初めてのハイエンドマザーで開封時少し緊張しました
CPU: Ryzen5 1600X
メモリ: CMK16GX4M2A2666C16
SSD: Q300 HDTS848AZSTA
GPU: GTX1060-O6G-9GBPS
電源: SSR-550RMS
ケース: SST-GD09B
CPUクーラー: NH-U9S + NM-AM4-UxS mounting-kit
Fatal1tyシリーズらしいカラーリング
もう結構前から出ているこのシリーズですが,赤と黒という王道の色合いがとてもかっこいいです.
また,リセットスイッチのような細々したパーツが少し凝った見た目になっているのが憎いです
これは気休めだと思っては居てもPCIeスロットが金属カバーで覆われていると安心感があります.
拡張性抜群
ATXマザーでWiFiやBluetoothを搭載しているとそれだけでハイエンド感がありますが,単体でBluetoothを使用できるというのはかなりメリットかなと使ってみて感じました.もちろんWindows10になってからドライバ周りが簡単になり,Bluetoothのアダプタを挿すだけで認識はしてくれるのですが,そのためにUSBを一つ占有するとか,そういったことが無いのがありがたいです.
また,WiFiのアンテナなのですが,当初無線LANを使用する予定が無かったため外していましたがBluetoothの感度に著しく影響が出ました.取り付けると治ったので,WiFiアンテナとなってはいますがBluetoothのみ使われる方も取り付けた方が良さそうです.
拡張スロットもしっかりと
* PCIe x16 ×3
* PCIe x1 ×2
という構成になっており,必要十分という感じがあります.2-Way SLIやCross Fireにも十分使える構成であり,このあたりの拡張性はRyzenを使う限りこれ以上のものはないでしょう.
またM.2スロット2つに加えてSATA3端子も豊富でストレージ周りで困ることは無いかと思われます.
今回は予算と容量の兼ね合いでSATA SSDにしましたが,お金がたまればいずれNVMeに積み替えたいと考えています.
反面,背面のIOパネルはかなり必要最低限でまとまっています.
Ryzenに内蔵GPUがないためとはいえ,スカスカの状態です.もう少しUSB3.0の端子が欲しかったところです.
フロントIOのピンの挿しにくさ
ASUSのQ-ConnectorやGIGABYTEのG-Connectorなどはこれまでそれほどハイエンド出ないマザーボードにも搭載されてきており,こういったフロントパネルから伸びる種々のピンについて最近は悩まされたことが無かったのですが,この製品はハイエンドであるにも関わらずそういった便利な補助ツールがありません.
狭いケースで頑張って組んだことも一因なのですが,そういった細かいツールコンポーネントについてもっとしっかりとユーザフレンドリーになって欲しいと感じました.一応はハイエンドモデル,玄人向けと言うことでそういったものを排除しているのかも知れませんが,ドライバやユーティリティのインストールディスクよりはそっちの方が良いのではないかなと思います.
UEFIの設定は特に不自由なく行うことができ,簡単にWindowsインストールまでこぎ着けました.デフォルトでは1秒しかキー待ち受け時間がありませんが,連打していれば問題ないので特に不自由しませんでした.
不安定さを感じさせない
当初はメモリが2133MHzで認識されていましたが,XMP Profileを選択するだけで簡単に2666MHzで認識してくれたのはありがたかったです.OCのための項目が非常に豊富で,それほどコアなOCerでない自分にとっては使い切れそうにありませんが,今後設定できなくて困ることも無さそうに思います.
今のところ一度も電圧が不安定になったり,BSoDが出たりもなく,至って平和です.
ハイエンドらしい拡張性
デフォルトで備えているインターフェースが豊富で,必要なものを全て抑えた上でハイエンドユーザに必要な要素を揃えてきています.OCをする人にも,しない人にも扱うことは難しくないマザーボードでしょう.
近年重量化が続いているGPUのための金属カバー付きスロットや,冷却ファンが当たりやすい位置に配置されたM.2スロットなど,最近のトレンドがしっかり抑えられています.
あと一歩のところも多い
例えば背面の絶妙なスカスカさ,フロントIO用の各種ピンが非常に差しづらいなど,全般的にもう少しならなかったのかという内容が所々にあります.
5GbpsのNICなど通常買えば高いパーツもデフォルトで付いており,全般的な魅力は高いのですが,こういった細かい点が逆に目立ってしまいます.
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購入金額
0円
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購入日
2017年12月25日
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購入場所
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