レビューメディア「ジグソー」

BATTLEFIELD 3 にも

幸運にもジグソープレミアムレビュー「GIGABYTE 板祭 Vol.02」にお選びいただき運営様また製造会社様、販売代理店様、そして関係各々様ありがとうございます。

レビューが大変遅くなり申し訳ありません。
私の手違いで、マザーボードのレビューを書くための検証中(RAID1+SRT)に下書き・スクリーンショット・動画などすべてデータハードディスクごと消去(RAIDでSATAケーブルが抜けていた為の異常)してしまい、データ復旧ソフトを何種類か使用しやっと一部のデータ復旧できた次第です。

応募にあたって、
「GTX560が現在使用しているGTX460の後継機と個人的に考えているので、GTX460からGTX560がどのように進化したのか?」
「このグラフィックカードの性能を水冷でどこまで引き出せるかを検証する」
という2つの点を募集要項に記載されている検証方法にプラスしてレビューしますとお約束させていただいたので、
今回はGTX460とGTX560の比較&空冷OC水冷OCの限界検証をさせていただきたいと思います。


募集にあった物がGV-N56GOC-1GIだったのですが、届いた物はGV-N56GSO-1GIでした。
当選後、運営様からGV-N56GOC-1GI→GV-N56GSO-1GIに変更になったとご連絡をいただきました。
ですので、GV-N56GSO-1GIのレビューをさせていただきます。
両製品の違いですが、Core Clock:830MHz→900MHzに、Shader Clock:1660 MHz→1800MHzにとスペックアップされています。Memory Clockは4008 MHzのまま変更無しです。


▼リファレンス比較▼
まず、GTX560はGeForce5シリーズの中でどのような位置づけなのかというと、
価格帯ではGTX590>GTX580>GTX570>GTX560Ti>GTX560>GTX550Tiといった位置づけで、現在価格が1万円後半~のGTX560Tiと1万円前半~のGTX550Tiの間を埋めるべく1万円半ば~の価格帯に投入された製品のようです。
性能はどうなのかというと、リファレンスでの性能の近い3グラフィックカード+GTX460比較の表を作ってみましたのでご覧ください。




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・GTX560とGTX560Ti比較
Coreが同じで、CUDAコア数が少し減っている(GTX560Tiの7/8に)。
Core Clock等は大体同じくらい、または上。
最大出力がGTX560TiよりGTX560の方が20W少ない。
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・GTX560とGTX460比較
GTX460からCoreの番号が10上がっており、CUDAコア数は同じ。
Core Clock等はかなり上昇している。
Core Clock等がかなり上昇しているにもかかわらず、
最大出力がGTX460よりGTX560の方が20W少ない。
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・GTX560とGTX550Ti比較
Coreが全く異なっている、CUDAコア数はかなり少ない(GTX560Ti比で半分)。
Core Clock等は少し高め。
CUDAコア数が少ない為か最大出力がGTX560よりGTX550Tiの方が34W少ない。
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性能はGTX560Ti>GTX560>GTX460>GTX550Tiといった感じでしょうか。
リファンレスでの比較は他と比べてGTX560はCUDAコア数がGTX560Tiの劣るものの、それ以外は消費電力も少なく結構優秀な感じです。


▼GTX460からGTX560はどのように進化したのか▼
レビューの約束の1つ目の「GTX460からGTX560はどのように進化したのか?」
という比較をしていきます。

