レビューメディア「ジグソー」

自宅に1台、複合機

テレワークが当たり前の時代に来て不便なのが、押印関連と印刷。

テレワーク用ではないのですが、自宅内オフィスに複合機を設置しました。
以前から設備や環境についてはいろいろ投資してきましたが、制作用PC・検証用PCなどはテレビと一緒でたくさんあっても困るものではないので購入に迷いがなかったのですが、仕事にしか使う用途のない各種素材や写真素材、専用機材などは、揃えるのがさすがに財布にキツかったです。

唯一、欲しくても買えなかったもの──。
それが複合機。

オフィスの中に必須ともいえる、この複合機だけが、高価だし置くスペースにも困るしで全く手が出せませんでした。そりゃ普通の家庭の部屋に、デンっと複合機があればおかしいですね。

仕事では家庭用インクジェットのプリンタがあれば一応充分なのですが、タブレットの無い当時は紙に印刷しなければ仕事が進まないこともあったし、デザインの仕事ではカンプ印刷が必要になります。
またコピーだけなら当時でもコンビニでできるのですが、極秘扱いの資料などの印刷やスキャンなどはさすがに怖すぎ。
知り合いのところにいって借りることもあったのですが、そんなこともあって僕は「複合機様」と呼んだものでした。

時代が変わって。
そんな複合機様も格安になられて、いまでは当時の20分の1の金額、庶民にも手が出せる金額になりました。
 
 


というわけで、やってきました、複合機様。
いや、今なら言える。この複合機野郎!

これで自宅でコピーやスキャンに、テキスト資料の印刷と、仕事が楽になります。FAX はあんま使うことないでしょうね。
そしてだんだんと快適になってくる自宅のが逆に怖いけど。
 
 

 
付属はマニュアルとCDに入ったデバイスドライバ、電源ケーブルに、電話線。

ちなみにウチは固定電話の契約が未だしてないので、FAX だけ不可能。
まぁそこまで本格的にしなくても。
 
 

 
トナーカートリッジをセット。
憧れのカラーレーザープリンタです。

インクジェットのインクよりも使用回数も保存期間も格段に長持ちするのですが、如何せんやたら金額が高価でお財布に迷惑。
予備を購入するのに、指が震えるほどです。
 
 

 
テープを引っ張ってトナーを開放。


 
テスト印刷。
マゼンダはやっぱりどのプリンタでも表現弱いと、どうしても思ってしまう、IT 脳。
本格的なビジネス用印刷機だと、やっぱりスゴイんですかね。

写真も印刷してみたけど、エッジ利いてるし全然満足できるレベル。
フルカラーのインクジェットはすごく綺麗で表現力あるけど、滲まないように専用紙を使わないといけないから質感を出せないのがなんとも。せっかくのリアルなんだから、指触りも含めてデザインになればいいですね。

印刷カートリッジに収納する紙ですが、100円ショップにある紙よりもホームセンターなどの量販店で購入した紙の方が安価。
質も量販店で購入したやつのほうが良いし、僕は好みです。


 
電源投入。
音も静かでいいですね。

ネットワークの設定も勝手に行ってくれます。
PC端末に接続しなくてもスタンドアローンで動くので、家中のどのパソコンからも楽々印刷。
昔はPCの電源を入れてそのPCから印刷しないといけなかったのに、かなり便利になったものですね。
まぁ印刷した紙を取りにいかなきゃいけないから、結局面倒だけど・・・。
 
 

 
設定、超、楽ちん。
ネットワーク設定は自分用にカスタマイズすることができます。
有線でも無線でも接続できるので、LAN口近くに設置する必要とかもないです。

3.5インチのカラー液晶画面も、ちょっとしたゲーム機なみに綺麗に表示されます。
しかも文字が大きく、良い感じ。

 

 
無線 LAN で接続されるので、LANの口が無い場所にも設置できるので、置き場所に悩むこともありません。
オフィスだたら普通にデスクの上に、電源を確保して置いておくだけ。
 
