お仕事用のノートパソコンは支給されたもので、Panasonicなものです。
SSD搭載されておりメモリ容量もソコソコあるのでシステム開発者のパソコンとしては十分なスペックではあります。
しかし、リモートワークになりイヤホンもしくはヘッドホンを常に付ける日常になりました。
支給されたノートパソコンにあるイヤホンジャックに繋ぐとですね・・・出るんです。
ジーやピーという音が出るノイズ・・・。時々FMラジオ?も入ってきます。
常にイヤホンジャックを使っているので、なんとかしたい。
そんな思いで2年経過したある日。
この製品に出会いました。
気分的には半信半疑。
ノイズが出なくなったら儲けもの。
ノイズを抑制する製品って〇万円するんだもの・・・。
そんな感じでポチリました。
購入したものは第3ロット
付属品は、説明書、USB to DC5V プラグ電源ケーブル、スポンジ足(4個) となる。
外部電源は使用せずPCからの電源供給でも動作する。
PCからの電源使用時はINIスイッチ側へ。
外部電源使用時はEXTスイッチ側へ。
正面(INI時)
正面(EXT時)
背面(USB-IN:PCへ接続、USB-OUT:USB DACへ接続、EXT-IN:外部供給USB電源へ接続)
背面上部(接続端子が少しはみ出ているが、一応奥まで挿している。)
ノイズ対策品として確実に効果が出るしコスパ良し
冒頭でも述べていますが、ノイズを抑制する製品って〇万円します。(製品によって値段が格段と変わります)
そもそも抑制されたかどうかの可視化が一般ユーザーにはされていないので比較がしにくい、効果を伝えにくいというのもあります。
この手の製品は高価ですし、人によって細かい音の感じ方は異なるでしょうし、おまじないやオカルト的な製品分野に近いところがあります。
ノイズ抑制するに当たり、電源ノイズを抑制するもの、ケーブルからのノイズを抑制するもの、音源ソースからそもそも抑制するものなど多方面で種類があり、正直・・・沼です。
この製品は USB からの電源ノイズを抑制するもので、USB DAC などを繋ぐ場合に限定したものになります。
オーディオスペクトラムの波形について詳しく理解しておりませんが、製品使用比較のため下記条件で可視化してみました。
・ノイズ取得のため無音状態で30秒間録音(同時録音ではなく、順番に録音している)
・30秒間の録音データでのピーク時を可視化
赤:製品未使用時、青:製品使用時(EXT)
赤と青を比較すると100~10kまでのノイズを大きく抑制出来たことがわかります。
補足しますとdb値は騒音値ですが、ー20dB毎に1/10倍の大きさに変わるそうです。つまり100~10kの帯域は赤から青の比較で最大1/100くらいの音量に下がったことになります。
全体的にノイズが減衰しているように見えるため、音楽など常に音が出ている状態で聴いていると多少変化があるかもしれません。
といっても外部要因の電源ノイズをカットしているので、サウンドデバイスからの音をカットしているわけではないところに認識の注意が必要です。
高価で高性能なノイズ対策製品には勝てないと思いますが、安価で導入可能というところがこの製品の魅力だと感じます。
私自身の感覚(感想)としては、ノイズ以外に高音の角が丸くなったような感じ、まろやかになったような感じがします。
Amazonレビューでも似たようなコメントが見受けられます。
この製品にUSBサウンドカード(無名中華品)をつけて音を聞く限りでは、ジーやピーというノイズ音、FMラジオ?の音がなくなり無音に近い状態になりました。
リモートワークでイヤホンやヘッドホンを使用しており会議音声などを集中して聞きたい時など、安価で手軽にノイズ除去出来るため、とても優れた品であると言えます。
どなたかが、安いマイクを使っていて発言時の尖った音も多少まろやかにしてくれるはずです。
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購入金額
3,430円
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購入日
2022年05月24日
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購入場所
Amazon.co.jp
まこりんさん
2022/11/10
PC側の問題ですかねぇ。
ふと思ったけど、Bluetboothトランスミッターってどうなんでしょうね?
