ベースクロックの1.5倍速で動作する、P54Cモデルとなります。
このPentiumは浮動小数点演算にバグがあり、BIOSやドライバレベルで対応することも可能ですが、パフォーマンスが落ちることもあり、CPUの交換が行われました。
私が使っていたPC-9821AnもCPUの交換プログラムが実施され、確か郵送でCPUが送付され、交換して送り返したような覚えがあります。
金色のヒートスプレッダー付きのCPUは当時のハイエンドを象徴する高級感のある外見で、i486などのCPUを使っていたユーザーから見れば憧れでした。
PC-9821AnはP54CのPentium 90MHzをいち早く搭載したモデルですので、いくつか制限もありました。
最大の不幸?はOverdrive Processorが搭載できないという問題で、これは擬似Socket5ともいわれ、ODPに必要なピンが無い特殊なSocketを使っていた点です。
これにより、PC-9821AnのCPUアップグレードパスはきわめて限られたものとなってしまいます。
このintel Pentium 90MHzは長らくPC-9821Anで使われたあと、WinChip2 240MHzと交代しましたが、未だにPC-9821An/U8Wから取り外したS3 86C928のビデオアクセラレータボードとともに、しまわれております。
S3 86C928はMGAII搭載のローカルバスボードを装着したため、割り込みの解放と消費電力低減のため、基板から取り外したものとなります。
もう使うこともないと思いますが、当時を懐かしむ?ためのアイテムとして、手元に置いてあります。
懐かしいなぁ…
ちなみに、自作で初めて使ったCPUは、intel Pentium 200MHz。
マザーボードは定番のAsus P/I-XP55T2P4。
これまた懐かしいなぁ…
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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