レビューメディア「ジグソー」

VAIOの復活を目指して

今回復活を目指すのは2010年 6月26日発売の

ソニーVAIO Eシリーズ VPCEB29FJ/B

CPU:Core i5 450M2.4GHz/2コア

メモリ:DDR3 PC3-8500 4GB

HDD:500GB

ブルーレイディスクドライブも搭載のオールインワンながら

HDDの遅さがネックだったため今回のモニターレビューに応募した次第。

 

最大のネックは搭載するマザーボードのチップセットが

インテル HM55 ExpressでSATA2.0でインターフェースの

上限が300MB/sな可能性なことだが如何に?

 

まずはバックアップ作業の開始

 

パッケージは思ったよりもシンプル
パッケージは思ったよりもシンプル

 

今回のドライブのバックアップにはAOTECHのHDD STANDを利用、

USB2.0のため速度は遅いがノートPC自体がUSB2.0しか無い為十分。

まずはHDDのフォーマットを開始

「マイコンピューター」→「管理」でディスクの管理画面からフォーマットへ

当初GPT規格でフォーマットして認識しなかったので間違いなくMBR規格でバックアップしましょう。
当初GPT規格でフォーマットして認識しなかったので皆さんはMBR規格でフォーマットしましょう。

 

フォーマットが完了すればお次はいよいよディスクのバックアップ作業!

早速、Intel公式のIntel Data Migration Softwareでバックアップ!

・・・と行きたかったのですがUSB接続のためかIntelのSSDと認識できないのか断念。

他の方も使われているEaseUS Todo Backupの「クローン」でドライブをバックアップ

USB2.0接続と搭載するHDDの遅さも相まって2時間程かかりました。

なお、先程も出ましたが当初はGPT規格でSSDをフォーマットしたためこの作業を
なお、先程も出ましたが当初はGPT規格でSSDをフォーマットしたためこの作業を

合計で2回の4時間費やしてしまいました。

 

 

更新: 2016/07/07

HDD→SSDへの換装

 

 

 

まずはHDDの分解へ、昔はVAIOと言うと分解が大変なイメージがありましたが

今回の機種はA4サイズなのも相まってHDDへのアクセスは簡単。

 

まずは外側の2本のネジを外して(これはHDDを抑えるネジも兼ねてる)

カバーを開けたらもう2本同様にネジを外す

そのまま引っ張って外そうとするも外れず悩んでいましたが、正解は

「横にスライドして端子から外す」

外してみると結構厚みの差がありましたが、ネジの止める位置は同じなので問題無し

後は先程と逆の手順で仕舞っていくだけ。

なお、古いHDDはIntelのSSDの箱にちょっとキツイながらも収納出来ました。

換装して余ったHDDはバックアップ用途で取っておくという方もひと安心?

 

 

 

更新: 2016/07/07

換装前のベンチマークと使用感

当初搭載していたHDDは以下のようなベンチマーク結果で分かる通り今見てみると

シーケンシャル読み書きは言うまでもなく通常の読み書きもかなり遅いもの。

とはいえWindows7のOS標準のベンチマークでは推奨の5を超える

5.7という数値で当時としては平均以上の物だった模様?

なお電源ON→Windowsのホーム画面表示までは1分ですが、スタートアップのソフトの

起動諸々で2分程度は待たされ

Chromeブラウザーの初回起動にも数十秒

iTunesもアルバムアートやファイルの読み込みなどで数十秒待ち

起動から各種動作開始が全般的に数十秒待たされ使いたい時にサッと使える

という処理能力の高いPCとしての用途はあまり期待できないものでした。

更新: 2016/07/07

換装後のベンチマークと使用感

現行のSATA3.0の600MB/sの規格の半分の速度であるSATA2.0での

SSDの接続のためベンチマークは公証数値の約半分ですが、

HDD搭載時の3倍以上の数値を出す結果に。

Windows7のユーザーエクスペリエンスも5.7→7.6に大幅上昇

Windowsの起動時間も大幅に上昇して1分→30秒以下になり

起動直後の他のアプリの立ち上がり中も気にすることなく操作可能に。

Chromeブラウザーもこれまでの数十秒待たされての起動も無くなり

iTunesについても同様に起動時間が数分の1に大幅減

その他のソフトについてもドライバー更新ソフトやウイルススキャンなども

SSDによる読み込み速度の上昇でスキャン時間が大幅に減ることで

「起動頻度の低いサブマシンにアップデートやスキャンで時間を取られる~」

といった悩みからも解放してくれました。

 

数値上は本来の公証スペックの半分に満たない速度しか出せない

SATA2.0インターフェースを使った旧世代のノートPCでも大幅な

体感速度の上昇が実感出来る事が分かりました。

更新: 2016/07/07

オマケ(Windows10導入)

せっかくHDDまるごとバックアップした事だし何かトラブルあっても大丈夫とばかりに

これを機会にWindows10へのアップグレードを実施。

ここ最近は恐怖の画像扱いされるこの画面もHDDにバックアップがあるので怖くない。

アップデート自体はDVDに焼いたISOイメージからで1時間弱で完了。

 

 

起動当初のドライバーのアップデートもSSDの恩恵か短時間でのインストール完了。

ChromeやiTunesといったソフトもWindows7と同様の使用感や起動時間で一安心、

しかしながらSSDのベンチマークを取ってみると・・・。

他の数値は全般的に上昇するも何故か4KQ32T1の数値だけが低下。

使用感や起動時間には影響していないようなのですがWindows10では

上記のような結果に相成り。

(SATAまわりのドライバーがWindows10と何かあるのかな?)

 

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