audio-tecknica MCカートリッジ AT-33E
オーディオテクニカのMCカートリッジです 針折れ品でしたがコイルが断線してないものに
あたりました 今まで2個くらいは入手しましたがコイル断線で諦めざるをえませんでした
発売は1981-4 で当時価格は35000円でした 針は楕円針で針先 0.2×0.7mil です。
針補修後です
交換した針は偶然?JUNK箱にあった接合丸針を付けました ;^^;
ダンパーが若干弱くなっているようでmax2.5g位かも、画像は1.5g時ですが良好です カンチレバーが、やや長いのでその影響もありますかね
オリジナルカンチレバーは金蒸着ベリリウム・テーパード・カンチレバーですがアルミカンチレバーに為っています アルミは高域が出やすい傾向にあるようです。
ボディはアルミのダイカストか削りだし?でしょう...再生音に影響します
■価格 35,000円
■発電方式 MC型
■出力電圧 0.4mV/1kHz 5cm/sec
■針圧 1.2~1.8g(最適 1.5g)
■再生周波数帯域 15-50,000Hz
■チャンネルセパレーション 30dB/1kHz
■チャンネルバランス ±0.5dB以下/1kHz
■コンプライアンス 10×10-6cm/dyne
■内部抵抗 17Ω
■負荷容量
■針先 0.2×0.7mil楕円
■自重 6.8g
■交換針 21,000円で新品と交換
■発売 1981年4月
■販売終了 年頃
■備考 価格は1981年頃のもの
正式名称はAT33E
AT-34EⅡの単体化モデル
基本的にボディ以外はAT-34EⅡと同一
金蒸着ベリリウム・テーパード・カンチレバー
資料はヘッドフォンデーターベースさんからコピーしました
入手時の画像(ケースも付いていました)
小さいネジ2本を外すと針側のカバーが外れますので、針が折れて内部を弄る人がいて
コイルを断線してしまうようです。
AT-33Eはカバーを除いてケース周囲は銀色ですが33MLは全体に金色でグレードの差を付けています
両方とも周囲に細かい模様が入っています
コイル断線を確認中...形が有っても断線では意味無いですからね
下記のSweep波形は今回のカートリッジと私のオーディオ環境に拠りますので正規なものでは有りません 参考程度にお考えください。
【試聴の結果】
33Eは元気なカートリッジの部類です これとは別に以前補修したAT-33MLは分離が良く、歪みが少ないですが, 今回のカートリッジ33E(実際は丸針なので33Sになりますが)はボーカルもハイハットなどもMLより元気よく鳴ります 33MLは上品さと静かさ、楽器間の分離、ボーカルのしっとり感が良好ですが、33E(33S?)は渾然一体?はオーバーとしてもややそのように再生されます ボーカルも33MLと比べてやや歪みが感じられます しっとり感、清涼感なら33ML, ガッツな再生音を求めるなら33Eってことだと思います 今回、あべ静江の【みずいろの手紙】を聴いて、33MLの実力をしっかり感じました 声の透明感、余韻には今更ながら驚きました 比べて聴いてみないと判らないものです。
33MLと比較して33Eは低音がやや強く出るようです(元気な音?)MLは端正、33Eはドンシャリってことですかね。
AD-1 ピンクノイズ再生(R-CH) ピンクノイズは周波数が10倍高くなると-10dBとなります
SWEEP波形と同じように高域が上がっていますね
-
購入金額
0円
-
購入日
2019年08月頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。