SHURE M97xE MMカートリッジ

1980年M97HEが発売されていてその後1999年に今回のM97xEが発売されています　ややこしいのはMe97やM97EDなどなどあと数種類がM97モデルで商品化されています

 http://20cheaddatebase.web.fc2.com/needie/NDSHURE/SHUREindex.html

日本では1990年頃がLPレコードディスコンでCD盤との交代時期ですから、それから10年後位にこのカートリッジが発売されたものです　M97HEとM97xEではレコード針の差が出て音質はM97HEが

良いとの事です　って言っても、もう販売はしていませんが。　

   　　　　　お店から送られてきた合掌造り風梱包　針先が折れています

     　2.0ミリネジとナット　長さやナット径が違っているものなど混合タイプです

白く見えるのはアルミダイカストでそこにカートリッジ部分が付いています　ヘッドシェルに取り付ける部分は2.4ミリのビスが使えず2.0ミリでないとネジ、ナットでヘッドシェルに

接合できません　仕方なくホームセンターで2ミリのネジ、ナットを探してきました　鉄製ですが、それ程マグネットへの影響は無いようです　と、思います。　　

      　　　　　簡易的にMe95ED互換針（正規品でない）を付けてみましたが音は出ます　　

針が折れていたので手持ちの針を繋いでみました　ダイヤ無垢針では無くサファイヤー針？かもですね  青いツマミのところの黒いものは埃取りのブラシです　  

　　　　　　ブルーの部分は針プロテクター、　下げるとプロテクト機能です   　　

 　　　　測定してみました　正規のM97xE針ではありませんので参考程度にしてください

　　 　　初代のM97HEは超楕円無垢針で高価でしたが音質は初代が良いようです　

　　　　 今回の製品にもともと付いている針はダイヤ接合針で音質はHEに軍配が上がるそうです　

　　　　 針でグレードダウンしているわけです　HEは所持して無いので判りません！　

　　　　　下のグラフは今回のカートリッジの20Hz～20KHzの周波数特性です 赤い線です

  　　　　 緑はノイズです　尚、正規針の結果ではなく差し替え針の結果となります　

　　　周波数特性はフラット傾向で15000Hz付近まで伸びています　色々測定してるとCDが

　　　発売された以降はカートリッジも音質がフラット傾向になる？カートリッジが出現しま

　　　した。　

　　　　　　歪率です　　　

      再生してみました 　　

      正規針でなく差し替え針での試聴結果ですが、低音は出すぎる感じでもなく出ない訳でもなく

　　普通の感じでした  中高音がやや気持ち強いですね　柔らかくでもなくハッキリした音質です

　　どちらかと言うと癖がない音質でした　　            

　　同時にAT-29E(どちらもジャンク品）を購入してますが本当のジャンクでした"(-""-)"　過去にも

　　29E購入してますがコイル断線ばかりでした　ジャンク品だからジャンク也。