する時には直接入力は出来ないので「メモ」とかの別のアプリ使ってコピペするしか無いみたい。
脱線し過ぎてしまいました、語呂合わせとかが好きなんで…つい。
✋通話が終了しましたら、先のスイッチを元に戻すのを忘れない様に、忘れると次に電話する時に「トーン音」はしないんだけど例のガイダンス(フリーダイヤル)に繋がると逆にランプが光り出すので(笑)、こだわりが無ければこのままの方が良いかもです、リダイヤルは不可になりますが…
受話器を置くと、電話機が〜
チン〜「See You」と鳴って終了です。
■ブリッジダイオード(BD)編
先のロータリースイッチは手動でスイッチングしますが、BDを使うと瞬時(自動)で切り替えてくれますし(「切り替える」と云うより「削り取る」?)、配線も簡単です、またロータリースイッチの時には最後にスイッチを戻す必要が有りましたが、BDでは全てオートマチック!
まぁ、ロータリースイッチも悪くは無いのですが…
例えるならマニュアル車とオートマ車との違いみたいなもんですかね(冷や汗)
まぁ、作っている時は楽しかったので良しとします、でもほんと遠回りしてしまいました、お恥ずかしい話です。
早速ブリッジダイオードを買いにデジット(日本橋)へ「600V 1Aのタイプ」をとりあえず適当にチョイスしました価格は50円/個! 耐圧は50V以上であれば何でも大丈夫かと…?
でもこのような(スイッチ的)使い方は初めて、ホント上手くいくのかな?
早速、ミノムシクリップで繋げてテストしたら拍子抜けする程上手く行きました!どんな場合でもインジケーターランプは光り続けます「最初から搭載しとけよ!」って話です。
ついでに、ケースを削ってモジュラージャックを付けて一体に!
後から考えるとモジュラージャックより形の違うタイプの方がジャックを挿すときに間違えなくて良かったかもです、⌀3.5のオーディオのプラグとか。
ブリッジダイオードは本体裏側の溝にハメて固定しました、両方とも厚みは3mmなのでジャストサイズ!(ボックス内のスペースは狭いので中に入れるのは難しい)ダイオードの端子は邪魔にならない様に根元を90°に曲げました。
取付けネジはトラスタッピング(太さ3mm)ですが、端子を2つ以上付けるには少し短いので長さを10mmのに変更しています。
■問題発生!「はぁ〜」
ここまで書いて何なんですが弱りました…
「ブリッジダイオード」で実験し、確認したかったのは全て発信時の案件です、また全て解決した筈!気を良くし、次はパイロットランプ(インジケーターランプは着信時は光りません)も追加しようと…
iPhoneから4号に電話を掛けて見ると呼び出し音に沿ってパイロットランプが点滅しました「良か良か」でレビューを結ぼうとしましたが何か違和感が!「呼び出し音に沿って…」ってそれはiPhoneからの音です、4号からでは有りません!パイロットランプは光っているのに…この状態で受話器を上げるとちゃんと着信していましたので、呼び鈴が鳴らないのはナゼ?
呼び鈴を鳴らすのにはダイオードはジャマなのでしょうか?イロイロ試しましたが〜ダメです。最後の最後で〜
「私、悪い事したっけ⁈」
✋追記 2021/12/03
呼び鈴がならない原因が少し分かりました、一番は「電話のベル」かと…このベルはブザーでは無くて、電磁石の力でハンマーを駆動させ鈴を直接叩いて鳴らすので、電気(電流/電圧)に変化を与えないとハンマーが振動しないからダメって事です、またそのリズム(1秒鳴って2秒止まる)もちゃんと再現したい。
でも、原因が分かっても実際どうすれば?って話です、お恥ずかしながら電子回路とか全然詳しく無いのでスマートな方法は到底無理!
イロイロと調べては「トライ&エラー」の繰り返し、何回デジット(部品屋)を往復したことか⁉︎
実はロータリースイッチの時も理屈では行けそうでも想像だけではダメで、実際ノートに絵を描いて何とかカタチになった次第です、私のCPU(脳みそ)上だけでは処理出来ないです。
まぁ、基本「結果オーライ」的な考えです、「出来そう」と思ってる内はモチベは維持出来ます、フトコロは寂しいのでアレですが!
