KAIの家庭用お高いシリーズの包丁、関孫六。
旬シリーズもあるんですが、切れ味はある程度の包丁であればグレードよりも刃の研ぎ具合で決まるので、こちらを購入。
一般的には三徳包丁を買う人が多そうですが、私は牛刀派です。
三徳包丁は刃先の丸みが強すぎるというか、厚ぼったくて使いにくいので。
包丁は刃先が命です。
18cmの牛刀、家で使うにはちょうど良いサイズですよ。
商品名はダマスカスとなってますが、本当のダマスカス綱の製造技術は19世紀に失われてしまい、現在の製品のほとんどは積層鍛造によって文様を持たせたもので、厳密にはダマスカスではなくダマスカス風となります。
本当のダマスカス綱はもっと美しいですからね。
切れ味でいうとステンレスよりも炭素鋼のほうが良いのですが、最近はステンレスでもかなりいいものも出てきているらしいです。
こちらの関孫六はハイカーボンステンレスのV金10号を芯材として、32層構造のステンレス積層鍛造で、ステンレスで寂びにくく、刃の部分はV金10号のハイカーボン素材で粘りのある切れ味といいとこ取りの構造となっています。
まだ使っていないので切れ味はわかりませんが、刃を指で撫でた感覚では、コイツは切れそうな気がします。
包丁って、綺麗に研ぐと指先を軽く沿わせると刃の先が引っかかるというか、サラサラとした軽い抵抗感が生まれるんですよ。
この状態まで研ぐと、すんごい切れます。ていうか、落としたりするとマジ危険。
包丁を載せて引くだけの簡易包丁研ぎとかだと、刃先をダメにするのでちゃんとした砥石がお勧め。
包丁の刃を研ぐの、楽しいですよ。
ちなみに、安価な鋼製の包丁でも、研ぐとやばいくらい切れます。
中途半端なステンレス包丁を研がずに使うより、炭素鋼の包丁を研ぎまくったほうがお勧め。
ステンレス包丁、安価なやつは研ぎにくい上にまったく切れないですからね…
関孫六の特徴でもある、逆三角形のハンドル。
ステンレスの尻金で美しく仕上げられています。
持った感じ、手に馴染んでしっかり抑えられるのでかなり良さそう。
木製ハンドルなので重心も包丁の中央付近でバランスが良いです。
総ステンのはイマイチもった感じがね…
前はヘンケルスのちょっと良いやつも持っていましたが、海外メーカーのはどうも馴染まなかったです。
実際に使ってみましたが、笑えるように切れます。
でっかいキャベツもスパーーーンと真っ二つ。
トマトも少しも傷むことなく、サクッと真っ二つ。
うむ、これはいい包丁だ。
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購入金額
11,880円
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購入日
2015年10月06日
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購入場所
cybercatさん
2015/10/20
それがゾワワと良いのですよw←ぉぃぉぃ
ちょもさん
2015/10/21
おお、包丁研ぎナカーマ発見!
指先ゾワワ感まで研ぐと、料理するのが楽しいくらい切れますよね。
世の中ほとんどの人が包丁をメンテしないで使っていると思いますが、もったいない・・・
この前ハサミを研いでみましたが、研ぐ方向さえ間違えなければ結構簡単ですね。
デニム用の裁ちばさみをメインに使ってますが、超絶切れるようになってシャキンシャキン鳴るように・・・こえぇwww