いわゆる「文学かぶれ」の坊やに、殆ど理解は出来ておりませんでした(というか今でもwww?)。
しかし箴言集とも読むことが出来るこの本の中には、ブレーズ・パスカル氏の鋭利で煌めく言葉の数々が収録されております。
以下、胸に残る言の葉をいくつか。
「自然は互いに模倣する。
自然は互いに模倣する。
よい土地にまかれた種は、実を結ぶ。
よい精神にまかれた原理は、実を結ぶ。」
「人は毎日食べたり眠ったりすることには退屈しない。
なぜなら、空腹はまた生まれるし、眠気もそうだからだ。
さもなければ、退屈するだろう。
だから精神的なものに対する飢えがなければ、人は退屈する。
正義への飢え。第八の至福。」
「人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。
・・・・中略
だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。
われわれはそこから立ち上がらなければならないのであって、われわれが満たすことのできない空間や時間からではない。
だから、よく考えることを努めよう。
ここに道徳の原理がある。」
特にこの3つは仕事をして行くうえで、頻繁に自分の支えにした言葉。
「身体から精神への無限の距離は、精神から愛への無限大に無限な距離を表徴する。
なぜなら愛は超自然であるから。」
「約束を守らず、信仰を持たず、名誉を重んぜず、真理を持たず、二心であり、二枚舌であり、かつてあなたがたに非難された寓話のなかのあの両棲動物のように、魚と鳥とのあいだで曖昧な位置を占めている人々・・・。
王や諸公は敬虔の誉れを得ることがたいせつである。
そのため彼らはあなたがたに告解をする必要があるのだ。」
1662年に39歳で早世した天才の書き残した断片。
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購入金額
1,150円
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購入日
不明
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購入場所
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