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【プレミアムレビュー】Intel CPU 最高峰! Core i7-990X Extreme Edition!!【2011/08/28更新】

『レビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」ハイスペックパーツ豪華3点セットで

      最高パフォーマンスのPCを作れ!』のプレミアムレビューに当選させて頂きました。
Intel® Core™ i7-990X プロセッサー Extreme Edition
Intel® Core™ i7-990X プロセッサー Extreme Edition

選んで頂いたzigsow様、Intel様、関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

Intel X58チップセットという事でLGA1366ソケットでは人生初めての組み立てになります。

そして、Extreme Editionは私のような凡人には手の出せるようなCPUではなく、

このような素敵な機会を与えて頂けました事感謝致します。


今回はSSDの単体性能、マザーボード及び組み立てのレビューを以下に記載させて頂きました。





なので、今回のCPUレビューはトータルパフォーマンスと言う事で集約して書かせて頂きます。

宜しくお願いします。



■ パッケージ紹介
Intel Core i7-990X Extreme Edition のパッケージ内容
Intel Core i7-990X Extreme Edition のパッケージ内容

   ● CPU本体(Intel Core i7 990X Extreme Edition)
   ● リテールCPU Fan(超巨大)
   ● CPU グリス
   ● Intel Core i7 Extreme Editionシール
   ● 簡易説明書

   ☆ リテールのFanの大きさには驚かされました><



■ 製品紹介
   Sandy Bridgeの登場で、影の薄くなったLGA1366製品ですが、

   Sandy Bridgeには6コアのモデルが無いため、

   Extreme Editionの名に恥じる事無く、今もハイエンド志向のユーザーに注目されています。

   【製品仕様】
      ● コア数:6個
      ● スレッド数:12個
      ● 定格クロック:3.46GHz
      ● Max Turbo :3.73GHz
      ● L3キャッシュ:12MB
      ● QPI Speed:6.4GT/s
      ● QPI Links:1
      ● TDP:130W
      ● VID Voltage:0.800V-1.375V

   【CPU-Z 1.56 64bit版の画像】
CPU-Z CPU
CPU-Z CPU
CPU-Z Caches
CPU-Z Caches

      ☆ 漆黒の黒のエンブレムがカッコいいです><



■ レビュー環境紹介
   1) CPU
       Intel Core i7 990X Extreme Edition Box

   2) マザーボード
       Intel デスクトップ・ボード DX58SO2



   3) メモリー ※メモリー容量合計12GB
       DDR3 240 Pin Long-DIMM DDR3 1333
            PC3 10600 Triple Channel Kit SP012GBLTU133V31       




   4) グラフィックカード
       GALAXY GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN2.0




   5) SSD
       Intel® SSD 510 120GB



   6) パソコンケース



   7) 電源ユニット
       KEIAN ATX電源「BULL-MAX」 500W 80PLUS BRONZE KT-F500-12A



   ☆ 電源ユニットは今回のレビューの為に購入しましたが、
      おものだちの皆さんのアドバイスから、今回の構成には不適切と指摘を頂きました。
ASUS 電源用ワット数計算機
ASUS 電源用ワット数計算機

      その為、後日交換予定です。

   8) OS
       Microsoft Windows 7 Service Pack 1 64bit版



■ 比較対象PC


   ☆ ショットガンPC:PASSANT i72600GX/B3-FFXIV-PR

   【性能】
     ● CPU:Intel Core i7 2600
     ● メモリー:DDR3-1333 2GB x 2枚 合計4GB
     ● OS:Microsoft Windows 7 Professional 32bit 正規版(DSP)
     ● グラフィックカード:GALAXY GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN2.0
     ● 電源ユニット:KEIAN Bull-MAX 720W (KT-720RS)
     ● パソコンケース:COOLER MASTER CM690 II Plus (RC-692-KKN1)
     ● マザーボード:MSI MS-7673

   ☆ Sandy Bridgeとの一騎打ちです!



