レビューメディア「ジグソー」

Game Blaster…それは!!

Game Blaster───

それはブロードコムイーサネットカードと

クリエィティブサウンドコア3Dを組み合わせた

まったくあたらしい拡張カード…

ご覧の通りPCI-E x1カードのように見えるが、

まったくあたらしすぎて一部の対応マザーでしか動作しない。

 

公式の対応マザーはX79やZ77をメインとした7X系のASRock製マザーの一部である。

公式の対応リスト

 

更に装着するスロットすら指定されているまったくあたらしいカードなのだ。

更新: 2015/02/22
デザイン性

対応マザーと統一されたまったくあたらしいデザイン

まずはこの姿をご覧いただこう。対応マザーであるASRockマザーにあわせ、ブラック・シルバー・ゴールドでまとめられたカラーリング。

更に三角形のメッシュは同梱版も販売されていたX79系マザーと見事な統一感を出している。

そしてこのメッシュの中にあるCoreSound 3Dチップは動作時に赤く照らされる。

その光が下部のカードを照らし出す模様すらまったくあたらしい。

 

ブラックのブラケットにLANとミニジャックが並ぶ姿はまったくあたらしい。

が、一見するとジャックが色分けされておらず判りにくい。

しかし通電時はこのようにジャックの色分けに対応したLEDが点灯するという凝った作りだ。まるで信号機である。

 

背面側にはフロントオーディオ出力とHDMI用のSPDIFピンヘッダが搭載されておりオンボードのピンを補完する。

尚カード長は75mmとPCIexpressx1カードとしても短めに作られており、近くにVGAがあってもエアフローに影響しにくいという特にあたらしくないメリットもある。

しかし同じ「Sound Core3D」チップを搭載したクリエイティブの純正サウンドカードは125mm。更に「Broadcom BCM57781」によるイーサネット部が追加されているのにこの短さはまったくあたらしい。

更新: 2015/02/22
レア度

よくわからないがまったくあたらしい動作仕様

さて、手持ち唯一の対応マザーである「ASRock X79 Extreme6」は元々カード同梱版の「Extreme6/GB」があったくらいなので確実に動作してくれるはずだ。実際UEFIにはGame Blaster LEDなる項目がある。

ご覧の通りデザインも見事に同じ意匠。2012年の購入から3年、ついに「Extreme6/GB」仕様にグレードアップしてくれる…筈だったのだが、実は既に別パーツに置き換えてバラック状態。すぐに動かせる状態ではなかった。

なのでとりあえず非対応マザーでの挙動を確認する為にちょうど組み立て中だった「ASRock Z87 Extreme 11/ac」に装着してみることに。このマザーはこのマザーでZ87マザーにSASエキスパンダーを組み合わせた全くあたらしいマザーなのだが日を改めよう。

 

装着したのはチップセット直結のスロット4。UEFI上の認識名は「Broadcom Ethernet Controller」となる。非対応マザーだとLANカードとして扱われるのだろうか。

が、起動してみるとなぜかイーサネットに加えてオーディオデバイスがデバイスマネージャに追加されている。HAHAHAまさか…

 

一旦最下段のスロットに挿してみると、今度はイーサネットとしてしか認識しない。特定のスロットで挙動が変わる?まさか…完全に油断していたので急いで付属のドライバCDを突っ込む。

しかしオートランに記述されているインストーラを動かしても何も起こらない

しかしハードウェアとしてサウンド部・イーサネット部が認識しているのは間違いないようでサウンドに至っては既に汎用ドライバで音を出そうとしている。

 

今度はASRockのサイトから最新版のドライバをダウンロードする事に。妙にサーバーが重く、10分程のお預けの末インストール開始→成功。なんと公式対応表に無い「Z87 Extreme11/ac」で動作してしまうというまったくあたらしいカードだった。

 

しかしまったくあたらしい特殊な動作をしているのは間違いないようで、やはりこのスロット4以外ではサウンド部が機能しない(まあこのマザーはブリッジチップ経由のスロットばかりなのでそれもありそうだが)。

 

そしてこれは普通に対応マザーで動かす時もハマりそうなのだが、サウンドカードだからといってオンボードサウンドを無効にしてはいけない。この全くあたらしいカードはオンボードサウンドに連動してサウンド部が無効化されてしまうのだ。

この事からもこのGame Blasterが単なる拡張カードではないことが伺える。ひょっとしたらオンボードサウンドの一部に組み込まれて動作しているのだろうか?だとすればスロットまで指定するあたり納得いくような…

更新: 2015/02/22
実用性

それぞれの機能自体は別にあたらしくない

ブーメランと実戦空手道はそれぞれ従来のものであるのと同じで、このカードの機能もそれぞれは既存のものに準拠している。まずブロードコムのイーサネット部は、同じブロードコムのイーサネットチップを搭載したマザーでのチーミングを想定しているようだ。

