はっきり言って信頼性が謎な廉価SSDでRAID0とかなかなかリスキー（単純に片方が壊れたらデータ死ぬので信頼性半分）なので、あくまでゲームクライアント等消えてもすぐDLしなおせるが速度は欲しい用と割り切る。今回使用したマザーは外部RAIDチップを搭載しているのでRAIDからのブートだと起動遅くなるし。

というわけで使用したマザーはド級マザーのASRock Z87 Extreme11/ac。コイツはオンボードにLSIのSAS3008を搭載している。せっかくなのでそちらを使う。まあ16ポート中の2ポートしか使ってないとか贅沢すぎるが。

マザー側のUEFIでSAS3008からのブートを可能な設定にすると、起動時にSAS3008設定画面に行く入力待機画面が出るようになるのでそちらで設定。設定完了後はブート不可に戻してしまえば起動時間への影響はない。

さあ4980円×2でどうなるか、ベンチ回すよ！

通常のシーケンシャルリードは666MB/sと1.3倍程度だが、Q32T1ならなんと1000MB/sをオーバー。倍近い。4980円2個でこのシーケンシャルはさすが安物でもSSD。

ちなみにこちらは参考用の単発。ライト系も安定して上がっているが、一部ランダム系は下がっている。がまあRAIDって癖あるしね。

これにクライアント容量の大きいTERAなどロード時間の長めなゲームソフトを入れると起動時間・ゲーム中のロード時間は明らかに速くなる。HDDとは雲泥の差なのはもちろん、500MB/sクラスの単発SSDよりも体感で速い場面が結構ある。

実際のところ信頼性やコストを考えるともっと頭のいい選択肢はいくらでもあるのだが、やっぱ自作ってこういう変なことできるからいいよね。

RAID0組めとは言わないが、システムドライブとは別にゲームソフト用のSSDって結構便利（システムドライブと同じドライブに入れたときより速くなるゲームもある）なので、格安SSDの使い道の一つとしてソフト専用ってのは全然アリだろう。

今回もRAIDは実験用でそれぞれバラで使うつもりだったんだがなんか面白いので暫くこれで。

にしても赤はカッコイイなあ。