ブリッジダイオードでDC化された電気を元のACに戻せるかを考えましたが、思い付きませんし出来たとしても「何か違う」ような気がして断念!
簡単に考えれば「「呼び鈴が鳴る時だけ(着信時)」を直に電話機に信号が行く様にすれば良い」です。
■まとめ(取り敢えず)です。
ノーマル仕様(受話器を上げてもインジケーターランプ光らない)
通常の発信は「パルス信号」になりますが、フリーダイヤルに繋がったら極性が反転するので、その時だけインジケーターランプは光りだし「トーン信号」での操作(ガイダンス)が可能になります、
デメリットは発信時は変換機がスルーされるのでリダイヤル機能が使えないくらいです、ドライバー1本あれば他に何も必要ありません。
ワタシ的にはダイヤル時にトーン音がして欲しいので、少し不満かな⁉︎
■手動(物理)スイッチ仕様
メリットは通常発着信はもちろん、フリーダイヤルでインジケータランプが消灯してもスイッチで極性を反転させる事で再点灯させれるので、ガイダンスでも対応可能です、ですのでノーマル仕様では無理だったリダイヤルや発信時のトーン音も大丈夫!
デメリットはケースの加工やスイッチへの配線をしなければなりませんので最初に手間が掛かる事です。また、いちいちランプを確認しなければならないのが面倒!まぁフリーダイヤルの時だけ注意すれば良いのですが…
それとフリーダイヤルの通話終了後にスイッチを元に戻すのも
「何だかなぁ〜」です。
■DB(ダイオードブリッジ)仕様
これはロータリースイッチ仕様のスイッチ操作を全て自動でやってくれるのが最大のメリット、コストも安価ですし配線処理も簡単です、小さいDBを選べば、本体内に収納させれますので、別でケースを用意する必要も有りません
と「パーフェクト!」かなと思ったのですが一点問題が!それは「着信時にベルが鳴らない」と云う最大のデメリットが!
(パイロットランプを追加する事により着信しているかどうかは目視で確認は可能です)
対応策としては別の電話機を「ベル専用機」として並列に繋いでおけば、音でも着信しているのかが分かるのですが「スマート」とは言い難いです。
どのタイプも「一長一短」です、ワタシ的にはDB仕様にコダワリたいのです、一度このオートを知ってしまうとねっ!
なので、何とかこのデメリット問題を解決すべくイロイロと試しはしていますが、今のところなかなか上手く行きません(汗)情報を収集中です。
解決しましたらレビューをアップデートしたいと思っておりますが、いつの事になるのやら…
■最後に
私、基本的に「レビューの視点」は設け無いのですが今回は本当に個人的にアピールしたかったので「今週のコレクション(すごい度)」を利用してのチャレンジです。
一人でも多くの方に知って頂きたいと…
(結局、騒いでいるには私くらいだったりして、だったら恥ずぅ)
■スペック
製品名:DIALOR 2.0 Plus
DESIGNED&MADE BY:100FARA
基板バージョン?:4.61
?:2TR-X19
?:201302
サイズ:49×54×21mm
重さ:28g
電源供給:電話回線(モジュラー)48V
電流:20-40mA
AliのSeller(販売者):Good Tool store Store(←Aliのリンク)
価格:2,950円
送料:無料
この電話をデザインした工業デザイナーの" 富永直樹 "氏に感謝!
彼は2006年にお亡くなりになりました、トーン語を話すようになったヤンキー4号を見て何を想うのでしょうか…
でもホントしぶといヤツ、私より長生き(現役で)してたりして!
