レビューメディア「ジグソー」

車の中などでは使い勝手が良い保温タンブラー

保温ボトル。

 

最近魔法瓶構造のステンレス製のタンブラーで、保温機能があるものがある。飲み物を温かいまま/冷たいまま保てるので、自分も作業卓でよく使っている。

 

そういったステンレスタンブラーのうち持ち出せるようになっているものがある。しっかりねじってキャップを取り付け、ワンタッチオープン式であってもロックがかかるようになっている水筒型のものではなく、コップ型の魔法瓶機構のステンレスタンブラーに直接飲み口をつけて、蓋状のもので覆う形にされているボトルが多い。

 

そんな保温ボトルを、以前出先で購入したことがある。

 

コーヒー喫茶チェーンのSTARBUCKS。店内でコーヒー類を飲ませるだけではなく、物販にも力を入れており、コーヒー豆はもちろん、店でも提供するお菓子類や、ドリッパーなどのコーヒー器具、トートバッグなどのアパレルに加えて、水筒・ボトル類も多く販売されている。

 

その中に「Been There Series」として販売されているシリーズのコーヒー器具がある。いわゆる「ご当地モデル」であり、その国、その店に行かないと手に入れられないもので、お土産や自分の「制覇記録」として人気が高いらしい。

 

Been There Series」は国によってはマグカップだけで展開されていたり、日本では売られていないアイス専用の樹脂タンブラーを対象にしている地域もあるみたいだが、日本ではマグカップとステンレスボトル、スターバックスカードで展開されている。

 

Been There Series」の日本での展開状況は

・日本全国取扱のJAPAN。赤とオレンジベースで、関取やsushi、三毛猫などが描かれている。

・東京限定のTOKYO。紺と灰色、黄色のアクセントで高層ビルを背景にした屋形船やパンダなど。

・神奈川限定のYOKOHAMA。レンガ系の配色で、行きかう船やシウマイが入ったせいろなど。

・北海道限定のHOKKAIDO。青と黄緑で、ヒグマの置物や雪だるま、雪かきをするひとなど。

・沖縄県限定のOKINAWA。赤と黄色で、シーサーや琉球ガラス、ハイビスカスなどが描かれる。

と言った感じで、20種ほどが展開されている(47都道府県の半分以下の展開なので、不遇な地方もある・・東北はSENDAI、中四国はHIROSHIMAしかない)。

 

Been There Series」が展開されている都道府県では、マグカップとスターバックスカードはすべて展開されているが、そのうち一部のみで展開されているのがステンレスボトル

 

STARBUCKSで扱うボトルは、当然コーヒーを入れることを念頭に造られているはずで、長時間保管による酸化=味の劣化をふせぐためか、あまり大きなものはないが、350mL程度から700nL塾のものまで幅広くラインアップされている。

 

Been There Seriesステンレスボトルは、473mL入りのストンとした円筒型のシンプルなタンブラーに、飲み口がついた薄い蓋部分をつけたデザインのボトルで、他国でも「Been There Series」の展開対象になっている地域もあるもの。

 

この「ご当地ステンレスボトル」の京都限定モデルKYOTOを、京都をイベント

で訪れたときに入手してみた。

ケースはシンプルであまりごつくない。原則店舗内購入なので輸送などは考えていない感じ。
外箱はシンプルであまりごつくない。原則店舗内購入なので輸送などは考えていない感じ。

 

いろいろな京都にちなんだものが、ぐるりと周囲に描かれている。
いろいろな京都にちなんだものが、ぐるりと周囲に描かれている。

 

473mLというという中途半端な容量は、16fl.oz(fluid ounce)に由来。
473mLというという中途半端な容量は、米国容量の16 fl. oz(fluid ounce)に由来。

 