 

せっかくなのでブロードコムの方で接続しているが特に安定性に問題はない。但しIntelLANを搭載しているマザーでわざわざ使うものかというと…

 

サウンド部に関しては「動作さえしてしまえば」同じチップを搭載したSoundCore3D搭載カード(PCIe Sound Blaster Recon3Dなど)準拠の能力を持っていると思われる。ただ基盤自体は当然該当サウンドカードとは全く別物で、尚且つフロントオーディオ側にはASRock独自にプレミアム・ヘッドセット・アンプリファイア(PHA)を搭載しているという。またアナログ7.1ch出力可能などスペック上の相違点もある。

 

自分はエフェクトバリバリーなCreativeの音自体が好きなテキトー人間なのでその辺は考慮して読んでいただけるとありがたい。

 

チップ自体はFPSで有利になるスカウトモードや、多彩なエフェクト、ボイスチャット用のミキシングといったゲーマー向けの機能がてんこ盛りだ。また嫌でもオンボードサウンドを生きたままにしなければならないので分業させるのも手だろう。

 

自分はチップ的には前身となる「X-Fi」を別PCで使用しているが、そのサウンドブラスターの流れを色濃く受け継いだ「ゲーミング」向けのカード。ただCreativeの難解なインターフェイスは洗練されてわかり易くなっている。近い機能のエフェクトやイコライザもより自然な音になってる感覚だ。

 

そしてASRock独自の設計が効いているのかどうかは知らないがノイズも無く、LANと同一カードというハンデを感じさせない。Z87 Extreme11/ac自体のオンボードサウンドも結構よくできているのだけど、ここはCreativeの破壊力か。

特にフロントオーディオ側の出力は専用PHAの恩恵で出力が大きくヘッドフォンでも迫力のある音が出る。迫力ありすぎて音量下げないと耳が大変なことになる。

 

更新: 2015/02/22
萌え度

実質1世代専用となったまったくあたらしい拡張カード

と、まったくあたらしいコンボカードだった「Game Blaster」なのだが、何度も繰り返すように対応マザーは7X世代のみ。今回Z87 Extreme11/acで動いてしまったがあくまで非公式の動作

 

それ自体のデザインやギミック、コンパクトに収めた基盤、そして既存のサウンドカードに負けない能力を持ちながら1世代のみの対応にしてしまったのは実に勿体無い。しかも現にZ87マザーで動いてしまっている訳で。

恐らくBloadcomLANによるチーミングが売りの一つだったのが原因か。8x系マザーの該当レンジモデルはIntelやKillerを搭載してしまったので、あえて拡張カードでブロードコムを追加する意味がなくなってしまったのか。

今回搭載した非対応マザーZ87 Extreme11/acは既にオンボードでIntelDualLANを搭載してしまっているので、これでLANが3ポートになってしまった。あと/acだから無線LANもついてるのよ。

 

またサウンドについてもこの早々にCreative側で早々に廉価モデルに回されてしまったRecon3D系に近いというのもハンデだったか。

 

このご時勢マザー専用オプションというのも珍しい気がするが、探してみると結構出ている。結局そのマザーを使わなくなるとセットで使用不能になるというデメリットがあるのであまり表には出てこないのだろう。

やはりASRockがだしていたリモコンも対応マザーがZ68やX79世代なのでそろそろ使えるマザーが古くなってきてしまった。手元にはまだ対応しているマザーが稼動しているのでいいのだが。あと一応未対応マザーでもWMCリモコンとして活用できる。

 

MSIのフロントベイアクセサリは対応マザーを使わなくなってしまったのだが、これはOCボタン以外は汎用のUSBユニットなので使い道があるのが救い。今でも別PCに装着している。

 

一方このまったくあたらしいカードはサウンド周りの動作が特異に見える。恐らく非対応マザーの場合ブロードコムのイーサネットカードとして使えるかもしれないが、ヘタしたら何か光るだけの存在になるかもしれない。

非対応マザーで動いてしまった想定外に感謝しつつ、使えるうちは使い込んでおくつもりだ。

 

何より今回ただでさえ過剰機能の「Z87 Extreme11/ac」で動いてしまったので、もはやよくわからない実装スペックになっている。同梱版の型番に従うなら「ASRock Z87 Extreme11/ac/GB」とまったくあたらしい名前でも付けておこう。

たださっきから写っているカッコイイ写真はわざわざグラフィックボードを取り外して撮った写真。このマザーは1枚目のグラボがスロット5…つまり今回ゲームブラスターカードを装着したすぐ下を指定されているので実際使う構成だと…

め、めだたねぇ…

  • 購入金額

    2,480円

  • 購入日

    2015年02月21日

  • 購入場所

    TSUKUMO

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