Nikonが出したコンパクトデジカメの中では、最高の出来だと思っている。
まず、質感が素晴らしい。
ボディはマグネシウム合金製で適度に重量感があり、持ったときに感じる重さがしっくりと手に馴染む。
又、塗装は粗めの梨地仕上げで、指紋が付きにくく、高級感を醸し出している。
レンズを前方に向けたところ。
ボディは真ん中で回転する「スイバル方式」を採用しており、通常のカメラでは撮影が難しいポジションでも、楽々撮影が可能である。
背面から見たe950。
360度回転するので、もちろん自分を撮影することも可能。
もちろん、斬新なデザイン、高級感溢れる質感がこのカメラの売りではあるが、何といっても驚かされるのは基本性能の高さだと思う。
今でこそ211万画素という画素数は少なめに思うが、CCDの設計に無理が無いのか、ノイズが非常に少ない。
レンズは、35mm判換算で38~115mm相当の光学インナーズームレンズを採用しており、F値もF2.6~F4と、明るい割りには非常にコンパクトなレンズである。
又、バッテリーも専用設計のものではなく、単三乾電池を採用している為、旅先でバッテリー切れに悩むことはないし、今後、購入出来なくなる心配も無い。(これは、本当にうれしい!)
さらに、なんといってもこのカメラの最大の売りは、被写体に2cmまで寄ることが出来る圧倒的なマクロ撮影能力にあるのではないかと思う。
確かにこのカメラにも、RAWでの撮影が出来ない、2型低温ポリシリコンTFT液晶が見難い、動作が機敏では無い等の欠点はあるが、10年以上前のカメラであるにも関わらず、いまだ現役で使用出来るポテンシャルを持っているのは、Nikonさんの技術力の高さではないだろうか。
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購入金額
125,000円
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購入日
1999年03月25日
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購入場所
ビックカメラ渋谷東口店
frogさん
2011/10/10
私もこの機種にはずいぶんと思い入れがあります。
発売日に入手して小躍りした記憶が(^^;
kazさん
2011/10/11
>これを超えるコンデジは未だ出ていないと思います。
私もそう思います。
これは本当に名機ですよね。(^^)
未だにお気に入りの一品です。