その時の主人は一体どんな方だろう…考えると面白いね。
✋レビュー追記(フォロー)2022.02.14
■一応解決!とします(汗)
「ブリッジダイオード式では呼び鈴が鳴らない問題」
を解決するにあたり考えたのが、次の3案です。
【案1】着信中だけは交流(通常は直流)になるので、その交流信号を検出してリレーでLINE(モジュラーポート)からの信号を一時的に変換機をスルーさせる。
✋交流を検出する方法なんですが、何せ知識が無いので調べるも「良く分からん」
フォトカプラーやカレントセンサーとかあるみたいだけど使った事ないし…なのでペンディング。
【案2】呼び鈴が、鳴る時は、必ず「受話器を置いた状態」、逆に考えれば受話器を上げた時にだけ信号を変換機に通過させれば良い、その為には電話機のフックスイッチ直下に2回路のスイッチを組み込む必要がある。
✋フックスイッチまわり(本体カバー)の工作が必要!トライはしてません。
【案3】ベル(呼び鈴)だけを独立させる。
✋並列で繋げた別の電話機の呼び出し音を利用するように、ベル部だけを分離させる。
ただし、【案2】と同じく電話機にメスを入れる事になる!(この場合はハンダゴテで元に戻せるけど)
その方法ですが、下の図を見てもらえれば直ぐに分かると思います、赤色の❌(2ヶ所)をカットして、電磁ベルのコードのどちらか片方にコンデンサーを挿入し、変換機の前(LINE側寄)に並列にバイパスさせます、とこれだけです。
✋ベルのコードをカットしても電話機自体(通話/発信)には特に不具合は有りません。
この方法が一番「楽」で「安く」て「確実」な方法です、ただ電話機からモジュラーまでのコードが1本(2芯)増えるので、スマートでは無いです、もしくは1本(4芯)のケーブルを新設するかです。
ただ、この案だと電話機自体が「変換機ありき」になってしまうので個人的には…
✋全て(変換機含めて)を4号機の中に収める事も不可能では無いのですが、思っている程4号電話機の内部はタイトです、小さなコンデンサー位の部品はまだ良いのですが、変換機とかの基板部品は無理っぽいです、詰めるのであれば、もともと在る「デカいコンデンサー」を外し、その空いたスペースに小さいコンデンサーと共に「変換機」を設置すれば行けそう…
まぁ、段々と大袈裟になるので、また別の機会にでも…
そもそも何であんなに大きい金属のコンデンサーなのかが不明⁈アレ何なんすかね!
スパーク防止?複合コンデンサー?耐久性?
そのノーマルコンデンサーの値は0.9μFですが探しても見つけれなくて、フィルムの1.8μF2個を直列(計算上では0.9μF)・0.82μF・1μF・1.5μFとか適当に試しましたが、それぞれ「差」は分からなかったので、1μF前後で耐圧が100V〜であればそんなに気にしなくても良さそうです、価格は探せば100円前後であるでしょう。もちろん元々のデカいコンデンサーを使う事も可能かと思うのですが、試してみたら何故か雑音が酷くて中止しました。
まっ、結果オーライです(ダメ?)!
✋電話機内外を改造する(LINEポートに勝手に手を出す)のは…御法度⁈
「古いオキテ」があるので自己?責任です、自己で済めば良いのですが。
まぁ、光ファイバーはメタルでは無いので電気(「光」以外)は流せませんが……知らんけど!
ただ、直接電話機に電圧を別に印加するのは気持ち悪いのでしない様にしています。
また、通常の48Vでは感電まではいかないでしょうけど、着信時は交流(16Hzの80V前後になるので注意した方が良いかと…
実際100V用のパイロットランプ(ネオン管)をL1/L2に繋げると呼び出し音と同期する様に点滅します!なので実験後のコンデンサーは、電球(ナツメ球)とかを使って放電しておいた方がパーツの為にも無難です。
その後【案1】について改めて再考しました…
前記のように、変換機に来た「着信信号(交流)」をキャッチしなければなりません、良い方法はやはり浮かばず…
で、試しに交流100V用のリレーをLINEに直接繋げて着信をさせてみたが無反応…
一度諦めたのですが【3案(ベルだけを独立させる)】の時を思い出しました、あの時もLINEにベルを直接繋いだだけでは鳴らなかったけど、ベルとの間にコンデンサーを入れると鳴った事を…
電磁ベルもリレーも基本は「コイル(電磁石)⁈」でしょ?
もしかしたらと、リレーにコンデンサーを繋いで着信させると、リレーが少しですが反応しました!
正確にはネオン管の時と同じく、着信時の「呼び鈴がなるタイミング(1秒ON/2秒OFF)」に同期して駆動しています、なので
この1秒間だけを電話機に直接信号が繋がるようにすれば良い!
