2014年4月18日に開催された「いつどこオフィス ~あなたらしい働き方をしよう~」を拝見させていただきました。
■ 今回のいつどこオフィストークショーのテーマは「これからの働き方」
私は普段は会社内でWebサイト制作作業などを行っていますが、子どもの急な看病のため、急遽在宅勤務に切り替えて仕事をするということもあります。
そのため今回のテーマは自分の仕事を円滑に進めていくためにとても参考になるのではないかと、興味深く拝見させていただきました。
トークショーの中で印象に残っているのが、「在宅勤務における働き方」で、在宅勤務者のモチベーションを維持することと、彼らの孤独感をいかに減らすかが、在宅勤務を成功させるためのカギになるということでした。
■ 在宅勤務のメリットデメリット
在宅勤務のメリットとして子育てや介護と仕事の両立がしやすい、通勤分の時間を有効活用できるなどあります。 (超個人的には在宅だからって子育てや介護が自宅でみながらできるかといえばこれはこれで大変だと思うんですけどね)
しかしプロジェクトメンバーと離れて、自宅などで1人で在宅勤務で仕事をしていますと、自分のペースで集中して仕事ができるというメリットがある反面、抱えてる仕事を仕上げるまでの過程を理解してもらいにくいというデメリットが存在します。
例えば隣の席の人が非常に多忙に仕事をしている様子が目に入れば「あぁ、あの仕事きついんだな」と察することもできますが、在宅勤務ですと、上がってくる仕事の仕上がりに対して、それがどれだけ大変だったのかは作業者が語るまではわかりづらいのです。
そういったことが重なってくれば、在宅勤務者の仕事の正当な評価がされずらい→モチベーションの低下→誰も自分の仕事をわかってくれないという孤独感にさいなまれるということに繋がりやすくなるのではないでしょうか。
■ 在宅勤務に必要なのは、より綿密なコミュニケーション
そこでトークショーの中では、より効率的に仕事をするために「在籍確認(プレゼンス)」をきちんとすることが大切だとマイクロソフトの鷲見さんがおっしゃっていました。
自分がいまどういう状況なのか、自分の関わっている仕事の状態や自分自身の状態をディスプレイの向こう側の相手にきちんと伝えることによって(もしくはスケジュールを開示することによって)、自分の仕事の状態をより第三者に評価されやすくし、結果的に孤独感を軽減することができるのではないかということでした。
離れた場所で仕事をしていても、同じ職場で仕事をしているときのように、自分の状況を伝えることができれば、さらにそれに対して仕事相手のリアクションをきちんと受けることができれば、社会的欲求(集団に所属したり、仲間が欲しいという欲求)も満たされます。
在宅勤務という働き方では、個人の表現スキルに左右されやすい文章や、表情の見えない通話中心のコミュニケーションになりやすいので通常の出勤しての働き方以上に、密で丁寧なコミュニケーションが必要だと思われます。
■ Office365は在宅勤務を強力にサポート
そのためにはOffice365のLyncが非常に有益だとトークショーの中で紹介されておりました。
在籍確認やメッセージなどをやり取りすることのできるアプリはたくさん世の中にありますが、きちんと会社の組織としてログなどを管理できるのがOffice365のLyncの魅力だそうです。
個人的にはOffice365のプロジェクト管理や予定表などを利用して、自分の仕事のスケジューリングを詳細に入力していくことも、状況説明の1つになるのではないかとも思いました。
Office365は通常のOfficeアプリケーション+オンラインのツールが沢山あるというイメージ
■ まとめ
様々な職種の人が使い慣れているOfficeというアプリケーションにプラスして、プロジェクト管理やオンライン会議なども利用することができるOffice365は、在宅勤務者を抱える会社及び、在宅勤務者本人にも非常に魅力的だと感じさせるトークショーの内容でした。
【おまけ】
EXCELのギネスチャレンジやLyncでのユーザーとかの会話で色々トラブルもあったのですが、それもまた生放送の魅力ですね。
リーダーさん
2014/04/22
去年イベントで見た時もLync 使ってたので、
最近のはどうなのかなーって思っていました。
私は単独でお仕事することが多いのですが
複数人のメンバーでお仕事するなら良いツールですよね。
manya嫁さん
2014/04/22
Lync初体験でした!ホワイトボードが楽しくて落書きしまくりんぐでした。
複数人でお仕事には便利そうですよね。
Vossさん
2014/04/23
といっても、どちらも使ってる身としては、Surfaceのほうが圧倒的に使いやすい訳ですが。
在宅勤務で注目される機能という話ですが、個人的には事務所に居るほうが少ない営業職やCE向けにも良さそうだと思いました。
担当者全員の就業記録や車両使用記録とか、報告書を毎週Excelへ纏めるの大変なんですが、直接Excelに書き込んで貰えば、纏める側としては相当にラク出来ます。(主に私が)
manya嫁さん
2014/05/08
とにかくSurface押しって雰囲気を感じました。
Office365はどちらかといえば営業さん向けかなーって思ってたのですが、実際に使ってみて、デザイナーなんかも使える感じでした。
ただ、Officeに慣れてない人向けのマニュアルの必要性は感じますけどね。
直接EXCEL書き込みは確かにまとめる側としては便利ですよねー。