人文、社会のレビュー
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象は鼻が長い ―日本文法入門 (三上章著作集)
日本語は主語がない
日本語話者なら誰でも意味は分かるのに、何故か構造が分からない。そんな問題が言語語学には今でもある。その一つが「象は鼻が長い」。「象...
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発達障害グレーゾーン (扶桑社新書)
生きづらさの根本原因とは
この本は、発達障害と医者に認定されたわけでもなく、かと言って他の人と同化できないグレーゾーンの人たちのインタビューや互助会のような...
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事故物件怪談 恐い間取り
「悪い気」の正体
心霊現象の真偽は分かりません。科学的な視点で言えば、実験で確認できない現象は、存在しないとの解釈が正しいかと思います。しかし、様々...
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ゲラーさん、ニッポンに物申す
地震予知はできない・・・
人の考え方を聞くのが好きです。結論が自分と異なったとしても、どういう考え方でその結論にたどり着いたかを知ることは、自分にはない着眼...
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人工知能に哲学を教えたら (SB新書)
人工知能を通してみる人間と哲学
本書は「人工知能に哲学を教えたら」というタイトルから、哲学をなんらかの形で機械学習させてみると何が起こるか・・・というような単純な...
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好き嫌い―行動科学最大の謎―
好きか嫌いかは主観で先天的なのか!?
「好み」は人それぞれで、主観であり、外的な影響や後天的な影響が少ないような気がする。しかし、本書では「好み」は後天的にかなり外的要...
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博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ
伝わりやすい文章、とは論理的だけの文章ではない
テクニカルライティングのように、一切の情緒をなくし論理的な文章を書く方法ではなく、いかに読み手・受取手に興味を持って読んでもらうか...
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欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング (集英社新書)
社会記号はサラリーマンが決める!?
「社会記号」とは「加齢臭」や「女子力」などのように、世の中に突如現れ、一般的に普通に使われるようになる言葉、「流行語」とも言えます...
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信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来 (NextPublishing) オンデマンド (ペーパーバック)
未来の社会の形
キャッシュレス社会をいち早く迎えた中国では、デジタル化された支払いや返済の履歴から一人一人の「信用レベル」が計算され、その信用レベ...
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部下がアスペルガーと思ったとき上司が読む本
上司に限らず自閉症スペクトラムの理解が深まります
タイトルにはアスペルガーと書いてありますが、広く自閉症スペクトラムについて書かれてます。一方、他の発達障害であるADHDやLDについては言...