以前使っていたレコードプレイヤー、KENWOOD KP-9010はセミオートプレイヤーであったため、再生が最内周まで到達すると回転が停止し、アームが自動的にリフトアップする構造となっていました。
しかし現在使っているTechnics SL-1200GやYAMAHA GT-2000はいずれも完全なマニュアルプレイヤーであり、そのような気の利いた機能は用意されていません。GT-2000はメーカー純正のオートリフターYAL-1が用意されていましたが、SL-1200Gにはオプション設定もありません。まあ、リスニング特化の弟機SL-1500Cには標準装備されている機構ですので、製品としての性格の違いが大きいということでしょう。
勿論普段は片面の再生が終われば手動操作で再生を停止するので問題はありません。しかし私が頻繁に行うレコードからのWAVファイル作成の時などは、途中で用事が出来て一時的に離席する場合でもそのまま録音を継続していますので、再生面の最後まで進んでも戻るまでレコードが回りっぱなしということになります。そのまま回し続けると、特にレコード針の摩耗が進んでしまうのが気になります。こういうときにはKP-9010は便利だったな、と思ってしまうわけで…。
そこで外付けのオートリフターを検討していたのですが、現在入手可能なのはオーディオテクニカ製AT6006Rという製品のみです。そしてこれが意外と高い訳です。
オーディオテクニカ製のオートリフターはAT6006(初代)→AT6006a→AT6006Rとモデルチェンジされていて、それぞれ少しずつ構造が異なるらしいのです。たまたま初代AT6006の安価な中古を見つけましたので、まずはそれを試してみることにします。
SL-1200Gでは事実上使えない
実は持ち帰ってきて開封したときに「これはちょっとまずいかも」と思いました。
以下の写真は現行モデルAT6006Rです。
そしてハイファイ堂さんから拝借したAT6006の写真がこちらです。
おわかりいただけるでしょうか。金属の胴部分の長さが全く違うのです。後で調べて判ったのですが、AT6006aとAT6006Rは標準状態では胴が短くなっていて、長さを可変出来る構造となっています。しかしAT6006初代には台座の高さ以外の調整機構がなく、アーム位置が低いプレイヤーでは利用できない可能性が高いのです。
実物を確認すると、やはり思った以上に胴が長いことが判ります。
本来は底面に固定用の両面テープが用意されているのですが、それはさすがに欠品していました・
取り敢えず適当な両面テープを貼っておきます。
さて、早速SL-1200Gに取り付けてみたのですが…。
予想通り、リフターが降りた状態でもAT6006の高さがありすぎて、針がレコード面に接触できません。これではさすがに使えませんね。
実はAT6006Rについては、愛知のオーディオ店「オタイオーディオ」さんの動画でSL-1200Gの弟機SL-1200GRに組み合わせている映像があり、寸法がほぼ完全に同じであるSL-1200Gでも利用できることは判っているのです。改めて映像を確認すると、AT6006Rの胴は完全に縮んだ状態で使われていることがわかります。
というわけで、SL-1200シリーズユーザーの方は初代のAT6006が格安で売られていても、事実上使い物にならないと判断していただいて構わないと思います。AT6006a以降のモデルを素直に用意しましょう。
今回買ってしまったAT6006はYAMAHA GT-2000で使えるか、後日改めて検証してみたいと思います。
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購入金額
3,000円
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購入日
2025年11月24日
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購入場所
オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館








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