コンデンサーの値ですが、試した結果、2μF位がベストでした⁈この値はリレー(コイル)の大きさに比例するみたいです。
リレーにもよりますが、2μFより低い値のだと「カチッ」と決まらないし、高いと「カチッ」の音が大きくなって、呼び出し音が鳴る度に「カチカチ」聞こえてしまいます、好みですが…
✋リレーって結構イロイロと種類が有って迷います、モノによっては「ジジー」とチャタリング?が起きるのも在る、たとえ全く同じ型番のリレーでもです、アタリ/ハズレ?が存在するみたいです、値段が高いから大丈夫とも限らないみたい(もちろん普通のコンセントからの100Vだとチャタリングなどの問題は無いのですが)
この様な原因は着信の時の電圧が100Vに足ら無い(磁力がパワー不足になる)からなので、リレーのスプリング力を弱くなるように無理やり調整(改造)すれば基本解決します。
✋配線図です、ご参考になれば…
テキトーですが
リレーは、「電磁式100V3回路〜」であれば安物でもOKかと…最初は2回路で実験してましたが、どうしてもループ(一瞬通話状態になって終了)してしまうので強制的に変換機を完全にスキップさせる為だけに別で1回路が余分に必要になるからです。
コンデンサーについては電解コンデンサー以外であれば何でも良い?でしょう、200円前後くらいでした(リレーは300円位〜で有ります)
いずれも大阪「デジット/シリコンハウス」で購入。
なかなかなアクロバチックな案だと自分でも思います、ホント知識が無いがうえに思い付いた力技かと…
まっ、コレで4号電話機をボーグ化せずに済みましたしコードを繋ぐだけで使えますので、他のダイヤル式の電話機でも気軽にプッシュ化が可能になります!あくまでもアシストです。
因みに、下部分のケースは「ロータリースイッチ式」のを流用、上部には目で見て分かり易いようにガラス製の「調味料入れ」を利用(ねじ止め)、その内部に変換機以外全てを詰め込んでいます。
「ブリッジダイオードは気に入った形のが無かったので自作しちゃってます」
「変態さんいらっしゃ~い!」
今回、だいぶ勉強になりました!回路図を見ると単純(簡単)に見えますが実は結構試行錯誤した結果です、モチモノとして発表していなければここまでやら無かったかな⁈
-
購入金額
2,950円
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購入日
2021年11月23日
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購入場所
AliExpress
kaerkiさん
2021/11/25
黒装束の♀は怖いけど、なんか僕も欲しくなりました♀の黒電話。
出来る事ならもっと若い黒電話希望。
MAGNETさん
2021/11/25
え〜と、レビューの最初の方にヒント(ズバリはちょっとアレですので!)
「…ジーコジーコ」と穴に指を…
でご察し下さいませ!!ですので「ダイヤル式」は全て♀?
ホント妄想癖のたわ言です、お恥ずかしいです(汗)
プッシュは♂?スマホは?と…考えちゃいます!
コメントありがとございます♪( ´θ`)!
タコシーさん
2021/11/25
転勤して我が家も昔、草色の黒電話使っていましたよ
電話番号も当然ながらレンタルだったのか変わりました
変わった番号はどこかの会社の女子寮だったらしいんです
土曜朝になると変態電話が掛かって来て怒鳴ったことが有ります
聞きだしたらある企業の女子寮と思っていたようです
朝の九時ごろからですよ 朝から妄想電話でした....(*‘ω‘ *)
関係ない話題...失礼しました!
MAGNETさん
2021/11/25
「ここまで」ってタコシーさんには敵わないですyo!
考えて作るのは楽しくてつい凝っちゃいます(汗)
昔は「タウンページ」(昔はNTTが毎年分厚いのを各家庭に無料で配ってました)が最強の個人情報でしたし掲載するのが当たり前みたいな風潮が有りました(今では考えられ無いです)、その変態さんもそこからTEL番号を知って掛けてきたんでしょうね!なので女子寮の方も番号を変えたんだと…その番号をたまたまタコシーさんが使ったからかもです、何せ妄想癖ですので、妄想がが妄想を生んでいきます困ったもんです。