先日、車の12ヶ月点検を行いました。
すると、ブレーキパッドの寿命やバッテリーの劣化、タイヤの摩耗など、消耗品が一斉に交換時期を迎えていることが判明しました。
ブレーキパッドは素直に点検を実施した購入店で交換することにして、既に作業予約済みです。
タイヤについては、車用品店で安売り店との競合を煽った結果、まずまず良い値段を出してもらえたので、日程が決まり次第そちらに依頼する予定にしています。
残るバッテリーですが、点検を実施したディーラーで交換してもらうと、標準グレードで約18,000円となかなか高価です。そこで、これは自分で交換することにして、以前から次の載せ替えで選ぼうと思っていた、Panasonicの上位製品であるBlue Battery CAOSの安いものを探しました。
地元のカー用品店では2万円台後半ということでさすがに選択肢にならず、ネットショップで探したところ、ほぼ1万円で何店かが出していることが判りましたので、その中で廃バッテリー無料引き取りを実施している店舗から購入することにしました。
車の工場出荷時点での搭載バッテリーは46B24Rでした。ただ、中古車で購入した車だったのですが、私の手元に来た時点で搭載されていたのは、やや容量アップされた60B24Rでした。
同じ大きさで一般的なグレードというと55B24Rで、先代の車では何度か載せ替えた際にすべてこの大きさのものを選択してきました。しかし、Panasonic CAOSは同じ大きさで80B24Rという高性能ぶりを示しています。
コストダウンと注意喚起のために、敢えて製品の外箱にそのまま伝票を貼付した状態で届きました。廃バッテリーはこの箱にそのまま入れて送り返す形となります。
今回購入したのは、CAOSの中でもC7というシリーズです。2018年発売モデルとのことで、現時点では一応最新モデルということになります。
持ち上げるための樹脂バンドに、取扱説明書が挟まれていました。端子部に色分けされたキャップが付いているのは、極性が判りやすくて親切ですね。
「Blue Battery CAOS」というだけあり、外装は完全に青ですね。
確かにオーディオの音が変わる
取り付けは一般的なカーバッテリーの交換手順と何ら変わりはありません。
端子部に樹脂製キャップが着いていますので、取り付ける直前まで付けたままにしておけばショートさせる心配も無いでしょう。
交換時には、接続の着脱をー→+→+→-とすること、トレーの正しい位置に置き無理なく固定すること、電極のナットを締めすぎないこと程度を注意すれば問題ないでしょう。10mmのスパナ1本があれば数分で終わる作業です。実は午後からの仕事に出る少し前に到着したのですが、スパナを探すのに手間取ったものの、10分少々で一通りの作業は終わりました。
取り敢えず、交換前のバッテリーは電圧が10.46Vまで落ちていたということで、交換直後からエンジンスターターの動きが一気に軽くなりました。動作に問題はありません。
そこで仕事の行き帰りでいつも通り音楽を再生していたのですが、確かに評判通り音質は変わったと思います。
再生環境は全く大したものではありません。純正オーディオのカセットプレイヤー部に、カセット型アダプターを介してSONY NW-A16を接続し、レコードから起こした音源を中心に聴いているというものです。
ランダム再生で出てきたのは「El Condor Pasa(コンドルは飛んでいく)/ Simon & Garfunkel」だったのですが、以前と比べてアート・ガーファンクルの声が中心に浮かび上がってくるように感じられます。
さらに「Here I Am / Jason Scheff」を聴いていても、ジェイソン・シェフの声に存在感が出てきた感じがありますし、エコー成分が増量されて雰囲気が出てくるようになります。
大出力アンプを搭載したようなオーディオであればより明らかな差が出てくるのかもしれませんが、標準搭載の純正オーディオでもそれなりに効果が出たことに感心させられます。
カーバッテリーとしても、標準グレードの製品と比較して公称寿命約1.66倍、高速充電性能約1.8倍という性能の高さがありますし、他の製品よりも多少高い程度であれば積極的に選択する価値がある製品と思います。
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購入金額
10,069円
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購入日
2020年07月07日
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購入場所
楽天市場 激安カー用品 Webいち店
Silvia13Qsさん
2022/09/05
jive9821さん
2022/09/05
価格も最安ラインである上に、廃バッテリー回収が無料という
のは助かりますからね。CAOSは10月に新モデルに切り替わる
らしいですが、最安クラスを維持してくれることを期待しています。