レビューメディア「ジグソー」

ディーラーでは勧めない 修理工場が勧める 輸入車用AGMバッテリー

2012年の5月に納車されたBMW116(F20) は、いちども車載バッテリーを交換していません。

 

点検修理時の充電もしていません。

 

信頼する修理工場のオヤジさんが言うには、

 

後から調達するものよりライン装着のバッテリーは高性能だから、できるだけ長く使えとのこと。

 

ディーラーなら遅くとも2度めの車検時(納車後5年)で、ほぼ強制的に交換を促されるはず。

 

 

納車当時、いざというときのために調べておいた純正バッテリーの通販価格は38,000円

これでもたかいな〜 って感じてました。

更新: 2022/01/08
スペック

ほぼ純正品と呼んで差し支えないらしい

鉛電極を採用していた時代 充電制御のない時代

 

昭和のバイク・クルマなら バッテリーが弱ってくると 前照灯の明るさに変化が見られたり

 

警笛の音が小さくなったり 時にはウィンカー動作が不安定になったり

 

セルモーターの音が変化したり

 

運転者が気づくことができる兆候がありました。

 

しかし電極がカルシウム合金となってから、電解液に鉛が溶け出すことも無いようで

 

スポイトの中に浮沈子のようなものを入れた検査機はつかえなくなりました。

 

そもそもAGMと呼ばれる、電解液の代わりにゲル状のそれを仕込んだバッテリーには

 

液補充という概念も無いし、点検口もありません。

 

 

アルカリ乾電池の様に、突然死するのが 

 

カルシウム合金採用バッテリーであり、AGMバッテリーだと聞いております。

 

(だからディーラーも、早め早めの交換を促すんでしょう)

 

 

アイドリングストップ機能を持つクルマの場合は、その作動頻度でバッテリーの状態を

 

推し量ることが可能だと思います。

 

もちろん水温も外気温も低くなる厳寒期はアイドリングストップしづらくなり

 

春〜夏のエアコン不使用時にはアイドリングストップ機能が頻繁に働くことになりますが

 

目安にはなると思うんです。 (オイルの粘度も影響します)

 

 

そろそろ10年を迎える愛車。

 

週に一度の買い出し用途  

 

コロナ禍でドライブ旅行は延期中 これでは冬場のアイドリングストップは停止状態。

 

そのうえ、エンジンコントロール警告灯の誤作動が頻発。

 

かといってエンジンそのものの調子は悪くない

 

 

これは車載バッテリーの電圧低下 不安定化が原因かも? 

 

15年を目安に このクルマを愛用しようと考えているのですが 

 

流石に最後までバッテリー未交換とはいかないと想像するにつけ

 

今が替えどきかな と考えるに至りました。

 

改めて価格を調べてみると

 

 

え! かつて38,000円だった純正バッテリーは54,000円に値上がりしてたよ。

円安と海外の物価の上昇を折り込むと、妥当な値上がりかもしれないけど 高いな〜。

 

 

類似した社外品を探してみると、ボッシュやバルタ それにデルコアという聞き慣れない会社の

プラチナバッテリーと言う製品が見つかりました。

 

修理工場が言うには、デルコアは、ほぼ純正品 信頼できるよとのこと。

アメリカ本社が韓国に大規模な工場を建設して ワールドワイドに展開している

非常にシェアの大きなバッテリー会社らしい。

バルタは ここのOEMらしい。

保証も2年あるらしい。

とのことで おまかせすることにしました。

 

 

サイズは純正と全く同じ リアラゲッジ内に収まります。 80Ah800Aの大容量

重さは約30キロ 自分で交換するには腰が心配

電源を落としてしまうと 車載コンピューターが文句を言い出します。

それも面倒なので おまかせすることになるのよね。

 

 

 

更新: 2022/01/08
使用感

色んな意味で なんも変わらんかった

 

年末の忙しい時期に交換に応じてくれた修理工場には感謝していますが

搭載前に予備充電をしてくれなかったようで、アイドリングストップ機能は働かず。

念の為と思い お正月に150キロほど郊外を走った後、無事にアイドリングストップ

をするようになりました。

 

 

もとよりエンジンそのものの調子 灯火類の様子 セルモーターの様子

警告灯以外に不具合は無かったのですが

バッテリー交換後 何も変化しません。

ふつ〜です。

そして、懸案の警告灯は 今も不安定のまま。

解消するためにはご無沙汰しているディーラーに赴くしか無いみたい。 トホホです。

 

 

自動ブレーキなど予防安全技術は不搭載 クルーズコントロールもなし

でも まだまだ乗るつもり 気に入ってるし。

ただ警告灯は気になるわ。 

 

バッテリーの通販価格は23,000円前後のようですが

交換・廃棄・PC診断・引取納車などをまとめて依頼したあとの支払金額は4万円強。

DIYできる人は それがオススメ。

  • 購入金額

    22,338円

  • 購入日

    2021年12月20日

  • 購入場所

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • タコシーさん

    2022/01/09

    私も6月のディーラー点検でバッテリーが弱っていますねと言われて
    10月ごろオートアールズで交換しました バッテリーが突然死するのって
    バッテリー液が違うの? ゼリー状みたいなものなんですかね
    いやあバッテリー大丈夫なんだけどと思っていても昔のものとは
    違うんですね。
    でも54000円のバッテリーは高いですね 今、EVのバッテリーが騒がれていますけどね
  • フェレンギさん

    2022/01/09

    おはようございます

    私が知っている限りでは 電解液は同じなんですが 

    電極にメッキ(多分)されているカルシウム合金が、一気に崩壊するのが今のバッテリー

    昔は鉛電極で それは徐々に剥がれ落ちる だから 電解液の濃度をチェックすることで

    おおよその寿命を知ることができた

    ということらしいです。

    ゼリー状の電解液を採用しているバッテリーは トランク内(リアシート下)など

    万が一にもガスが室内に漏れ出す可能性がある車種には 随分昔から採用されてます。

    マツダロードスターは 初期モデルからそうだったので 昭和のあの時代ですら

    2〜3万円の請求があったと記憶してます。

    国産車でも アイドリングストップ機能付きのクルマだと 5万円弱する って聞いてます

    あと原付きのバッテリーも2万円弱するらしいです

    電池 高いね

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