レビューメディア「ジグソー」

素晴らしいの一言です!!

 

【はじめに】

Office 365 Midsize Businessのプレミアムレビューで、ThinkPad 8を手に入れることができましたので、その使い勝手をレビューいたします。

現時点での結論としては、「移動時に使用する場合の心強いお供」であるということだと思います。

数ある8インチタブレットの中で、CPU性能、画面解像度で少し優位に立つ本機はとても気になる存在でした。(SIMフリー版が発売されれば、間違いなく購入したと思いますが、なかなか発売されず、購入していなくてよかったです)

届いたのは4月下旬でしたが、仕事が忙しく触る暇もなかったので、時間ができた後半のゴールデンウイークを利用してレビューしています。

(Lenovoのオンラインショップを見ると納期が2か月となっており、zigsowの事務局様はかなり早く準備されていたのかと思われます。)

 

【概要】

まず、外函ですが、ThinkPadらしい(?)デザインになっています。

 

箱の中に入っているのは、本体のほかに説明書やOfficeのライセンスくらいです。

電源をいれると、裏面のLEDが赤く点灯します。(一見、見落としがちですが)

 
電源OFF          電源ON

本体の重さは、407g(左画面)でした。会社にあるdynabook(右画面)の440gよりも軽いです。

 
     ThinkPad 8                 dynabook tab V484

画面の大きさを比較してみました。左からGalaxy TAB (7in)、dynabook tab V484(8in)、ThinkPad 8(8.3in)です。7インチから比べると、やはり画面が大きく感じます。

本格的に使用する前に、傷などから守るための対策として、液晶保護フィルム、タッチカバー、スリーブケースを購入しました。

また、初期設定時にキーボードの必要性もひしひしと感じたので、Bluetoothキーボードも準備しました。

 

実際に持ち運びを行うことを考えると、本体+カバー+キーボードが最低でも必要となると思われ、その重さは886gとなりほとんどのUltrabookよりも軽くて済みます。(もっと軽いキーボードを選べば、さらに軽くすることができます)

 

【ThinkPad 8 vs dynabook tab V484】

昨年度末に会社で購入したdynabook tab V484を借りることができたので、8インチタブレット同士の比較を行ってみました。

 

1.本体の大きさ

平面的には、ThinkPadの上にdynabookを重ねると、縦方向の長さがわずかにThinkPadの方が長い程度でそれほど大きくありません。

しかも厚さはThinkPad の方が少し薄くなっており、上で示した重さの比較でもわかるとおり、ThinkPad の方が軽く仕上がっています。
(画面左がdynabookで、右がThinkPadです。ピンボケですみません)

細かな配慮としては、microSDのスロットです。ThinkPad ではスロットにカバーがついていますが、dynabookはカードがむき出しです。すなわち、dynabookでは少しあたっただけでSDカードが排出されてしまいますが、ThinkPad ではそのリスクが大きく軽減されています。 


上段:ThinkPad 、下段:dynabook

 

2.画面解像度

一番の着目点は画面解像度ではないでしょうか。

ThinkPad 8が1920×1200ドットに対しdynabook tab V484は1280×800ドットです。

エクセルを開いてみると、2列、3行の表示セルの違いがあります。この違いがどの程度作業に影響するのかは、定量的に測りようがありませんが、少しでも広いに越したことはないと思います。

(液晶保護フィルムを貼ったせいかも知れませんが、ThinkPadの液晶が少し黄色っぽく見えるのは気になっているところですが.....)

 

3.ベンチマーク

WinScoreは4.1と変わらず、ゲーム用グラフィックスが最低点です。まあ、ゲームでは使わないので気になりません。問題のCPUはThinkPadがわずかにリードしている感じですが、ほぼ同等といってよい感じではないでしょうか。

 

Cristal Disk Mark (Nano Piko Edition)での比較では、内臓SSD(Cドライブ)とmicroSD(Dドライブ)で比較してみました。使用したmicroSDはこれです。

結果は次のとおりでした。内臓SSDの速度はThinkPadの方が早いですが、microSDの速度はほとんど変わりません。

  

3D-Markの最新版でも、わずかにThinkPad の方が高いスコアを出す程度です。

 
ThinkPad                        dynabook

Final Fantasy 14ではいずれも動作困難となり、これまでとは逆にThinkPadの方が劣るスコアを出しています。(ベンチの解像度が1280×800となっているためかもしれませんが、設定の変更方法がわからなかったので、そのまま掲載しています)

 
ThinkPad        dynabook

 

【キーボードとの接続】

実際に使用する場合はキーボードが必要になるので、上述のとおりlenovoオンラインショップでThinkTablet2用のキーボードを購入しました。8.3インチなのでキーボードの幅よりは狭くなりますが、流石純正品なので、デザインの一体感は抜群です。

ただし、ショットカバーを付けたままだと、一応自立はしますが、溝にうまくはさまらず少し不安定になります。

画面は回転するので、ショットカバーを上にしてセットすると、本体がきっちり溝のはまり安定します。しかし、microUSB端子や音量ボタンが溝側に来るので、今一つ使い勝手が悪くなります。

で、結局はカバーを外して、セットするのが一番おさまりが良いということになります。

 

【まとめ】

8インチのWindowsタブレットとしては後発組のThinlPad 8ですが、やはり解像度の面の優位性が私にとっては最も良いと思う点だと思います。他の機種とCPUも違いますが、ほとんど違いは感じられない程度で、解像度さえ気にしなければどの機種を選んでも大きな差は感じないのではないかと思います。あとは、どのような用途で持ち運ぶかで選択肢が絞られるのではないでしょうか。

ただ、2機種を使っていて、どちらも動作がもたつく時があったため、過度の期待は禁物かとも思います。

なお、老眼の目にはSurfaceをはじめとする10インチタブレットの方が優しいのは間違いありません。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2014年04月頃

  • 購入場所

30人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • aoidiskさん

    2014/09/06

    「老眼の目にはSurfaceをはじめとする10インチタブレットの方が優しいのは間違いありません。」
    こんなに持ちはこびしやすく使いやすいんだと思いながら、老眼であるみには 表示が優しくないことを実感いたしました。
  • くすくすさん

    2014/09/06

    aoidisk さんコメントありがとうございます。
    歳はとりたくないものです。Surface3がでたので、欲しなりました。12インチはやはり魅力的です。

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