2014年4月18日に開催されたイベント「いつどこオフィス ~あなたらしい働き方をしよう~」を拝見させていただきました。(私はリアルタイムで視聴できなかったので、後日アーカイブされた動画で視聴しました。)
出演者はホストとして、経営コンサルタントの「ショーンK」さんとフリーアナウンサーの「石田紗英子」さん、その他、マイクロソフトの解説者を含め合計6人豪華なメンバーで行われました。
IT系というよりも、ホワイトカラー色の強いメンバーで統一されていますね。仕事で電気関係の開発職に携わっている私にとってどの程度共感できる部分があるのか見ものです。
私のレポートの担当は「オフィスにおける働き方」です。
いくつかのキーワードが出てきてそれについてトークされていましたので紹介しましょう。
■Office365とは?
従来のデスクトップアプリケーションのOffic(WordやExcel等)にクラウドサービスを加えたオールインワンパッケージを提供するサービスのことです。クラウド上のストレージにファイルを置いて共有したり、Lync等のツールでコミュニケーションをとることができます。
Office365自体はソフトウェア製品ではなくサービス全体を指す
■フリーアドレス
この言葉を知らなかった私は、最初フリーのメールアドレスの事かなと思いましたがそうではありません(汗) 図書館やオープンカフェのように特定の席を持たないオフィススタイルのことで、ノートパソコンと無線LAN等のインフラがあれば、社内のどの席に座っても仕事ができるという考え方らしいです。会社によっては社長室も設けずに社員に混ざって仕事をすることもあるそうです。
こんな感じなのか(汗)
これは面白い発想で、このようにすることでコミュニケーションは活性化すると思います。ですが私としてはケース・バイ・ケースだと思いますね。少なくとも私のような電気関係の開発職だと機材は簡単に移動できませんし、横に目上の方が居られると恐縮して仕事が手につき難くなります(笑)
■コミュニケーション
コミュニケーションツールの進化は目覚ましいものであり、相手がオフィス内に居なくても、実際にその場に居るかのようなコミュニケーションが取れるようになってきているとのこと。
これはパソコンやスマートフォンユーザーなら共感できると思います。昔は顧客との打ち合わせと言えば、出張したり、(1対1で済む場合は)電話程度しか手段がありませんでした。テレビ電話の機材は使用頻度の割に高価であることや、顧客側にも同じ設備が必要であることからあまり普及していなかったように思えます。
スカイプやPC画面を共有するツールが普及したことにより、遠隔地とのコミュニケーションはずっとお手軽なものになり、実際の業務で使用するようになってきました。でも、まだまだ使い勝手に不満があります。
多人数でExcelの画面を共有して同時に編集することもできる。
■会議
何故か日本では諸悪の根源扱いされる会議です。海外では目的をハッキリさせておきTo-do形式で進め、次回の会議までは誰が何をするのかを決定します。普通のことだと思いますが、日本の会議だと定例会議が多いのか話が脱線したり、ダラダラ進行が多くなる傾向があるとのこと。実際にLync(Office365の投票も可能な多機能コミュニケーションツール)やニコ生投票では会議進行の質に問題があるというユーザーが大多数でした。
Lyncで投票中の画面。会議の進行の質を改善したいというユーザーが多い。
会議の内容が充実していない会社は多いと思います。会議が報告会になったり、会議の資料を作成する為の仕事ばかりしているという方は多いのでは無いでしょうか? 会議の目的が「会議を行うこと」になってはいけませんよね。
次回のレビューではOffice365を使うことでこれらの不満を解消できるのかをシミュレーションしていきたいと思います。
愛生さん
2014/04/28
私も最初、フリーアドレスの事をフリーのメールアドレスの事かなと思いました(笑)
nicknameさん
2014/04/29
顔の見えない電話会議が苦手なので、顔の見える会議の普及に期待してたりします。
ふっけんさん
2014/04/29
IT系の会社やホワイトカラーな方々の会社なら一般的な言葉なのかも知れませんが、全く知らないとメアドと思いますよねw 会話の中でコスト削減と為とか言っておられたので会社によってはプロバイダのメール代もケチるんだ・・・と思っていました(^^;
ふっけんさん
2014/04/29
電話会議だと雰囲気がわからないですよね。
1対1で話すならともかく、会議ともなると相手の顔が見えるシステムは必須ですよね。これを機に広がってくれると良いのですが・・・