最初、このレビューではミニノートのMSIのU100Plus(販売年2009年~ WinXP、CPU Atom N280 1.66GHz、メモリ1GB、HDD160GB)への換装を予定していました。HDDを丸ごとコピーし、SSDを本体に入れたところ、SSDを認識してくれませんでした。事務局に連絡したところ、BIOSの更新が必要ということで、試みたのですが、全くダメで断念。そこで、現在メインで使用しているノートパソコンでレビューすることになりました。
使用するマシンは、富士通のFM-V NF/D50。こちらも2009年の販売のマシン。WinVista、CPU
Core 2 Duo P8700 2.53GHz 2コア、 メモリ 4GB、HDD 320GBですが、HDDを500GBに換えたものを手に入れ、OSをWin7に入れ替えて使っていました。
HDDが満杯状態で、動きももっさりとなり、HDDの換装を考えていたところでしたので、今回の話は渡りに船でした。
ということで、今回の換装ではこのマシンにSSDを入れ、まだまだ使えるものか確認すること。そして、OSもWin7からWin10に替えても問題なく動くかどうかを確認してみました。
もとになるHDDのせいか、手こずりました
HDDは500GBで、SSDは480GB。初め、このSSDを手にした時、500GBだと思い込んでいました。しかし、よく見ると480GB。HDDの丸ごとコピーでは、移行先の容量が大きくなくてはならないと聞いており、これは無理ではないかと思ったものの、ダメもとでやってみました。
まず、使用したソフトは Renee Becca。移行先の容量不足でやはりダメ。次にEaseus Todo Backupも使ってみましたが、これもダメ。
ん~ん、そうだ! システムだけコピーしよう!
そう決めて、SSDにコピー。本体に入れてスイッチを入れ、F2を押してセットアップユーティリティ画面に切り替え。起動デバイスの優先順位をSSDに変更して再起動。これで起動するはず...
エラーが出ました。システムを読んでくれません。きっとシステムのコピーが失敗だったんでしょう。
SSDを外して再度フォーマットし、OSをクリーンインストールすることにしました。こちらの方は問題なく成功です。
今回の作業では、最初から躓き、手こずりました。
FM-V NF/D50はスペーサー不要で簡単、薄くても問題なし
私よりも先にレビューされた方を見ると、SSDはHDDよりも薄型のため、スペーサーが必要ということでしたが、FM-V NF/D50の場合は、金属プレートにネジ留めして、更に本体にプレートを固定するので、スペーサーは不要でした。
裏蓋を留めるネジは1本。HDDやSDDを金属プレートに固定させるネジは4本。それを本体に固定させるネジは2本。実に簡単です。
やっぱり早いわ
クリーンインストールになってしまったので、動きはよくなったのは当然ですが、とにかく体感速度でも早く感じます。
VistaマシンでもWin10は使える
悪戦苦闘しながらもSSDへの換装を無事終了。Win7で起動できたことに安心しました。でも、せっかく中身が新しくなったので、OSをWin10に替えてみました。MicrosoftのホームページからWin10のアップグレードアシスタントをダウンロードして、OSをアップグレード。OSが替わっても速度の違いをあまり感じることがなく、快適に使うことができます。
これでサポートの終了を気にせず、まだまだ使うことができますね。
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