■ 性能テスト

   1) Windows エクスペリエンス インデックス
990X Windows エクスペリエンス インデックス
990X Windows エクスペリエンス インデックス

      ☆ 比較対象のショットガンPCの結果
ショットガンPC Windows エクスペリエンス インデックス
ショットガンPC Windows エクスペリエンス インデックス

      ☆  総括
Windows エクスペリエンス インデックス 結果比較表
Windows エクスペリエンス インデックス 結果比較表

        トータルパフォーマンスが7.5以上になりました!

        Sandy BridgeのCore i7 2600のパフォーマンスが7.6なので、

        0.1ポイントアップです!



        他、メモリーがトリプルチャンネルになった事により

        デュアルチャネルから0.1ポイント上がっています。

        SSDを利用している事もあり、

        プライマリーハードディスクは最大値での頭打ちとなりました☆

        自宅でこんな結果を見ることが出来るなんて幸せです。



   2) CINEBENCH
CINEBENCHの結果
CINEBENCHの結果

      ☆ 比較対象のショットガンPCの結果
ショットガンPCのCINEBENCH結果
ショットガンPCのCINEBENCH結果

      ☆ 総括
CINEBENCH RELEASE 11.5 比較表
CINEBENCH RELEASE 11.5 比較表

         コア12個を使ってガンガンレタリングして行く様は圧巻でした。

        あまり差はないと感じつつも、Extreme Editionの名に恥じない結果となりました。


   3) 動画エンコード速度

      ☆ 昔撮った自分の動画を、WindowsLive ムービーメーカーでエンコードしてみました。

         1.5GBのavi形式の動画をwavにしてみました。

エンコード中のCPU
エンコード中のCPU
エンコード中のIETU
エンコード中のIETU
エンコード結果
エンコード結果


      ☆ 結果 ☆

          開始時間 10時52分12秒
          終了時間 10時56分44秒

          作業時間 4分32秒でした。


      ☆ 比較対象のショットガンPCの結果
ショットガンPC エンコード結果
ショットガンPC エンコード結果

          開始時間 21時21分57秒
          終了時間 21時29分16秒

          作業時間 7分19秒でした。

      ☆ 総括
エンコード速度 比較表
エンコード速度 比較表

          エンコードではコアの差が大きく出ましたね。
           8コア  :7分19秒
           12コア :4分32秒
          動画をエンコードする方はヤッパリコアの数重視がお奨めです。



   3) FINAL FANTASY XIVベンチマーク
LOW - 5462
LOW - 5462
HIGH - 3285
HIGH - 3285


      ☆ 比較対象のショットガンPCの結果
LOW - 5418
LOW - 5418

HIGH - 3077
HIGH - 3077

      ☆ 総括
FINAL FANTASY XIVベンチマーク 比較表
FINAL FANTASY XIVベンチマーク 比較表

         グラフィックカードの性能で結果が頭打ちになっていると感じますが、
         8コアvs12コアの結果から990Xの方がベンチマークが伸びました☆



   4) PCMark 7
PCMARK7 - 4344
PCMARK7 - 4344

      ☆ 比較対象のショットガンPCの結果
ショットガンPC PCMARK7 - 3010
ショットガンPC PCMARK7 - 3010

      ☆ 総括
PCMARK7 比較表
PCMARK7 比較表

         大きく差が出ました。コアの数が圧倒的なパフォーマンスを生み出しています。



   5) 3DMARK11
3DMARK11 - 3532
3DMARK11 - 3532

      ☆ 比較対象のショットガンPCの結果
ショットガンPC 3DMARK11 - 3561
ショットガンPC 3DMARK11 - 3561

      ☆ 総括
3DMARK11 比較表
3DMARK11 比較表

         FFベンチマークと同様に、
         グラフィックカードの性能で結果が頭打ちになっていると感じます。
         ですが良い数字が出ているのではないでしょうか^^b



■ ここからが本当のやりたかった事

 ☆ PS3 Media Serverの構築! ☆

   【PS3 Media Server = PMSとは】
     ● 概要
       ・PS3 Media Server (通称PMS)とはPS3用のフリーで高性能なDLNAサーバソフトです。
       ・javaで構築されておりWindows、Mac、Linux上で動作します。
       ・外国の方(フランス人?)が製作されているソフトですが、
        有志の努力により日本語対応となっています。

     ● 特徴
       ・日本語対応
       ・使いやすいGUI
       ・かなり多数のコンテナに対応している
       ・DVDISOなどのイメージファイルの読み込みが可能
       ・ZIPやRARといった圧縮フォルダも直に読み込みが可能
       ・ディレクトリ構成が変わった場合即リフレッシュされるため余計な待ちが無くなる
       ・MEncoderエンジンを使用しており細かいオプション設定が出来る
                                       (動作不安定の可能性アリ)

    こちらのフリーソフトを使って、DVDISOイメージをスムーズに再生してみよう!

