SanDiskの製品は経年劣化にともなう性能低下の割合が低いことが売り。また、読み込みと書き込みを同時に行った場合の性能が高いらしく従来のベンチマークソフトではなかなかその実力は測れないのが惜しい。それでもランダム性能は現行品TOPクラス。もうそろそろ発売から1年たつので販売終了になるのかもしれないが、欲しいと思った時が買い時ということで購入。
サンディスク SSD Dashboardでショートテストや拡張テスト行うとSSD各種エラー発生回数、予備領域の使用状況が簡単に確認できる。
ランダム読み書きが速い240GBのSSDが欲しかったのだが480GBの製品が割安なので3年保証のSDSSDHII-480G-J25を検討した。ところがインテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー(IRST)で用いていたPX-128M6Pがすでに60TBも書き込んでいたので耐久性と保証期間の長いSDSSDXPS-480G-J25を選んだ。
最強SSD
シーケンシャルを無理に上げず耐久性を向上させ、ランダム読み書きを最速クラスにしてある実用重視の製品である。ベンチマークでは真価は分からないだろうが一応測ってみたところ公称に近い値が計測された。
ただし、OSインストール用の起動ディスクにするにはPlexTurboのようなシステムメモリをキャッシュにするアプリが欲しいところである。
CDM実行中のSanDiskSSDDashboard1.41(IOPSに注目。ほぼ公称値)
■性能諸元
型番:SDSSDXPS-480G-J25
インターフェース:SATA リビジョン3.0 (6Gb/秒)
コントローラ:Marvell製「88SS9187」
ランダム:読出し最大 100K IOPS
ランダム:書込み最大 90K IOPS
シーケンシャル:読出し最大 550MB/秒
シーケンシャル:書込み最大 515MB/秒
消費電力:0.15W
重量:58g
サイズ:(約) W100.50 × H69.85 × D7.00mm
耐久性:最低 80 TB書込み可能
動作温度:0°C~70°C
保存温度:-55°C~85°C
付属品:9.5mm厚に調整用のスペーサー
モニタリング&ユーティリティソフト「SSD Dashboard」は要ダウンロード
nCache™ Pro:バッファー用DRAM以外に高速で長寿命なSLCタイプのNANDをMLCタイプNANDのキャッシュに使用して、高速化と長寿命化に寄与。
内部温度管理によりドライブ内部部品の超高温化を防ぎ、データを保護
オーバープロビジョニングとオーバークロッキングにより、性能と耐久性を向上
■テスト環境
CPU:Core i7-3770K
M/B:ASRock Z77Extreme6 /TB4
mem:4*SANMAX DDR-1600 8GB
HDD:ST3000DM001-1CH166
OS:Windows7 Ultimate 64bit
質実剛健
○内蔵ディスクなのだから余計な装飾はいらないので評価。
○筐体は放熱のためアルミ製で蓋部分は樹脂。あまり熱が出ない製品なので樹脂でかまわない。
×スペーサーは両面テープ貼りなのは少しいただけない。
×ふたがコネクタの上まで張り出していないのでSATAコネクタにSATA電源ケーブルによる物理的負荷がかかった場合、SSDのコネクタが折れそうで心配。
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購入金額
22,800円
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購入日
2015年08月25日
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購入場所
Amazon
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