沢山ある中のJunk③ フォノカートリッジ AKG「P6R」 其の2
ジャンクシリーズの③番手です AKG P6R です 此方は最初に購入したのですが左右断線でした 断線が何処なのか内部をこじり開けてみました。此れくらいしか楽しみ?がありません 結構高価な楽しみです。
針カバーを上げたところですが、針先は抜け落ちて飛んでいました オリジナルではカンチレバーに穴を開けて針を差し込んでいたようで、接着は無いようです
白く見える金属部はアルミ?製です 針の根元にゴムダンパーが見えます
ベース部分は勘合で手では外れませんでした プラスチック工作技術が当時としては高度です
何処で断線してるのかと見ましたが下画像端子部では切れていなくて、コイル部側でした カンチレバーはアルミ製ですが、その根元はパーマロイ製で針先の振動でパーマロイ管が振動して磁力線を振動させ4つあるコイルを発電させるようです。
コイル:本体部分です 細い線はアース線でアルミケースのアースを取っています
蓋部分の丸いものはマグネットです 鉄心つきのコイルを4個配置して丸鉄板で固めてマグネットと接触させているようです その4つのコイル真ん中にカンチレバーが挿されるわけです
↓ 針の差込部 中に4本のコイルの鉄芯が見えます 鉄芯間にカンチレバー先のパーマロイ筒が入り
レコード針の振動で磁束が変化してコイルが起電します。
針の反対側は上画像のハウジングに収まります 筒状のものがパーマロイですね
緑色のパーマロイ部分(実際は真鍮色)はコイル間に位置すると思います MI型と言えるのかは疑問ですがパーマロイは鉄とニッケルの合金なのでアイアンとも言えますが...透磁率の大きな金属です 磁石が無いと音楽は聴けないということになりそうです...蓄音機?
2台分です....(~_~;) 両方断線...P6Rは断線が多いのかな...
例のテトラパックでビニタイで縛られて送られてきました テープで止めてありましたが。
2個集めましたが2個とも全て断線でした このカートリッジのコイルの線材が細すぎるのもありますが、カンチレバーのパーマロイがコイル鉄心に干渉するのか、レコードを聴く時に針の上げ下げでコイル鉄心に触るのか、その辺りは不明ですが、断線が多いんじゃないでしょうか?
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購入金額
0円
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購入日
2019年頃
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購入場所
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