USTREAM・ニコニコ生放送経由で生放送イベントに参加してきました。
日本マイクロソフト社主催、いつどこオフィス~あなたらしい働き方をしよう~ トークショー(4月18日(金)22:00 ~)に参加をしてきました。
今回私はUSTREAMを利用しての参加になります。
≪出演者≫
■ モデレーター
ビジネスコンサルタント ショーン K 氏
■ コメンテーター
ループス・コミュニケーションズ、シニアコンサルタント上梨能寛氏
■ 当日参加ゲスト
・国内外で活躍中のマーケター、大柴ひさみ氏
・徳島サテライトオフィスの誘致を行っている、ダンクソフト星野晃一郎氏
・働くママ支援プロジェクト「キャリママ」そして「東京ワーキングママ大学」代表、大洲早生李氏
・公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事、野田祐機氏
●今回は私のテーマとして、「外出先における働き方」をテーマに”働き方”における課題や問題点をレポートしてみます。
今回のイベント内容は、
企画1: Microsoft Lync と呼ばれるコミュニケーション ツールを使って、番組での討論に即したご意見を皆様から集める。
企画2:Excel スプレッドシートを参加者がブラウザーから共同で編集し同時編集の世界記録をギネス申請予定する。
という2種類のイベント企画が行われました。
まず、企画1のイベントですが、主にアンケートなどの投票をメインに行っていましたが、実際は音声やメモなどを複数人で共有をするグループチャットのようなものでした。
参加に必要なソフトをダウンロードして参加をするものだと思っていましたが、さすがoffce365ですねクラウド環境を売りにしているだけあってインターネットブラウザーのみですべて完結できました。
使用アプリはMicrosoft Lync ブラウザーアプリなので特にソフトのインストールは必要ありません。
すでに準備されている会議場だったので、ゲストユーザーでログインする。
このときはユーザーアンケートをしていました。
こちらのアンケート内容はこの(イベント)番組の希望開催頻度を集計するというものでした。社内アンケート調査などに使えますね、大手の会社なら社員食堂の希望ランチとか集計するといいかもです。アンケートだけでなく会議やディスカッションに使えそうです。予断ですが、全員某ロボットアニメのsound onlyモノリスにしたらより臨場感がでるのではと考えてたりもしました。
企画2は大人数でエクセルを作業し、何人まで接続に耐えれるかというものでした。動画内でもコメンテーターも言っていましたが、想定として40人まではいけるのではないかといっていました。今回イベント内での接続人数は57人で回線がおちて止ってしまったようです。こういう実際の生番組での耐久テストは面白い試みだと思います。にこにこ動画でも配信しているため、結構色々なレビューが飛び交いましたが、結構みなさんまじめに取り組んでいました。私も参加しましたが誰のカーソルなのかが色で分かれていてとてもわかりやすかったです。wiiなどのゲーム機でで4人で1つのゲームをいじってるような感覚でした。
画像の中で参加ユーザーの選択セルの枠に色が塗られていて誰がどの作業をしているかすぐにわかるようになっていました。
参加ユーザーもこのようにリスト化され色分けされていて、わかりやすいようになっています。
今回のイベントに参加しての感想
offce365はマイクロソフトの鷲見研作氏がクラウドを基盤にすることで、従来のグループウェアとは違うより効率よく合理的に作業ができるといっているように、ネット環境のみあればプラットフォームに依存しないグループウェアを目指しているようでした。
グループウェアといいましたが、offce365は従来のオフィスソフトというよりグループウェアと言い切ってもいいというくらいのものです。実際私は現在サイボウズ社のものを利用していますが、スケジュール管理とファイルの保管場所にしか利用をしていません。仕事でワードデータやエクセルデータはダウンロードした後作業をし作業がおわったらアップロードをする一連の流れでした。
offce365はクラウド基盤であるだけあって、独自ドメインを設定し現在利用しているメールをそのまま利用したり、クラウド上でファイルを共有し非同期でリアルタイムに複数人とデータの編集作業ができるというもになっていますので、ダウンロードした後作業をし作業がおわったらアップロードの作業が必要なくなります。複数人でのリアルタイム操作なので、差分問題も解決できます。
A氏「この商品5,000円でしたよね。」
B氏「いやいや7,000円だよ」
C氏「じゃあ税金計算ここに入れておくね。」
上司「B君値段違うから直しておいたよ」
という作業が電話連絡もタイムロスも無しですることができます。
しかし、そんな万能と思えるものにも弱点があります。それはネット環境が必須というもの、こちらはoffce365ではPC側にインストールするoffceも付いていますので、従来のダウンロードした後作業後アップロードするという流れで対処するしかないです。また、新幹線内など回線が不安定なところもあまり向かないかとおもわれますが、従来のグループウェアと同じ使い方をするだけなのでデメリットとしては薄いのではないかと思います。
以上のことから、外出先ではスマホは最低限必須になります。取引先との連絡用の電話と社内グループウェア用のスマホまたはPCが必要になります。連絡用の電話をテザリングなどで利用するとか色々と考えられますが、バッテリーの問題や取引先とはやはり電話なのでここは切り離しておかないといけません。そこらへんも込みでリアルタイムの作業効率と回線などのランニングコストなど損益分岐点をきちんと計算してから導入を考えないといけません。
もうひとつ問題点として新しいクラウド環境など最先端のものに周りが追いついていないということ、今回はITに詳しいコメンテーターが集まっていたので、使えて当たり前という感じでした。自分の会社だとPCに詳しくない社員も大勢います。画期的なシステムは底辺が「これはいい!」と思えるものが一番成功すると思っております。
ただ慣れるととても便利なものなので、リアルタイム作業をメインに押していくとかなりいいと思います、とくにアクセスなどのデータベースなどもリアルタイム処理ならコールセンターなど顧客情報を多く取り扱っているところなどでは重宝されるとおもわれます。
クラウド環境とoffce365を使いこなせば、デスクレスで会社外からでも自宅からでも問題なく作業ができます。支店出張や移動にも強くどこにいても迅速に仕事ができる環境がつくれるようになります。そのうち事務所を持たない会社とか普通に成り立つ時代になっていくのではないでしょうか、今後の展開がとても楽しみです。
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