WD20EARS」です。
発売当初から気になっていたのですが、その頃は通販では10,480円くらいが最安値で店頭販売と比べると割高でしたので様子を伺い、通販でも9,480円での販売が増えてきたころにバックアップデータなどのデータ保管用外付けドライブ用に購入してみました。(補足:今年の6月ごろに購入したので値段は高めとなっています。)
●WD20EARS-00MVWB0
667GBプラッタを採用した新製品です。プラッタ数は3枚で2TBを実現しています。
WD20EARSという型番は同じですが語尾に00MVWB0又は667GBプラッタ採用と表記されていますので旧モデルと分けて販売されているので特に問題ないと思います。
発売当初から1万円を切る価格で販売されているためかなり売れているようです。
購入したドライブはバルク品ということでしたが、届いたのはCFD販売のBOX品でした。ただし保障が1年付くのかはわかりません。
●ベンチマーク
フォーマット直後にCDMを使用してベンチマークテストしてみました。
WD Caviar Greenシリーズ公式に回転数は公開されていないようですが一般的には5400rpmとされています。
低回転モデルですが高密度プラッタのおかげで非常に高速で7200rpmモデルと遜色ありません。
外付けHDDとして使用する場合はeSATAポートの規格によってはリード性能が頭打ちになる可能性があります。(といっても20MB/s程度ですので気にする必要はないとは思いますがフルに性能を発揮させたい場合には注意が必要ということで。)
●動作音
WD Caviar Greenシリーズは回転数も5400rpmのため動作音は静かです。
ファンなどが回っていればシーク音も聞こえないレベルです。
●発熱
500GBプラッタモデルと比べると消費電力は若干増えているようですが発熱への影響は少ないようです。発熱も少ないほうかと思います。それでもファン無しでの長時間動作は筐体が熱くなりますので、なるべくファンの当たる位置(PCケースのシャドウベイ)への導入をお勧めします。
●感想
現在では最安値は7,980円と格安で販売されています。2TBでこの価格ですから良い時代になりました。1TBモデルも販売されていますが価格は5,000円ですから2TB以外選びようが無いという凄まじいコストパフォーマンスとなっています。
データ保管用ドライブを減らす目的と667GBプラッタへの興味から購入してみたわけですがベンチマークのスコアも好調で1TBの2台のHDDが1台で済むのでスペース的にもスッキリしましたので満足です。
容量的には1TBでも十分かと思いますが価格差3,000円で容量2倍、かつ高密度プラッタ採用で高速かつ低発熱で動作音も静かと隙の無い作りとなっていますのでVistaやwindows 7のシステムドライブとしてもお勧めできる製品です。
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購入金額
9,480円
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購入日
2010年06月頃
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購入場所
ソフマップ.com
daiyanさん
2010/11/13
こいつで代用できないかな…
Sheltieさん
2010/11/14
WD20EADSが逝ってしまったのですね(>_<)
HDDの故障率は平均ではかなり低く抑えられているようですが、SSDなどと比べて駆動部品が非常に多いためどうしても避けられないというのが現実ですの辛いですよね。
自分は大規模なデータ損失被害にはあった事はないのですが8年くらい前にRAIDボリュームのデータ化けに何度も泣かされた記憶があります。
ネイエフさん
2010/11/16
まだまだ単価高いですし
2TBでこの価格はすばらしいですよねぇ
さらに速度も十分ですし
しかしプラッタ数減ってなぜ消費電力増したのかは
ちょっと謎ですねw
Sheltieさん
2010/11/17
3TB高いですね。3TBのHDDはコントローラーチップによっては相性がでるみたいなので相性と価格双方でしばらく様子みでしょうか。
2TBのコストパフォーマンスは凄すぎると思います。消費電力については謎ですね。個体差もあるので余裕をみた数値かもと思って見たりしています。