ジャンク市で売られていたので購入しました。
【種類】サウンドカード
【音源チップ】Envy24MT(VT1720T)
【バス】PCI
【発売日】2005年3月頃
【サポートOS】Windows2000/XP/Vista/7/8
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050326/etc_...
【製品のHP】
http://www.jp.onkyo.com/pcaudio/pcidigitalaudioboard/se90...
定番かつ超ロングセラーとなっているONKYOのサウンドカードです。同社のサウンドカードと言えば、1998年に発売された今は無きISAバス接続のSE-50を思い出します。昔はYAMAHAやSANYOもサウンドカードを出しており、なかなか面白い時代でした。
ONKYOは2000年前半にこのようなサウンドカードを乱発して発売していましたが、このSE-90PCIほどロングセラーになったモデルはありませんでした。やはり、ステレオ(2ch)で良いので手軽に高音質に再生できるというコンセプトが受けたのでしょう。ロープロファイルにも対応するのでメーカー製PCやスリムPCにも使えることが多いのがポイントです。
基板を眺めると、デジタル回路とアナログ回路の違いがよく判ると思います。
デジタル部は表面実装のチップ抵抗や汎用コンデンサがずらり。電解コンも大容量ながら汎用品です。ただ、電源部と思われるところにはより低インピーダンスなOSコンが採用されています。
アナログ部には音響グレードの電解コンデンサ、同抵抗、フィルムコンデンサなどがテンコ盛りです。電位安定用の銅プレートが印象的です。その周りの電解コンには絶縁用と思われるシートが貼られています。
ハイエンドオーディオに使われるような高級な部品ばかりではありませんが、価格を考えると非常に良いつくりをしています。但し、昨今のPCにはPCIバスが無い場合が多いので、このSE-90PCIのコンセプトを継承した後継機が欲しい所です。
一応、ジャンクで購入したので動作確認をしてみました。
PentiumⅢマシンに突っ込みます。
RCA出力なので、そのままSONYのUDA-1へ接続しました。
ドライバはVIAの純正のままでONKYOの文字はかけらも出てきません。
まさにハードウェア勝負のサウンドカードですね(;=゚ω゚)=333
VIAのコントロールパネル・・・
さすがにもう少し格好良くして欲しいな・・・
Qサウンドや各種エフェクトはゴミの部類で使う価値がありません。
実際に音楽を再生すると、オーディオ機器的な「普通」の音が聴けます。特に高級機という印象はありませんが、HD Audoでも音のオカシイPCサウンドにおいて、オーディオ機器のようなサウンドを奏でるのはさすがオーディオメーカーと言ったところです。
飾り気はありませんが、クリアで力強く、広がるような音がお手軽に楽しめるのでお勧めできますね(;=゚ω゚)=333
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購入金額
500円
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購入日
2014年11月08日
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購入場所
日本橋のPCショップ
harmankardonさん
2014/11/10
ふっけんさん
2014/11/10
コスパは非常に良好ですよね。
PC用としてはヘッドホン端子だけ追加して欲しいところです(;=゚ω゚)=333