正直なところ、雑味ってなんだろうと改めて調べてみました。

（レビューする上で雑味という味覚表現がわからなかったので）

まず、コーヒーには必ず「甘味」・「苦味」・「酸味」・「渋味」・「えぐみ」があるという。

その中で、好みではない味を総称して雑味と言いようです。

つまり飲む人の味覚の好みによって雑味が変わるということでしょうか。

その雑味は挽きレベルが細かいほど抽出されます。

ドリップの上澄み液（序盤は泡？）として雑味が滞留しており、最終的にはポットの方に落ちていきます。

ポットに雑味成分が落ちる前にドリッパーを外すことである程度雑味を抑えることが出来るそうです。

しかし、常に監視していないと全て抽出しきってしまいます。

このアロマフィルターは下部に雑味成分を一定時間保持出来る機構があるります。

普通に抽出し終わってドリッパーを外せば、雑味成分を捨てることが出来ます。

ただ、時間経過とともにペーパーフィルターが残っている雑味成分を吸い上げてしまいポットに落としてしまうので、放置しすぎてもダメです。

後続で書きますが、この段階で適切にドリッパーを外すのを【タイミング①】と定義しておきます。

雑味成分を吸い上げてしまってポットに落ちた段階を【タイミング②】と定義します。

当初、序盤で発生する泡（上澄み液）を除去すればいいと考えていました。

しかし、除去する過程で細かな豆も少量吸い取ってしまいます。

なにより、かかりっきりでめんどくさい。

豆は２杯分、水は５杯分で抽出しようとするとき、２杯分までドリップ出来たらコーヒメーカーを一回止めてペーパーフィルターとともに豆を外す。

その後、ペーパーフィルターの無いドリッパーを戻してコーヒーメーカーのスイッチを入れます。

２杯分で適切に抽出して、３杯分はお湯で薄くする方法です。

これを【タイミング③】として定義しておきます。

ここまで定義したタイミングですが、前提条件として豆は２杯分、水は５杯分で抽出というものになります。

その条件下で、美味しいと思ったのは【タイミング③】です。

これは間違いありません。美味しいタイミングで抽出出来たものを薄めているだけですので。

ただ、朝の忙しい時間帯で手が離せない状況下だとタイミングを逃して作業出来ません。

ドリップ中に監視出来るのであれば、豆と水が適正量であってもドリッパーを外した方がいいのかもと思いました。

味としては「甘味」・「苦味」・「酸味」・「渋味」・「えぐみ」のうち「渋味」・「えぐみ」は抑えることが出来ていてように感じます。

次に美味しいと思ったのは【タイミング①】です。２杯目までの抽出はよいですが、３～５杯目の段階で抽出しきった豆から出がらしが出ており雑味成分の流出が多少なりとも出てしまいます。

アロマフィルターのおかげで、ドリッパー下部に雑味成分が溜まり続ける時間帯があるため、多少の時間の猶予があります。

最後に【タイミング②】です。

これは通常のアロマフィルターの機構と変わらない味になると感じます。

朝の忙しい時間帯を過ぎ去って落ち着いた時に、「あっ！ドリップ中だった！」と後の祭りになったときです。

私がコーヒーを淹れる平日スケジュールは下記のとおり。

・７時４０分頃に起床し、７時４５分頃にコーヒーメーカーをセット。

・８時１０分頃には家を出て保育園へ送る任務があるので、それなりに忙しい。

・帰って来る頃には８時４５分くらいになっていて、９時からリモートワーク。

・コーヒーとしては９時前には１口は飲みたい。

【タイミング③】で抽出出来たら間違い無いのですが、子供（２～４歳）の対応をしていると手が離せない状況が出てきます。

帰ってきてから淹れればいいとは思うものの、９時ちょうどに１０分の朝会議で朝挨拶するのでコーヒーメーカーに付きっきりにはなれない。

結局タイミングを逃して【タイミング①】になる。

根本的に、もっと早く起きればいいと思うのだが、子供の起床合わせなので対応しにくい。

コロナ収束してリモートワークが終わって通常出勤となったら、スーツ来たりなどの朝準備で忙しいから変わらないんだろうな。

豆２水５コーヒー

最初の１杯目は必ず牛乳入れる

参考記事：

https://zigsow.jp/item/316589/review/311342

https://santos-coffee.net/onayami/coffee-unpleasant-tastes180902.html

https://www.inic-market.com/note/coffee_harsh_taste/

https://www.private-stock.coffee/posts/7717181/