Been There Series ステンレスボトル KYOTO。緑系の色とピンクで、舞妓さんや枯山水、清水寺の三重塔などが描かれている。

蓋(飲み口)の部分はねじ込みだが、ボトルの内側にネジが切ってあるデザイン。
蓋(飲み口)の部分はねじ込みだが、ボトルの内側にネジが切ってあるデザイン。

 

飲み口兼蓋の部分は、他のBeen There Series ステンレスボトル同様、ボトル内側にネジが切ってあるねじ込み式で、絵が描かれるボトル側面を最大化しているデザイン。

 

開け閉めは、蓋についているキャップをパカッと開ける形。特にロックなどはなく、開ける部分と土台部分に切ってある凹凸でパチンと噛みあうだけの構造。ただ秀逸なのはこのバチンとした飲み口の部分がコーヒーなどの内容物をせき止めるのではなく、この蓋の部分と連動して、飲み口を開けるとてこの原理でボトル側のパッキン付きの開口部が開く構造になっていて、バチンと飲み口を締めてさえいれば、ボトルをさかさまにして強く振っても内容物はこぼれない構造。

この部分をパカッと開ける()
この部分をパカッと開ける(蓋は持ったまま片手で開けることも可能)

 

飲み口を開けると、内部の蓋の隙間ができるが....
飲み口を開けると、連動して内部の蓋の隙間ができるが....

 

...飲み口を閉じると、パッキン付きの内部の蓋もしっかり閉まるので、倒れたくらいではこぼれない。
...飲み口を閉じると、パッキン付きの内部の蓋も閉まるので、倒れたくらいではこぼれない。

 

一方、開閉を妨げるのはその飲み口の凹凸構造だけで、特にロック機構などはないので、リュックなどに無造作に入れて、 中で開いたら悲惨なことになる(ことが予想される)。

 

しばらく使ってみて一番良いのは、車載で飲む飲み物用。7cmφなので、車のドリンクホルダーに入るし、高さ20cmなので、車種によってはドリンクホルダーがブレーキレバー前後に位置していて、あまり背が高いと邪魔になるが、500mLのペットボトルとほぼ同じで許容範囲。

 

その500mLのペットボトルを移すには少々小さいが、一口飲めば全量入るし、マックやケンタなどのドリンクのLは400mL少々なので氷を含めて入れて置ける。

 

また、その時氷がある程度大きいと、内部のパッキン付き開口部の隙間を通らず、口の方にボコッと入ってくることもない。

 

軽いし、ボトルがストレート形状で洗いやすいので、手入れも簡単ということなし。

重さは中身を入れないとgほど。
中身を入れないと、重さは300g少々。

 

ドライブ行くときに持っていくと、いつまでも暖かい/冷たい飲み物が、信号待ちのわずかな時間で片手で飲めて、便利なグッズになっています。あと水分がかかるとまずいPC周りでの使用にも最適。

 

....なお、いかなコンプリーターcybercatと言っても、日本全国のBeen There Series ステンレスボトルを揃えるつもりはありませんw

 

【仕様】

サイズ(幅×奥行き×高さ):7.0×7.2×21.8cm
実容量:473ml
材質:ステンレス鋼(内びん、胴部)
   ポリプロピレン・ABS樹脂・シリコーンゴム(フタ)
   シリコーンゴム(フタパッキン)
保温効力:55.2℃以上(6時間)
保冷効力:7.9℃以下(6時間)
原産国:中国

 

Been There Series ステンレスボトル KYOTO 473mL

更新: 2024/11/08
使い勝手

開閉がワンタッチで良いが、鞄に入れての外出はKY的に一抹の不安が

親指一本で、外ぶたを上に押し上げると、それでそのまま飲め、蓋を閉じるときもパチンと閉じればこぼれないので、車内やPC周りでは重宝するが、カバンやリュックと言った見えない袋の中に入れてしまうのは、リスクが高いと....

  • 購入金額

    5,450円

  • 購入日

    2021年11月21日

  • 購入場所

    STARBUCKS

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