レビューメディア「ジグソー」

低発熱・低消費電力でPentium4が出ても人気だった鱈セレ(;=゚ω゚)=333

IntelのSocket370向けCPU「Celeron1AGHz」です。
数年前に会社に寄付したPCが引退した為、引き取りました。

【モデルナンバー(実クロック)】1GHz (FSB100MHz)
【コードネーム】Tualatin(テュアラティン)
【製造プロセス】130nm
【L1/L2キャッシュ】16KB/256KB
【コア電圧/TDP】1.475V/27.8W
【主な拡張命令】MMX/SSE
【Socket/Slot】Socket370(FC-PGA2)
【sSPEC】SL5ZF
【リリース時期】2002年1月
【発売時の記事】akiba pc hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020112/etc_...

Tualatin(テュアラティン)コアのCeleronで、通常、鱈セレと呼ばれていたものです。
Socket370の末期に登場しましたが、それまでに発売していたSocket370マザーが一切使えず、アップグレードパスとしては使用できませんでした。(特殊な変換ゲタで使うことは可能)

しかし、その頃ハイエンド向けにSocket423のPentium4が出回ってましたが、価格が高い上、発熱&消費電力が大きく、特に当時流行りの小型PCに搭載できず、ゲーマーや一部のハイエンドユーザーにしか支持されませんでした。

この為、この消費電力の少なく、L2キャッシュが256MBも搭載されているTualatinCeleronはかなり人気がありました。特に拡張命令を使用しない純粋な演算能力はPentium4の下位モデルに勝ることもありました(;゚∀゚)=3

このCPUは2002年に友人のPCを組むために購入しましたが、2年程度でマザーボードのコンデンサがパンクし入れ替えの際に戴きました。その後、マザーのコンデンサを交換し、2年程度会社の端末として活躍していました。

Win98SEやMe、2000からキビキビ動きますが、XPだと若干もっさりします。さすがにお役目御免となりそうですが、思い入れのあるCPUなので永久保存しておきます(^^;
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2004年頃

  • 購入場所

    友人からのもらい物

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • 名湯さん

    2012/05/28

     FSB以外は、基本的に上位のPentiumⅢと同じというのがイイですよね。512KBのⅢ-Sもありますが。
  • ふっけんさん

    2012/05/28

    名湯さん

    当時のPenⅢSは、Pen4よりも高くて買えなかったな( ゜Д゜)←遠い目
    確かに鱈セレはそれまでのPenⅢにも負けない素晴らしいCPUでした。
    できれば2GHzくらいまで出して欲しかったですね(^^;
  • はにゃさん

    2012/05/29

    CPUID: 6系列のP6 MAの最終 III-Sの直系としては、内部構造の特徴から Pentium Mといっていいでしょうから、Pentium M 780あたりを使えば 2GHzオーバーの P6を体感できるのかも。

    問題は、Socket479マザーなんか残ってないことですねぇ。
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