一度はこの目で見てみたい 一目千本吉野の桜
土日の混雑は筆舌に尽くしがたいレベルらしく、午前6時には全ての駐車場が埋まるらしい。
今年は下千本・中千本の満開時期が、例年より一週間ほど早めに来ているらしく
6日の月曜日を逃すと、次の13日では遅すぎるかも とのアドバイスを受けましたので
午前3時起き、4時出発の行程を組み、見事午前6時前に現地に到着することが出来ました。
大きな観光駐車場は観光バス専用で利用出来ず、地図で5番が示す
「崖を切り開いた非常に停めづらい」駐車場に空いていた
最後の一枠(枠線なんて無いのだけど)に滑り込み。
朝早く係員は居らず、退出時に2千円を支払う事になります。
その時点では、まだ午前7時前なので、社寺仏閣もお店も閉まっている状態なので
徒歩で上千本を目指し ほぼ登山の行程となります。
源義経と弁慶が身を隠したと言われる 隠れ塔までくると もう少しで西行庵
西行庵では 午前8時半となっておりました。
来た道とは違う経路を辿ることで「苔清水」の冷たい水を経験。
この辺りでは桜より 吉野杉の名前を実感することになります。
生まれて初めてTVCMやCGじゃない形で スギ花粉が飛散する様子を見ました。
あ〜鼻がムズムズするわ。
京都と奈良は社寺仏閣も桜も かなり違う
AIによりますと
奈良県吉野山は、1300年以上の歴史を持つ山岳信仰「修験道」の根本聖地です。
役行者が開いた金峯山寺(蔵王堂)を中心に、山全体が「世界遺産」に登録されています。
青黒い蔵王権現を祀るこの地は、森羅万象を神仏とする祈りの場所で、
春の桜や秋の紅葉に包まれながら修行の歴史を感じることができます。
同じ小学校区にある聖護院(かつての仮御所)は、西の修験道の聖地
知り合いの修験者(山伏)は、お住まいは関東ですが、聖護院で修行中には比叡山や
吉野山を尋ねての修行があると聞いております。
上千本の山道脇に建つ石碑にも「聖護院」の文字がくっきりとありました。
まだお昼までには時間があるので、金峯神社、吉野水分神社、吉水神社、仁王門、
そしてハイライトの金峯山寺蔵王堂を目指します。
ふと振り返るとメインストリート(既に歩行者天国 車の通行は制限されております)は人で一杯
売店の方に尋ねると、昨日、一昨日の土日は もっともっと人が多かったそうな スゴイな吉野山
普段の拝観料は600円ですが、この時期は蔵王堂秘仏御本尊金剛蔵王大権現特別公開となり
1600円が徴収されます
それでも券売所は長蛇の列 ざっと30分並んでようやく買い求めることが出来ました。
高いな、、、と思ったんですが
堂内は撮影禁止なのでWEBから拾ってきた画像を載せますが、、、
世界遺産・国宝の「金峯山寺本堂・蔵王堂」の秘仏ご本尊金剛蔵王大権現3体の特別ご開帳の時期
だったんです。
吉野下千本から上千本あたりまで、かなり広い範囲まで、そのお誘い放送が響いておりました。
金剛蔵王大権現とは、役行者(えんのぎょうじゃ)が感得した、修験道の根本となる仏。
慈愛に満ちた父母の怒りの姿だそうです。
秘仏として日本で最も大きな高さ約6メートルから7メートルを越える三体は、
通常厨子に隠されており、特別ご開帳期間のみ、青黒く輝く怒りの表情を拝むことができます。
AIの情報を転載しますと
独特の姿: 全身が「青黒(せいこく)色」で、悪魔を払う怒りの形相(憤怒相)をしていますが、これは慈悲の裏返しとされています。
三世の救済: 3体はそれぞれ「過去・現在・未来」を司り、私たちの全ての時間を守護すると伝えられています。
中尊(過去): 釈迦如来(像高 7.3m)
右尊(現在): 千手観世音菩薩(像高 約6m)
左尊(未来): 弥勒菩薩(像高 5.9m)
私の目に移った三体は、青黒いというより かなり鮮やかな青に見えました。
また阿形吽形像に見られる筋肉の隆起は無く、足裏も扁平で
顔は恐ろしいけど、体つきは幼児のようにも見えます。
下の写真はウェブ上のモノ 堂内の撮影は固く禁じられております
堂内に入り、一定の距離を保って拝むことはすぐに出来るのですが
列に並び、三体の仏像の背後を回り込むようにして、他の仏像などを拝見しなが30分以上かけて
進むと、キリスト教で云うところの懺悔室のような感じで より三体の近くに拵えてある
障子で仕切られた5つほどの小部屋に、単独、もしくは二人連れで順番に入ることが許され
懺悔させていただけます。
仏教では この行為を発露(ほつろ)と呼ぶそうです。
仕切られた空間は、発露の間。
仮に発露のお気持ちを持たれないとしても、至近距離から三体いずれかの仏像を下から拝めるのは
特別なことだと思います。
堂内には数百人単位の拝観者がおりますので、自分の靴は自分で管理する必要があります。
入口では、その靴を入れるためのエコバッグと
樹脂カバーに入れられた木製の御札もいただけます。
素晴らしい仏像を間近で拝見でき、金峯山寺の名入りエコバッグと御札もいただけるのですから
拝観料の1600円は割安に感じました。
またお堂外にある建物内では 大道雪代さんといわれる方の写真展を無料で楽しめました。
良い写真と 素晴らしい写真集の展示があったのですが
私の気を引いたのは こちらのお写真
毎年7月7日に執り行われる 蛙飛び
蛙飛びは蓮の花を蔵王権現に供える蓮華会の行事の一環として行われるものです。
献花の法要が一段落すると、大きな蛙が外陣に現れ受戒導師の前に出てかしこまり、
法力によって人間に立ち返る法要が始まります。
白河天皇の時代、不心得な男が山伏を侮辱したので鷲の窟にさらされ、
その後、男は後悔したので、金峯山寺の高僧が男を蛙の姿にして救い出し、
蔵王権現の宝前でその法力によって人間に立ち返らせたという伝説を実演するというものらしい
機会を見つけて ぜひ拝見したいものです。
実のところ、山桜が咲き乱れる馬の背吉野山は壮観ではありましたが
見慣れた京都の桜と比べると、花が小ぶりですし、花が散る前から葉も目立ちます。
TVニュースなどで山の上から、空から眺める吉野千本桜は 確かに見事なのですが
歩きながら下から見上げる桜は 川沿いに、道沿いに、公園内に人工的に植林されたもののほうが
私の心を捉えます 圧倒されます。
私の場合は、遠くまで出かけるより 徒歩圏内にある桜で十分なのかも知れないと再認識しました。
でもね
吉野の社寺仏閣は凄かった。
金峯山寺の特別公開が無かったとしても
吉野水分神社 金峯神社 吉水神社 後醍醐天皇の時代を偲ぶ建物は
京都のそれよりおおよそ100年古く、和風化された京都のそれとは違い
より大陸色が強いものでした。
建物だけでなく、お庭の造りも、全く違います。
そう感じた私ですので、桜だけに留まらず 金峯山寺蔵王堂の特別公開に訪れることが
出来たことをありがたいことだと感じておる次第です。
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購入金額
1,600円
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購入日
2026年04月06日
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購入場所
奈良吉野山金峯山寺蔵王堂

















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