PCからBluetbooth接続でトランスミッターへ。
↓
トランスミッターからイヤホンジャックでイヤホンもしくはヘッドホン。
かもみーるさん
2022/11/10
うちの場合、PC → イヤホンケーブル → アンプ → イヤホンケーブル → ヘッドホンという繋ぎ方しているので、アンプ側でノイズが増幅されている感じです。
もうちょっと具体的に言うと以下製品の音源ミキサー(アンプ)で音を混ぜてます。
Roland M-10MX
これだと仕事用PCで会議中でも、私用PCでのテレビ音も流せるという・・・私用PCでYOUTUBE見ていても、仕事用PCからのTeamsチャットの音で気がつくとか・・・。
あくまで例えです。。。
私用PCはBluetooth5.0で送信してBluetoothレシーバー → 音源ミキサーへ繋げています。Bluetooth5.0だとSBCコーデックでも特に遅延は感じないですね。
以降は持論です。色々なご意見はあると思います。単に知識不足ということもあります。恐らくZigsow内の他のメンバーさんの方が詳しいのでは?と思います。
私が把握している限りの以下がノイズに関わる場所と思っています。
・電源ライン
・オーディオケーブル
・アンプ(ノイズ増幅)
基本的にデジタルのものは通常ノイズは入らないです。入るのであれば電源ノイズが原因なことが多いはず。超安価な中華製品は主にこれが原因と思うので電源ラインによっては良い方向へ化ける。
電源ノイズを抜きに考えて、オーディオソース側のノイズとしてはアナログ→デジタル、デジタル→アナログへ変換したときにノイズが混入する可能性があります。
あくまで混入でありD/Aコンバーターからノイズを出すことは通常無いそうです。
どちらかというと変換する場所よりノイズ未対策品のアナログケーブルがモロに影響を受けます。
PC → Bluetoothトランスミッターはデジタル。トランスミッター → イヤホンジャックからアナログになるので、イヤホンジャックからイヤホン or ヘッドホンを繋ぐケーブルが長いとか品質が悪いとそこでノイズが入ることになります。
あとは途中でアナログ入力のアンプなどが入るとノイズを増幅させるのでノイズの音量が上がります。
個人の見解ですが、目的の音以外は全てノイズという定義になると思います。
そのノイズをどこまで許容出来るのか個々で変わりますが、ノイズ対策もオーディオ沼の一部だと思うので、極めようとすると金銭面で大変なことになります。
かもみーるさん
2022/11/10
欠損部だけ無音になったり、前の音で補完して間延びさせてみたりなどが考えられます。大体は無音になる感じでしょうか。アナログ音源や無線ではなく有線接続では出てた本来の音が出ていない状態になります。
またBluetoothでの通信不調の場合、プロトコルのデータブロック部の一部が破損扱いになると思うので、その部分を無音にされて一瞬途切れたよう音になると思います。
デジタルノイズの混入について電源ノイズによる機器制御の誤動作、Bluetooth通信の場合はWiFIの2.4GHz電波の方が強いので、電波競合で打ち消されてBluetooth通信が欠損することもありえます。
WiFIルーターの電波レベルを下げるとBluetoothが改善することもあります・・・が、マンションなど家が密集しているところでは皆が電波(2.4GHz帯)MAX状態なので自分が下げても改善しないこともあります。
ノイズ知識だけで長文になってしまうので、沼です。
かもみーるさん
2022/11/10
下記製品を使って安価でグラウンドループノイズ除去が可能(中華品より確実)。でもオーディオソース側に直接つけるので、明らかに音が変わる。常時雑音がひどい機器につけると多少マシになる。(うちはインターホンの外部出力スピーカー側につけている)
ST-32使用ヘッドホン出力⇔ライン入力昇圧トランスキット
まこりんさん
2022/11/10
そして、タイムリーに昨日見ていたスマートニュースの記事で「マルチポイント接続」ってのを知りました。「マルチペアリング」は知っていたのですが、「マルチポイント接続」は知らなかったです。
僕は2台のスマホ(個人用と会社用)を同じイヤホンで使いたいなぁと思って考えてるところです。
これなら完全デジタルでできる?
既にご存じかもしれませんが、参考までに。
●完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 5」レビュー 2万円を切る価格でハイエンドモデル同様のANCとマルチポイント接続を実現
https://share.smartnews.com/ssUz3
●【マルチポイントとは?】イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンがメリットや使い方、おすすめ製品をご紹介
https://www.e-earphone.jp/ex/contents/feature/23046/multi...
かもみーるさん
2022/11/10
「マルチポイント接続」は知らなかったです。
BT 5.2 くらいからの共通実装なのかな?それともチップ固有機能なのかな。もうちょっと調べないとわからないなぁ。
でも「音を混ぜる」意味ではそーいうことですね!
気になるとしたら、音を混ぜる際に音量を一定に調整したり、逆に一方の音だけ大きくしたりなどの機能があったら最高ですね。音を混ぜると音量の差が出てきますので。
Bluetoothの使用周波数をWiFiと同じではなく専用周波数へと変更になれば、完全デジタル化も夢では無いかもですね。
電波の法整備の兼ね合いもありますし、10~20年後とかでしょうか・・・。
かもみーるさん
2022/11/11
多分 BT 5.x 系統の拡張実装でしょうか。SONY の LinkBuds S が "2022年11月17日マルチポイント対応予定"としているので、ファームウェア更新で実装されるものと判断します。
機能実装するにあたりプロトコルだとかフレームワークなどの根幹は用意されていると思われますが、各メーカーがファームウェアとして作り込む必要があるものだったら、他社製品との接続の互換性とかが少し気になります。