 

 
ウチの場合はラックスペースがあるので、そこに固定。家の設計時にあらかじめ設置場所を考えておいたもので、LANケーブルやら電話線やらの口も大量に用意してあります。

スキャン用に上部の蓋を開けられるようにするため、棚のスペースを結構使います・・・。
まさか本当に複合機を置くことになるとは思ってなかったから、設計でスペースを確保して無かった。やり直したい。
複合機の上部スペース、もったいないなぁ。
場所はここじゃなくて、別のところにしたいかも。
 
 

 
UI のところで、これはさすがだと思ったスイッチ部分が、これ。
コピーを開始するボタンが「カラー」と「白黒」に分かれているんですよ!

毎回設定を忘れて、カラーを白黒で印刷したりその逆があったりとうっかりする部分なので、この入力ボタンならヒューマンエラーが減りますね。良いデザイン!

機能が満載で、スイッチも分かりやすく使いやすい。
使いこむのが楽しみです。
 
 


■キヤノン:Satera MF8570Cdw/MF8530Cdn|概要
http://cweb.canon.jp/satera/mfp/lineup/a4-color/mf8570-8530/index.html


更新: 2022/03/12

インク交換

プリンタなどの機器を継続的に使用するには消耗品の入手経路と価格の確認も必要です。
あまり売れていない製品の備品はメーカーでの生産が終了してしまうこともあるので、永く使いたいと思う製品はいろいろ考慮する必要がありますね。

 

この製品は大手メーカーなので消耗品の通販での入手はもちろん、同規格の互換品を安く入手することもできます。品質や保証に違いがあるのですが、コストのかけ方として一考することもできます。

更新: 2022/03/12
デザイン性と機能美

オフィスっぽくなるアイコン

白を基調とした単調な配色で複雑なパーツから構成されているのですが、持っているイメージが強いせいか、部屋内にあると急にオフィスっぽくなりますね。

オフィスっぽくしたい人には良いですが、出したくない人には設置場所を考えた方がいいです。

 

複雑な機械なのでディテールの情報量は多いのですが、立方体でシンプルにまとまっているので綺麗に見えますね。僕はカタチとして好き。

更新: 2022/03/12
メンテナンス性

よく考えらえた構造

数多くの印刷機を作ったメーカーなのでノウハウもあり、複雑な機構なのにメンテナンスしやすいように考えられています。メカに弱い人が困るのが内部の紙詰まりなのですが、ハッチも簡単に開くようになっており、なるべく分かりやすいようになっています。

 

レーザープリンタの特徴として交換用のカートリッジが高価で入手方法が難解なのですが、今は品番で調べて大手通販サイトで注文すれば安価で自宅に届いてしまうので、その点も安心ですね。

更新: 2022/03/12
コストパフォーマンス

効率は変わらないかも

大量に印刷する人ならまだしも、普通にプリンタとして使う人には目に見えてコスパが良いとは思えないと思います。

 

インクジェットプリンタとレーザープリンタの違いが分かっていて、なおかつ特徴を生かして使える人用だと思います。

更新: 2022/03/12
パーパスと個性

個人オフィスに1台

インクジェットプリンタよりは場所をとるけど、やっぱり印刷速度・静音性・コストとレーザープリンタは使い勝手がいいですね!

両面対応ADF(自動原稿送り装置)による両面スキャンにも対応しているので、紙資料を PDF変換でデジタルデータにして保管できるという利点もあり、家内の資料整理の仕方に革命が起きそうです。
やっぱりタブレットをメインにしたライフスタイルにシフトするのは確実というか。
家中どこからでもタブレットの操作でホームサーバーからファイルを呼び出して確認、という生活で、資料棚とか必要なくなりますね。

また複合機からボタンひとつでスキャンデータを送信もできるし、最近の IT は本当に便利になりましたね。

  • 購入金額

    194,536円

  • 購入日

    2021年01月31日

  • 購入場所

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