MMカートリッジ SHURE 「M24H」 1976~77発売
あるオーディオ製品通販店に「M24H」が出品されていました 所謂ジャンク品です 針は折れていましたが「M24H」聞いたことが無いカートリッジだったので序に購入してみました 後部の端子版が割れていたので断線もあるかなとは思いましたが手元に届いてチェックしたら左右とも正常でした。
(特性測定後、先ほどテスターで測ったら左側断線です 端子付近で断線?)アリャリャ!...
ダンパー 本当はカラーコーンみたいな状態かも 現在は割れています
不思議なMMカートリッジです ネット情報が少なくて詳細が不明でした 形状としてはM95シリーズやV15TYPEⅣに似てはいますが針が入りません V15TYPEⅢMR針は入りましたが出力はやや小さい
感じがします 「M24H」の詳細はアメリカのブログに在りましたので翻訳しました 以下です
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質問者
古いCD-4の4枚組レコードを再生するためのカートリッジを探すのに苦労しています。
Shure社が製造したカートリッジで、Shibataのスタイラスが付属しているもの、
もしくはShibataにアップグレードできるもののリストを教えてください。
古いカートリッジを探すのに問題はありませんが、何を探しているのかを知る必要があります。
回答
1970年代にShure社はM24Hカートリッジを製造しました。これは、クアドラフォニック再生のために作られた唯一のShure社のモデルでした。現在、M24HとN24Hの交換用スタイラスは販売しておりません。このスタイラスは、「ハイパーボリック・ロングコンタクト・チップ・ジオメトリー」を採用していました。これは、シバタのチップに非常に似ていたと思われます。Shure M24H ステレオ/クアッドラフォニック フォノカートリッジShure Brothersの待望のCD-4フォノカートリッジがついに登場しました。登場です。あらゆるディスクに対応することを強調するため、Shure社はこのモデルを「2+4」と呼んでいる。M24H」は「2+4」のステレオ&4チャンネル・カートリッジである。多くのCD-4カートリッジとは異なり多くのCD-4カートリッジは、ステレオ性能(特にオーディオ帯域でのハイレベルな追従性)に不満がある。
ShureのM24Hは、ステレオ性能(特にオーディオ帯域での高度な追従性)に不満のある多くのCDカートリッジとは異なり、V-15 Type IIIの最上位機種であるModel M95EDに匹敵するオーディオ追従性を持つカートリッジとして提供されています。M24Hは、V-15 Type IIIの上位機種であるModel M95EDに匹敵するトラッキング性能を持つカートリッジです。
M24Hは、M95EDと同様に高効率の磁気構造を持っていますが、50,000Hzの周波数特性が必要なため、巻線のインダクタンスはかなり低くなっています。また、超楕円形状のダイヤモンドスタイラスは、シューレによると、CD-4カートリッジの中で最もチップの質量が小さい(0.39ミリグラム)という。CD-4のカートリッジの中で、先端質量が最も小さい(0.39ミリグラム)。また、Shure社によると、CD-4カートリッジの中で最もチップ質量の少ない(0.39ミリグラム)双曲線チップ形状のダイヤモンドスタイラスを採用しています。M24Hは、1~1.5グラムの力でトラッキングできるように設計されています。
M24Hは、1~1.5グラム、推奨値は1.25グラムの力で追従するように設計されています。M24Hの周波数特性は、約10,000Hzまではほぼフラットで、それ以上の周波数になると上昇し、最大で約30,000Hz(CD-4のキャリア周波数)に達します。
Hz)まで上昇します。) また、コイルのインダクタンスが160ミリの低インダクタンスであるため、カートリッジの装填条件が他の製品とは多少異なる。他のシュアーのカートリッジとは多少異なります(通常、シュアーのカートリッジは400PF~500PFの負荷でフラットなレスポンスを示します)。
400~500ピコファラッドの静電容量を搭載したときにフラットなテストレスポンスを示す)とは多少異なる。
コファラドのキャパシタンスを搭載することでフラットテストレスポンスを得ることができます。) ステレオ動作ではM24Hは、ステレオで使用する場合、20KΩ~100KΩの抵抗と100~250PF静電容量を並列に接続して負荷をかけることができます。
100~250ピコファラッドの静電容量と20KΩ~100KΩの抵抗を並列に配置することができます。
CD-4の場合
CD -4サービスでは、CD -4復調器の標準的な100KΩの入力が推奨されます。
100以下のピコファラッドで並列化されています。
M24Hの外観は、M95EDに似ています。
M24Hの外観はM95EDに似ており、交換可能なスタイラスアセンブリにはスイングアウェイ式のスタイラスガードが付いています。その出力は3ミリボルト、ピーク電圧は5センチメートル毎秒。 出力はステレオと4チャンネルに対応しています。
注意)翻訳ソフトの関係で途中で切れているところもあります。
1回目...先頭部分が折れたカンチレバーに針部分を挿した状態
テンションワイヤー付きの直方体マグネット(左端)と針部(右) マグネット/ワイヤー以外は
オリジナルとは変わっています
音質的には高域が伸びているので結構さわやかな再生音ですね 低音もきちんと出ます 針の影響もあるのでしょうが、ほとんどは内部のヨークやコイルの巻線などのウエイトが大きくて針を動かしても10KHz付近は変化があまりないようです。
R-CH SWEEP波形 10KHz付近から10dB位上昇します これは針形状の関係でなく発電コイルなどの
内部状態で決まるようです 針継ぎ1回目
4回目くらい このカートリッジは50KHzまで伸びているので20KHz以上はフラットというわけにはいかないようです このカートリッジの針移植交換は、正常状態が不明でとても難解です というわけで現在は初期に戻って針を外しています 後日の宿題にしたいと思います。
M24H
■価格 25,000円
■発電方式 MM型
■出力電圧 3.0mV(5cm/sec 1kHz)
■針圧 1~1.5g
■再生周波数帯域 20-50,000Hz
■チャンネルセパレーション 22dB(1kHz)
■チャンネルバランス
■コンプライアンス
■負荷抵抗 20~100kΩ
■負荷容量
■インピーダンス
■針先 8×18μ
■自重 5.8g
■交換針 N24H
■発売 1976~77年
■販売終了 1986年頃
■備考 価格は1977年頃のもの
1979年頃には23,300円 N24H(11,000円)
1981年頃には25,300円 N24H(11,700円)
1983年頃には27,500円
1985年頃にはN24H(12,800円)
画像は一部Hi-Fi堂様ホームページよりお借りしました。
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購入金額
0円
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購入日
2021年08月頃
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購入場所
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