伝説に残るオーバークロックの耐性を誇るCPUです(;=゚ω゚)=333
【モデルナンバー(実クロック)】300MHz
【コードネーム】Mendocino(メンドシノ)
【製造プロセス】0.25um
【L1/L2キャッシュ】32KB/128KB
【コア電圧/TDP】2.0V/17.8W
【主な拡張命令】MMX
【Socket/Slot】Socket370
【OPN】SL36A
【リリース時期】1998年末
【intelの製品HP】
http://ark.intel.com/ja/products/27185/Intel-Celeron-Proc...
【参考HP】akiba pc hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/981226/ppga.html
MendocinoコアはCeleronの2番目のコアです。
初代Celeron(Covingtonコア)はPentiumⅡから2次キャッシュを無くし、FSBを66MHzに下げたものでした。この為、性能がかなり低くなったのですが、MendocinoコアではCPUクロックと同じ速度の128KBの2次キャッシュが搭載され、大幅にパフォーマンスをアップさせました(;=゚ω゚)=333
また、価格も従来のIntel製品にしてはかなり安く、マザーもこれまで高価であったSlot1パッケージから、Socket370へ変更し安価になりました。このCPUはかなり大ヒットし、この頃流行の10万円PCに搭載されていました(;=゚ω゚)=333 結果として、CyrixとIDT(Winchip)はx86のPC向けCPUから撤退することになります・゚・(つД`)・゚・
このCPUの最大の特徴は、新コアMendocinoで最もクロックが低いこと、製造プロセスが0.25umにシュリンクされたことによる、オーバークロックの耐性です(;゚∀゚)=3ハァハァ
定格の1.5倍の450MHzくらいまでは何の問題もなく動作していました。
当時はオーバークロックに強い生産地と製造週が掲示板などに書かれ、店頭でも○○週品!と書かれてプレミアム価格で売られていました(;=゚ω゚)=333 今ではありえないことですねw この後、Celeron300Aはオーバークロックの代名詞と言える存在になりました。
2013.8.26:TDP等の誤記を修正、intelへのリンク追加
当時、ライバルであったAMDのK6-Ⅱシリーズと比べ、浮動小数演算が圧倒的に速かった為、当時、流行し始めたMP3等のエンコードは爆速に感じたものです(´ω`) このCPUを見ているとオーバークロックの血が騒ぐ方も多いでしょうw
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購入金額
3,000円
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購入日
2000年頃
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購入場所
忘れた・・・
けんこうさんさん
2011/03/09
ペルチェ使ったり真平に成る様に研磨したり・・・
今はOCする情熱も衝動も沸いてこない...orz
ふっけんさん
2011/03/09
このCPUを買う人の多くはオーバークロックが目的だったのでしょうね。
CPUの表面を磨いてた方もいましたねw 中古で買ったとき焦った事がありますw
今はローエンドCPUでも十分というか、CPUだけ速くてもストレージが付いて来ないとか、(当時から見ると)キチガイのようなファンや電源をつける必要があるとか、CPU自体が安くなり過ぎたとかで情熱は下がりますね(^^;
N-DRさん
2011/03/09
ふっけんさん
2011/03/09
これ以前はCPU自体が高かったですしねw
マザーとメモリが66MHz以上のFSBに耐えられるようになったのも大きな要因なのかも知れませんね(^^;