初めに言っておきますが、この本は数学、計算機などの方面的には価値がありますが、計算機科学や乱数、暗号に興味が無い人にとっては大変読み辛く意味不明な本です。
円周率、即ちπは3.141592653589793238462643383279...(筆者はここまでしか憶えていません><;)から始まる無限に続く(と思われる(そこまで証明されていない(・・・と思う)))自然が生み出した数字のマトリックス(羅列)です。
人類が追い求めしロマン、そのものかもしれません。
乱数表としての使い方としては、本に書いてある頁をご覧ください。
1行につき100桁、1頁につき1万ケタが印刷されています。
文字のサイズは6ポイントくらいです。
ちなみに、普通の書籍なら第1版、2,3,4・・・と、間違いや追加発注、誤植があるたびに整数刻みで改版されますが、この本は第3版から3、3.1、3.14、3.141…とどんどんπに漸近していきます。
ここらへん、LaTeXのバージョン遍歴に似ていますね!!(←解んない人は飛ばしちゃってください!)
ちなみに私の購入した版は第3.1415926版でした。つまり今までに9回πの世界の改変が行われた、ということです。
消費税がかかりますので若干値段が上がりますが、本体価格も314円となかなかウイットに効いた値段です。
いなせだねぇ!!
消費税がかかりますので若干値段が上がりますが、本体価格も314円となかなかウイットに効いた値段です。
余談ですが、巻末の著作権表記も、所謂「フツーの本」とは異なった表記になっています。
「本書の内容の一部または全部を無断で複写複製(コピー)することは、法律で認められた場合に相当し、著作者及び出版社の権利の侵害になることはないので、やりたければ勝手にやってください。」とのことです。
なんてすばらしい、鯔背な本なんだ!痺れるぜ!!
キワモノ度MAXX!!
乱数を得るためには、目を閉じて、適当なページをめくります。
テキトーな頁を開いて写真に撮りましたが、まるでアセンブリのバイナリを10進数に直したかのようです。
最早狂気の域に達しているといっても過言ではないかもしれません。
某牛丼チェーン店でUの字テーブルに座ってて、この本を読んでたらいつ喧嘩が始まってもおかしくないかもしれません。
延々と見続けているとSAN値が下がりそうですw
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購入金額
330円
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購入日
2015年08月17日
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購入場所
Amazon.co.jp
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