ユーノス ロードスターが発売されたときから、ユーノス販売店に入り浸りでした。
ブリティッシュライトウエイトスポーツが良いんだ!緑の本革シート仕様が出たら買う。と言っていたら、本当に出てしまいました!そしたら発売前、真っ先にディーラーから連絡が来ました。
買わないわけにいきません。ご購入です。ちなみに価格は当時のハイソカーブームの代表、マークⅡグランデと同等です。当時、知名度が低い2人しか乗れないクルマに、そんなに金を払う人は少なかったと思います。
初めて乗ったときは、ハンドリングのシャープさにびっくりしました(今、乗ったら当たり前でしょ。って感じですけど)。当時、乗っていたのはブルーバードSSSアテーサ(現在のシルフィーのようなファミリーカーではなくて、ラリーに参戦するようなクルマだった)、それなりのクルマだったのに、良い意味でかなり違ってた!冬のためにブルーバードは手放せない。だから複数台所有、これが私のクルマ三昧の始まりでした。
楽しかったねぇ。当時はオープンカーなんて皆無、小学生は指差すし、バイクとすれ違えばピースサイン、田舎のガソリンスタンドでは、どこの外車って聞かれる、ちょっと優越感でしたね。
歴代ロードスターでは、私的にはこの初代のスタイリングが最も良いと思っています。ちょっとFCの流れのデザインですね。2代目のうねり感はFDっぽいです。現行ロードスターはRX-8っぽい、マツダのデザインは一貫していると思います。
リトラクタブルヘッドライトを上げると、ちょっと間抜け顔になります。それがまた良いんです。後にガラスになりましたが、ビニールのリアウインドウはやっぱ白けて見難かった。トランクが狭かったね。スペアタイヤが入っていたから、ビデオデッキの箱さえ積めなかった。コペンのトランクの方がかなり広いです。
それでも、アバタもエクボでしたね。
エンジンも実は1600でちょうど良かったんじゃないかな。結構テールハッピーなクルマだったので、これ以上パワーがあると危険な感じもしました。パワーを上げて、足を固めて、結局現行の2000になってしまった。そしたらRX-8との差が無くなってしまった。RX-8が来年夏で無くなってしまう原因の一因になっているような気がします。
危険なスピードになる前に楽しい走りができる、初代のバランスが一番楽しかったような気がします。現代のスポーツカーは危険なスピードにならないと楽しくなりません。今、このクルマに乗っている人はむやみに扁平なタイヤを履かずに、オリジナルに近いタイヤで楽しんでほしいものです。
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購入金額
2,500,000円
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購入日
1990年08月頃
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購入場所
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