今までインテル製マザーボードは使ったことがなかったので、楽しみにしてました♪―外観―やっぱりドクロマークが目立ってますね(笑)
硬派なイメージがあるインテルが、このようなマークを使用するとは意外ですね。
ちなみに他機種ではドクロマークを光らせることが出来るらしいんですが、この機種にはそのような機能はありません。
う~ん、残念!
PCI関係では、PCIe x16 Gen 2.xが3本、PCIe x1 Gen 2.xが2本、PCIが1本と拡張性は豊富。
でもPCIが1本しかないので、使う場合はVGAなどで塞がれないよう配慮する必要があります。
背面パネルはeSATAあり、USB3.0あり、IEEE1394aありと種類が豊富で良いですね。
特にeSATAとUSB3.0という高速デバイス用コネクタを多数設けてあるボードは珍しいですし、高速デバイスを複数使えるのは良いですね。
また私的に面白いと思ったのは、Back to BIOSボタンです。
これは押した状態にしておくと次回起動後に強制的にBIOS画面に行けるという機能なんですが、他のマザーボードのようにPOST画面を見計らってDeleteキーを押さなくてもスムーズにBIOSに行けるので良いですね。
ただ、マザーボードの設置の際にバックプレートをしっかりと嵌めないと、このボタンが押しっぱなしの状態になるので注意してください。
私はちゃんと設置していないせいで、BIOS画面以降に行くことが出来ず、テンパりました(笑)
あと、残念なのは音声出力がS/PDIFが光角型しかないことですね。
私が持ってる「ASUS P6X58D Premium」や前に使っていた「GIGABYTE GA-X48-DS5」では光角型と同軸の2種類があり、光格型は「DENON ホームシアターシステム DHT-M380(M)」に接続し、同軸は「Pioneer デジタルコードレスサラウンドヘッドホン SE-DIR800CII」に接続して使い分けてたんですが、こういう使い方が出来なくなりました。
一応ラインインをヘッドホンに接続して使えはするんですが、ラインインを接続するとS/PDIFから出力されなくなる仕様のようなので、前のように繋げっ放しで使い分けることが出来なくて少々不便です。
まあ、こんな使い方してるのは私ぐらいだとは思うんですが(笑)
SATAコネクタはSATA6Gb/sが2つ、SATA3Gb/sが6つ、合計8つと昨今のマザーボードとしては標準的ですね。
SATA6Gb/sコネクタはRAIDは不可能、SATA3Gb/sコネクタはRAID可能になってます。
付属のSATAケーブルはラッチ付で長さは50cm。
端子部は挿しづらく・抜きにくくなっているので、意図せず抜けることはないと思います。
でも挿すときにも結構固いので、機器の端子をダメにしそうな感じがあって少々怖いですね(笑)
フロントパネルの電源スイッチなどの端子接続部は色分けがされていて、繋げやすいです。
フロントUSBはUSB2.0対応のみ。
せっかくフロントにUSB3.0がある「Antec PCケース P183-V3 BI」を買ったのに残念です。
―USB3.0及びeSATA―
標準で外付デバイス用端子が複数あるので、試してみました。
使用したHDDは「WD15EARS-00MVWB0」、使用した外付HDDケースは「オウルテック ガチャポンパッ!SMART USB3.0対応 OWL-ESQ35/U3(B)」です。
なんと、4K DQ32以外は全く性能が変わらないという、とんでもない性能を発揮しました!
