レビューメディア「ジグソー」

Micron製3D TLC NANDを採用したSATA SSD

2020年の後半に、ひたすら買いそろえていた1TBクラスSATA SSD。

 

元々昨夏HDDの論理障害が発生した時に、レスキューしたデータに関して別のHDDに移すのではなく、これを機に、長期保管データの保存先をHDD⇒SSDに変更しようと始めたムーブ。

 

その時点で、4TB級のSSDの価格が充分安かったなら、現在HDDで構成されているPCの内蔵データドライブを、HDDからSSDに換えて増設する方向に行ったと思うが、まだSSDは高額で1TBクラスしか手が届かなかった。

 

そこで、お金に余裕が出来たタイミングで、その時安い1TBクラスSATA SSDを購入、合わせてUSB3.0インターフェースのHDD/SSDケースを購入してそれに入れて、使用頻度の低いデータを逃がし、大容量USBメモリのような「長期保管データ倉庫」を造ることにしたわけ。

 

トんだHDDの替わりなので、トラブルのウワサがあるメーカー・ブランドや、cybercatトラウマ系ブランドは避けはしているが、特にメーカーは固定せず、昨年末のKIOXIAのレビューで触れたとおり、信頼がおけると思っているメーカーのSSDが「1万1千円超えると原則購入せず、1万円台だと購入検討、大1切りだと即購入」というルールで揃えてきたのだが(さらに言うなら転送速度落ちが少ないDRAMキャッシュ搭載のものを選択)、このときは原則毎週金曜に行われている「TSUKUMOバーチャルショッピング(仮)」の対象商品で、ノベルティも良かったので、少々上記ルールを逸脱していたが購入したもの。

 

今回のムーブでの、4メーカー目となった「1TBクラスSATA SSD」は、Crucial (クルーシャル) の上級ラインMX500 SSDの1TB版、CT1000MX500SSD1/JP

一部並行輸入品も出回っているが、本品は5年保証の正規代理店モノ
一部並行輸入品も出回っているが、本品は5年保証の正規代理店モノ

 

Crucialは、メモリおよびストレージの大手Micron Technologyのブランド。自分としては特に悪印象がないメーカーで、評判も悪くない。若干発売が古い(シリーズとして2018年1月発売開始、1TB版は同年10月追加)ものの、今回購入検証してみた。

 

このSSDの特徴(アピールポイント)は、

・(当然)Micron製の3D TLC NANDを採用

・1GBのDDR3L規格DRAMキャッシュ登載

・(国内正規品の場合)5年の長期保証

と言う感じ。QLC採用の安価SSDより信頼性が高いし、DRAMキャッシュレスの低価格ラインに比べるとスピードの落ちがない。また5年保証は安心。

 

一方、若干古めの機種なので、スピードは2020年末の時点での「最上位」ではないこと、5年保証の割りには少なめのTBW(総書込みバイト量)360というあたりがネガポイントか。

 

ただ、スピードは起動ドライブでもないUSB接続外付けSSDなので、ソコソコで良いし、総書込みバイト量が少なめとは言っても360TBWもあれば、「5年間1日当たり197GBの書込を行った時に5年目で寿命が終わる」計算なわけで、使用頻度の低いデータの「保管庫」なら1日197GBもコンスタントに書き込み続けるわけないし。

 

あとこの製品の特徴としてあげられるのは、最近のSSDでは珍しく、7mm⇒9.5mm変換スペーサーがついていること。以前SSD出始めの頃は、2.5インチ⇒3.5インチ変換金具や取り付け用のねじが付属しているものが多く、その後厚さが7mmになったときには7mm⇒9.5mm変換スペーサーが添付されていたが、最近ではHDD取付位置につけることも少なくなり、7mm厚が定着したので、箱に部材としてはSSDだけが入っているものがほとんど。添付品としては、説明書・保証書やユーティリティソフトのダウンロードコードが入っているくらい...というのが多くなってきたが、そこは2018年発売品ならではか?

7mm⇒9.5mm変換スペーサー、久しぶりに見たワ
7mm⇒9.5mm変換スペーサー、久しぶりに見たワ

 

いつものケースに入れて検証
いつものケースに入れて検証

 

cybercat定番のORICOのケースに入れて、PCフロントベイに積んだインターフェースベイアクセサリ

のUSB3.0ポート経由で計測した速度はこんなモン。

三重県産NANDのSanDisk-WD、KIOXIAとは良い勝負
三重県産NANDのSanDisk-WD、KIOXIAとは良い勝負(USB3.0接続

 

他の1TBクラスSSDとの比較はこんなモン。

今までの3機種は傾向が似ていたが、本品は結構異なる
USB3.0接続での検証結果は、今までの3機種は傾向が似ていたが、本品は結構異なる

 

この半年で検証した4機種、いずれもSATA接続のシーケンシャルリードが500MB/s台中盤、同ライトが500MB/s台前半~中盤と、公称スピードが「同クラス」で、いずれもDRAMキャッシュを持つ上級ラインのSSDだったが、同じメモリ工場のNAND採用でいわば姻戚関係にあって、概ね似た傾向だったSanDisk、WD、KIOXIAと、MicronのNANDを採用した本品は明確に傾向が異なる。

 

面白いのは単純に速い/遅い、もしくはこっちはリードが速くてこっちはライトが速い...などの状態ではなくて、このMX500は他の3機種と比べて、シーケンシャルのリードは遅くライトは速いが、ランダムになると逆にリードが速くてライトが気持ち遅め...という結果。

 

ま、体感的にはカワラン(もしくは「ワカラン」)のですがw

アルミボディと洒落たラベルで見た目の高級感は高い
アルミボディとメタリックな洒落たラベルで見た目の高級感は高い

 

【CT1000MX500SSD1/JP仕様】

容量:1TB
フォームファクター:2.5インチ、7mm厚
メモリの種類:Micron 3D TLC
インターフェース:SATA 6Gbps(SATA 3Gbps対応)
SSDコントローラ:Silicon Motion SM2258(Micronカスタムファームウェア)
読込速度:最大 560MB/s
書込速度:最大 510MB/s
4KB ランダム読込:95,000 IOPS
4KB ランダム書込:90,000 IOPS
MTTF:180万時間
耐久性:総書込容量(TBW)360TB
動作温度:0~70℃
対応ソフトウェア:Acronis True Image for Crucial、Crucial Storage Executive
付属品:9.5mmスペーサー、インストールガイド
保証期間:5年(制限付保証)

 

代理店Askの製品紹介ページMX500シリーズ

更新: 2021/01/13
コストパフォーマンス

結構古いSSDと考えたら、なかなか値が下がらない

ただ「チョイ高安定」で、WDなどが結構値動きが激しい中、ここ半年くらいは11,000円内外でほぼ固定されており、タイミングによっては他より安い場合がある。

  • 購入金額

    11,480円

  • 購入日

    2020年12月11日

  • 購入場所

    ツクモネットショップ(TSUKUMOバーチャルショッピング(仮))

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • kensanさん

    01/13

    現在10,000円後半の価格ですが、下げどまりですね。私も4台ほど1TBを使用しています。S社と違い偽物がないのが安心かと思っています。
  • cybercatさん

    01/13

    そうですね。11,000円チョイギリから下がりませんね~。良いSSDなんですけれど。

    奇しくもkensanさんの同容量のBX500のレビューと並ぶことになったので、CDMがUSB接続であることを強調しましたw

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