信頼していた光学ドライヴメーカーの事業撤退で突然スタートしたPC用Blu-rayドライヴ確保の旅、パート2。
前回のレビュー
で書いたが、大きく分けて3つある光学ドライヴのディスクの出し入れ方式。オーディオコンポで一番使われたトレイ式、ほとんどのカーステレオが採用するスロットイン、アナログレコードのように上に蓋をパカッとあけて入れるトップローディングの3種だが、PC用と限ると圧倒的にトレイ式で、他の二種はマイナー。
トレイ式に関しては、PC用光学ドライヴの王道なので、自分もPC組み込み済みのモノ含めて数多く持っているし、今回も買い増したし、市場にもまだ新品/中古/新古など選択肢は多いので、この先も手に入れるチャンスはある。
スロットイン式に関しては、少ないものの若干まだ市場にはあるが、「直接ディスクの記録面に触れながら機器内に引き込む」という動作がメディアに優しくないのと、故障時にはメディアが取り込まれてしまい、取り出し不可能になるリスクが大きいので、どちらかと言えばハードよりむしろソフトが大切な自分としては、選択の優先順は低い(最終的には1つ持っていても良いかも知れないが)。
トップローディング式は、ディスクの引き込み機能が要らず、ディスク中央の穴での保持機構も仕組みが簡単、ピックアップも薄いトレイにぶら下げるのではなく、しっかりと筐体側に移動機構が固定できると、利点も多いが、ディスクの交換時に上部に空間が必要となるというのがネックで、以前は5インチベイへの組み込みが中心だったPC用光学ドライヴの形式としては相性が悪く、あまり使われていなかった。
それが、PCケースに5インチベイがほぼなくなり、使用頻度の低い光学ドライヴが内蔵型⇒外付型になったことで、トップローディング式が復権した。元々、ディスク保持機構の簡便さや、ピックアップ可動部の精度・強度の出しやすさで、光学ディスク黎明期にはむしろ多かったトップローディング式、機構的にも8cmディスクを扱うにも無理はなく、壊れる要素が少ない(強いて言うなら「蓋」の固定部が一番心配)ことから、ひとつ持っておきたいと思っていた。
そこで、パイオニアのトップローディング式PC用Blu-rayドライヴの最終型、BDR-XD08シリーズの流通在庫がまだ市場にあったので、入手してみた。
ただし、輸出仕様。

内容物。今時らしく本体側ポートはType-C。ケーブルはC⇔A。A⇒Cの変換ケーブル付属。
国内仕様が(外装色黒=MISTY BLACK)BDR-XD08BKの型番で販売されていたのに対して、本品はBDR-XD08B。本体の仕様や付属品に違いは無さそうだが、ソフトウェアに違いがありそう(国内仕様のBDR-XD08BKのソフトウェア情報、現在パイオニアHPに残っている「生産終了モデル一覧」からの情報では、付属ソフトウェア一覧がないので確証はないが、発売当時のレビューや今も残る販売店の商品ページ情報による)。

とくにPowerDirector 19 DEがレア(ドイツ語仕様)。
本品は
・CyberLink PowerDVD 14
・CyberLink Power2Go 11
・CyberLink PowerDirector 19 DE
・CyberLink LabelPrint 2.5
・CyberLink PhotoDirector 10LE
・Pioneer BD Drive Utility
のダウンロードが出来るとパッケージの裏に書いてあるが、BDR-XD08BKの方は、CyberLink PowerDVD 14、CyberLink Power2Go 11、CyberLink PhotoDirector 10LE、CyberLink LabelPrint 2.5、CyberLink InstantBurn 5、Pioneer BD Drive Utilityとの情報があり、若干異なる。
ただ、どちらにせよ一番キモとなるPowerDVD 14は、発売開始が2014年で、Windows 11が正式サポートされてはない(正式サポートWindows 10まで)。2026年2月現在の最新版はPowerDVD 24で、Windows 11環境で安定して使うには、ヴァージョンアップが必要なので、微妙な差は影響ないか。
使って見ると、付属のソフトと合わせてアイ・オー・データのBRP-UC6X程の“何でもOK”の状態ではないが、一応Windows 11上でもPowerDVD 14でほとんどのBlu-rayディスクが再生できる。

この説明書の裏にプログラムの登録に使う“Product Key”がある
また、厚さこそBRP-UC6Xよりキモチ厚いが、フットプリントは極小で持ち運びなどには便利。
【手持ちのポータブルBlu-rayドライヴのBRP-UC6X、LBD-PME6U3VBKとの比較】
これは「ポータブル」ということにフォーカスした使い方が吉?
【仕様】
タイプ:外付ポータブル
電源:AC給電両対応(ACアダプタ別売)
質量:約230g(本体のみ)
外形寸法:約133(W)× 133(D)× 14.8(H)mm ※突起部を含まず
インターフェイス:USB 3.2 Gen1/3.1 Gen1/3.0/2.0(USB Type-C)
バッファーメモリサイズ:4 Mbyte
設置条件:水平設置用
ディスクサイズ:12 cm / 8 cm(8 cm ディスクアダプタ使用不可)
使用温度範囲:5~35℃
使用湿度範囲:5~85%(結露なきこと)
保証期間:1年保証
添付品:USB 給電対応ケーブル(35 cm)USB Type-C → USB Type-A
変換ケーブル(10 cm)USB Type-A → USB Type-C
クイックスタートガイド(保証書付き)
アプリケーション用プロダクトキー
対応OS:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、macOS 10.12 ~ 15、Chrome OS
付属ソフト:BD/DVDオーサリングソフト Corel社製「Roxio Creator Premier BD」
BD/DVDプレーヤーソフト「BDミレル」
データライティングソフト ソースネクスト社製「B's Recorder 17」
※付属ソフトはWindowsのみ対応
ソフトウェアの古さが気になるが、それ以外は問題ない
このBDR-XD08B、2021年モデルで、まだ修理可能機種の分類。
接続もType-Cだし、中身的には「古い」という感じではないのに、ソフトウェアのヴァージョンだけなぜ発売当初でさえ5年以上前のPowerDVD 14を同梱にしたのか...
2021年発売のPowerDVD 21、検証などの時間を合わせても前年のPowerDVD 20に出来なかったのか。
Windows 10までが正式対応のPowerDVD 14、そもそも正規サポート期間は2016年までなので、Windows 11発売年である2021年モデルに同梱するのは不適切と言わざるを得ない。
-
購入金額
28,832円
-
購入日
2025年08月30日
-
購入場所
KooShop (Amazon)






ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。