    と検討しレビューする事にしました。

    設定項目にマルチコア対応とありますので12コアを使い切り家庭のDLNAサーバーとしての

    活躍を期待しております。



   ● 一通り設定して再生してみました


     DVDISOの再生はスムーズに出来ました。

     よし!ロッコアのパワーを生かして早送りだっ!!っと早送り押してみたら、

     動画の通りちょっと固まってしまいますね(早送りはしています)


     では、今まで使っていたPMSサーバーだとどんな感じかといいますと、


     再生は問題ありませんが、早送りすると画面に黒い帯が出て、

     再生ボタンを押すとトラックの最初に戻ってしまいます。

     この事から990Xのパワーで再生がしっかり出来ている事が判りました。

     これで、DVDをレンタルして見る時もDLNAを使いストレス無く(?)見れます☆

     ※PMSの仕様で早送りは結構苦手みたいです。



   ● ちなみに再生・早送り時のマシンの状態は以下の通りです。
PMS再生中のIntel Extrime Tuning Utility
PMS再生中のIntel Extrime Tuning Utility
PMS再生中のトランスコードバッファは十分にあります
PMS再生中のトランスコードバッファは十分にあります

PMS再生中のCPU利用率
PMS再生中のCPU利用率


   ☆ やっぱりExtreme Editionの名に恥じぬハイパワーを感じることが出来ました。



■ 総括

   ロッコアレビューと言う事で、CPU/マザーボード/SSDを組み合わせた

   トータルパフォーマンスの総括としては、コアを使い切るソフトウェアを用いると、

   Sandy Bridgeにも負けないハイパフォーマンスを発揮する事が解りました。


   動画のエンコードではINとOUTの作業領域にSSDを用いた事で、

   高速な読み出し、書き出しが行えたのだと感じます。

   そして、12個のコアを活用したエンコードも今回の結果につながったと感じます。


   一番紹介したかったPMSの結果はグダグダ感一杯ですが、

   コアが多い事によって早送りが出来たのが一番のポイントだと思います。

   Extreme Edition!!の名に恥じないハイパフォーマンスを見せてくれたと思います。


   今後の展望としましては12コア+12GBのメモリーをフル活用する為に、

   Hyper-V Server 2008 R2を使って仮想PCを沢山動かしてみたいと思います。

   その為には・・・安定稼動させる為に電源ユニットとPCケースを新調しなくては><

   まだまだレビューは続きます☆



■ お礼

   今回のロッコアレビューでは自分の至らない点からおものだちの皆さんはじめ、

   沢山の方の応援とアドバイスを頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

コメント (34)

  • makibisiさん

    2011/08/22

    レビューお疲れ様です!

    恐ろしい性能ですね・・・。^^;
    Xシリーズは、高嶺の花ですよね~。orz
  • 春脳。さん

    2011/08/22

    レビューお疲れ様です。

    電源は12V単一出力のものがお勧めで、シーソニック社やコルセア社のものが特にお勧めです。

    参考までに私はコルセアのCMPSU-850HXJPを使用しております。



    少し古いですが、ハイエンドのほうに位置するもので、7年保証もついており、

    1万5000円ぐらいで購入できるのでお勧めです。
  • リンさん

    2011/08/22

    >makibisiさん
    コメントありがとうございます。
    性能はSandy Bridgeにも負けておりません!
    消費電力を考えると・・・??って所ですが(汗)

    >Xシリーズは、高嶺の花ですよね~。orz
    私も今回のような機会が無ければ絶対に触る事が出来なかったCPUだと思います。

    皆さんに感謝しております。
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