同じくUSB3.0搭載である「ASUS P6X58D Premium」では性能が若干落ちていたんですが、これはスゴイですね♪
一方、eSATAでも「Cooler Master X Craft 350 USB/eSATA case」を使って試してみたんですが、認識できず。
別途ドライバをインストールしたり、BIOSで設定をIDEからRAIDに変えるなど試してみたんですが使えませんでした。
前々からeSATAは速度面では早くてもPCで認識しづらい面がありましたが、これが外付ケースのせいなのかは正直わかりません。
外付デバイスにはUSB3.0対応機器を使うことをオススメします。―総括―
デジタル同軸端子がないなど不満な点はありますが、拡張性は概ね申し分ないと思います。
私は今までインテル製マザーボードに関して「良く言えば手堅い、悪く言えば拡張性に乏しい」というイメージを持ってたんですが、考えを改めないといけないようですね。
ショップの売り場ではASUSやGIGABYTE、MSIなどのメーカー製品が目立ちますが、コレも選択肢の1つになれる十分な魅力を持ってると思います♪―BIOS―(2011.10.4追記)
先日BIOSを現在最新のバージョン0876にアップデートしたところ、OSの起動が出来なくなり、BIOSのセットアップ画面にもいけなくなるトラブルが発生しました。
色々試してみたところ、次の条件で一応OSの起動が出来ました。
①SATA3Gb/sに接続している、光学ドライブ全部 or HDD全部を取り外す
②SATA3Gb/sのモードを”RAID”ではなく”AHCI”に変更する
どうやらSATA3Gb/sを”RAID”モードにした状態で光学ドライブやHDDを全部接続していると発生する現象のようです。
とは言え、BIOSアップデート直後に発生している上にBIOSセットアップ画面にもいけないのだから、BIOSに問題があることは明らかなので、バージョンを古くすることで問題の解決をはかりました。
最新バージョンの0876→0817→0765まで試してダメだったんですが、0752にすることでようやく問題解決!
元通り”RAID”でOS起動やBIOSセットアップが出来るようになりました(^_^;)
BIOSは不具合などが起きていない状態では、アップデートしない方が無難ですね。―ドライバ―(2011.10.4追記)
実はこのロッコア星のセットを使い始めてから、稀になんですがブルースクリーンになることがありました。
回数は少ないしプレミアムレビューの締め切りも近かったのでスルーしてたんですが、解決法を模索してみることにしました。
ブルースクリーンになった際に写真に撮って調べてみると、「mx91xx.sys」つまりSATA6Gb/sドライバに原因があるらしいことが判明。そこでメーカーホームページで検索してみると新しい機種ということもあり9月にドライバが更新されていたので早速DL&インストール!
これ以後は今のところブルースクリーンには遭遇していません。
BIOSと違い、ドライバは常に最新にしておいた方が良いと思います。
退会したユーザーさん
2011/08/23
(^0^/
これは豪華なMBですね!
デジタル同軸端子は、サウンドカードを買っちゃいましょう!
メモリのレーンが6本あるのを見るだけでワクワク・テカテカ☆であります!
Back to BIOS、イイじゃないですか!
あれこれいじっている時に「Delete押し忘れたぁあああ」を防げますもんね。
ryo157さんが仰るとおり、これまでのインテルMBは質実剛健でシンプルな印象でしたが、これはかなりブッ飛んでいて、こういうのもアリですね!
ryo157さん
2011/08/23
コメントありがとうございます。
サウンドカードは前々から気になっていてアキバでも見て歩いたんですが、角型と同軸が両方あるのはONKYOの3万円ほどするボードくらいしかないんですよね(笑)
どうしたものか・・・。
ネイエフさん
2011/08/23
ハイエンドだけあって豪華なマザーですね~
IEEE1394がついてるのも今となっては珍しい気もしますw
ryo157さん
2011/08/23
コメントありがとうございます。
IEEE1394は珍しいですよね。
というか私は今まで対応機器を使ったことないですし(笑)
かるびさん
2011/08/25
折しもeSATAのハードディスクケースを買おうとしていたところなんですが、これを見てUSB3.0のケースが欲しくなりましたw
ryo157さん
2011/08/25
コメントありがとうございます。
USB3.0のケースは結構種類が出てきましたし、速度も速いのでオススメですよ♪
kenさん
2011/08/26
流石に豪華な構成のマザーですね。
ポートも普通に使う分には、十分過ぎるポートが揃っていると思います。
IEEE1394ですが、USB 3.0程早くないですが、
USB 2.0より早くて、安定していますよ。
今更使うことは無いと、思いますが。
ryo157さん
2011/08/27
コメントありがとうございます。
拡張性に関しては十分だと思いますよ。
IEEE1394は使ったことがないんですよね~(笑)
USB 3.0は外付けケースなども増えてますし、速度も文句なしに早いので、今後の主流になっていきそうですね。
リンさん
2012/02/12
発売から半年以上が過ぎてしまいましたが・・・
Intel様は現在も積極的にBIOSアップデート中のようです!
2012/01/29にBIOS Update [SOX5820J.86A]
折角だったのでアップデートしてみました!
気のせいかUSBの認識が良くなった様な気がします。
ryo157さん
2012/02/12
コメントありがとうございます。
BIOSは0888までいっていたんですね(^_^;)
今度試してみます!