今回比較するのは下記の2つです。


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・消費電力
リファレンス比較でも同じなのですが、性能が上がっているのに消費電力がかなり下がっています。
どちらもOCされた製品なのですが、MSI N460GTX Hawkは結構燃費が悪そうです。この製品をさらにOCすると200W超えをするでしょう。
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・Core Clock等
全てにおいてGIGABYTE GV-N56GSO-1GIの方が数値が上です。
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・動作音
MSI N460GTX Hawkは8cmファン2基に対し、GIGABYTE GV-N56GSO-1GIは10cmファン2基とファンが大型になっています。
その為、フルでファンを回転させた時の動作音はMSI N460GTX Hawk>>>>>GIGABYTE GV-N56GSO-1GIっといった感じです。
MSI N460GTX Hawkはアイドルでは静かですが、最大回転では弱めのドライヤーの弱くらいの音がします。
サイドパネルを閉めていようと、PCのパーツ中で一番うるさいです。
GIGABYTE GV-N56GSO-1GIはアイドルは無音に近いです。
サイドパネルを開けてケースファンをすべて停止させてみたのですが、結構静かだと思っていたグランド鎌クロスのファンの方がうるさく、ファンを止めるとやっと音が聞こえてくる感じです。
耳を近づけると少し、ジーと音がしますが、普通の環境ですとケースファンの音の方に紛れ聞こえないと思います。
ファンを最大回転にしてみると、約2000回転近くまで回ります。
ですが、思っていたより静かです。普通の12cmファンの1300-1500回転くらいの音の大きさだと思います。
ケースファンといい勝負です。

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・冷却性能&温度
冷却性能はMSI N460GTX Hawk搭載のTwin Frozr IIの方がGIGABYTE GV-N56GSO-1GI搭載のWINDFORCE 2Xに勝ります。
回転数、動作音が段違いなので、これは静音性を取るか冷却性能を取るかだと思います。
WINDFORCE 2Xはヒートパイプが直接コアに接触するタイプですので、同回転ではTwin Frozr IIより冷却性能があると思います。
欲を言えばWINDFORCE 2Xはあと1000回転くらい回ってくれればTwin Frozr IIを使用しているユーザーを取り込めるのではないかと思います。
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・付属ソフト
GIGABYTE GV-N56GSO-1GIにはOC GURU、MSI N460GTX HawkのはAfterburnerというGPU OCソフトが付属しています。
Afterburnerは結構使用している方が多いのではないでしょうか?
私もずっとAfterburnerを使用してきたのですが、OC GURUはこんな感じです。

        


使用してみた感想ですが、これはかなりいいです!
GPU・メモリの電圧も調整できますし、Afterburnerより表示が見やすいです。
Profileの切り替えもしやすいです。
ですが惜しい事にGIGABYTE製品しか使用できません。
これはかなり惜しい!Afterburnerを使用している人にはぜひ使ってもらいたかったのですが・・・。
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あくまで、私が持っている2つを大まかに比較したので、一概には言えませんが
ぱっと見た感じではGIGABYTE GV-N56GSO-1GIはかなり優秀です。


ここからは性能がどのように進化したのかを書いていこうと思います。
まずは、MSI N460GTX Hawk、次にGIGABYTE GV-N56GSO-1GIの具体的な性能を調べていくことにします。

[PC構成]
CPU:[Intel Core i5 2500k]
 Cooler:[サイズ グランド鎌クロス SCKC-2000]
 バックプレート:[サイズ ユニバーサルリテンションキット3 SCURK-3000]
M/B:[GA-P67A-UD4-B3 Rev.1.1]
MEM:[Corsair CMZ8GX3M2A1600C9B 4G×2]
SSD:[Crucial Crucial m4 64GB]
HDD:[日立 HDS721010CLA332 1TB SATA300 7200]×2
GPU:[MSI N460GTX Hawk] [GIGABYTE GV-N56GSO-1GI]
 Cooler:(水枕)EK-VGA Supreme HF - Nickel
      (ラジエター)Swiftech MCR220-DRIVE + Black Ice SR1 280 + Magicool 120S
      (ポンプ)Swiftech MCP355 + Swiftech MCP655    
      (リザーバ)XSPC Dual 5.25 Reservoir for Laing D5
電源:[ANTEC CP-850]
ケース:[ANTEC P193 V3]
OS:[Windows7 ultimate 64bit]

・計測に使用するソフト
1.FFXIVBenchmark
 [Fullscreen][HIGH&LOW]
2.THE LAST REMNANTBenchmark
 [Fullscreen] [1920*1080]
3.FurMark1.9.0
最高設定と思われる物 [Fullscreen] [1920*1080] [8X MSAA] [Dynamic background] [Burn-in] [Xtreme Burn-in] [Post FX]
4.3DMark Vantage
Freeで使用できる設定。

※室温約24度で計測 

MSI N460GTX Hawk(水冷)
1.FFXIVBenchmark
LOW


HIGH


2.THE LAST REMNANTBenchmark


3.FurMark1.9.0


4.3DMark Vantage






GIGABYTE GV-N56GSO-1GI(空冷)

1.FFXIVBenchmark
温度:最高で65度くらいになりました。
LOW


HIGH


2.THE LAST REMNANTBenchmark
温度:FFと同じくらいでした。


3.FurMark1.9.0
温度:69度

おまけ
FurMark1.9.0 10分
温度:86度以上


10分だけなのでどこまで上がるかは未計測です。

4.3DMark Vantage





といった結果でした。
きちんとスコア計測をしてもやはりGIGABYTE GV-N56GSO-1GIは優秀でした。



▼限界OCに挑戦する▼
ここからは、空冷・水冷システムを利用し限界OCに挑戦していきたいと思います。
せっかくなので、MSI N460GTX HawkとGIGABYTE GV-N56GSO-1GIの比較もします。
使用するPC構成・ソフトは上記と同じです。
※あくまで、私の環境での事なので全く同じ結果にはならない事もあるかと思います。
OCは保障外・機器が故障する恐れがあるので自己責任でやりましょう。


MSI N460GTX Hawk(水冷)は以前からOCテストをしてきたのですが、
私の個体ではコア940MHz メモリ3640MHzというのが一番スコアが高く安定します。
スコアはこんな感じです。

1.FFXIVBenchmark

LOW


HIGH


2.THE LAST REMNANTBenchmark


3.FurMark1.9.0


FurMark1.9.0 10分


4.3DMark Vantage





OC無しのGIGABYTE GV-N56GSO-1GIにスコアが似ています。
OCしたN460GTX Hawkは消費電力が200W超えしていると思うので、
安定環境・消費電力等を考えるとOC無GV-N56GSO-1GIを普通に使用する方が賢いです。


次はGIGABYTE GV-N56GSO-1GI(空冷)です。
空冷での安定環境は、コア1000MHz(電圧1.080v以上) メモリ4440MHz(電圧1.580v)でした。
コアの電圧が足りないと落ちる事が多々ありました。
私は1.100vにしています。

1.FFXIVBenchmark
温度:最高75度
LOW


HIGH


2.THE LAST REMNANTBenchmark


3.FurMark1.9.0


FurMark1.9.0 10分
3回挑戦しても82度あたりで落ちるので計測していません。

4.3DMark Vantage






最後にGIGABYTE GV-N56GSO-1GI(水冷)です。
水冷での安定環境は、コア1060MHz(電圧1.080v以上) メモリ4440MHz(電圧1.580v)でした。
思ったより伸びなかったので、再度挑戦してみます。

1.FFXIVBenchmark

LOW
データが消えてしまった為未掲載

HIGH


2.THE LAST REMNANTBenchmark
データが消えてしまった為未掲載

3.FurMark1.9.0


FurMark1.9.0 10分
データが消えてしまった為未掲載

4.3DMark Vantage
データが消えてしまった為未掲載





GTX560はBATTLEFIELD 3推奨カードのようです。
ためしにベータテストで計測してみたところ、35~50フレームほどで動作していました。
確か設定はHIGHだったと思います。


レビューをお読みいただきありがとうございます。
ちょっと時間が無かったので、支離滅裂・不完全なレビューになってしまっています。
後々書き足し・訂正などします。
本当にお恥ずかしい限りです。

※※削除してしまったHDDを復旧したソフトはマザーボードレビューの方に書いていますので、興味がありましたらお読みください。

.FurMark1.9.0←このソフトはCPU性能にスコアがあまり左右されないので単純にGPU性能を計測するのにいいソフトだと思います。
計測時間も短いですし、負荷も結構かかるので簡単な最高温度見極めにも使用でき、スコアをネットに登録できるので他の人のスコアと比べたりできるので面白いです。
使用したことの無い方はぜひ!

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