制作会社は精神的満足度と日本的テーマをギフトアイテムとするようなコンセプトを持っているそうです。こじんまりとした企業という印象も受けますが、クリエイターとしてどこか「くすっ」とするようなユニークなプロダクトを作ろうという意気込みを感じ、個人的にどこか波長が合うような感覚で、非常に好きになれそうな会社だなと思いました。

相撲で「塩を投げる」というところからバスソルトという発想、「勝負の場」というシーンを思い浮かべての有効成分を企画していると思うのですが、マッシュアップで普段は思いつかないような意外な製品を世の中に出せるというのは面白いですね。

　力士の身体から立ち上る湯気、

　艶やかな肌から、ほとばしる汗、

　神聖な戦いの場所へと空中を舞う塩。

この小さなポーションパッケージにそれらのイメージが凝縮されていると思うと美しい。

考えれば考えるほど「深いな」と思えるデザインの製品だなと思いました。

美容系・薬用品系のデザインにはプラシーボ効果も必須で、ビジュアル性やブランドが及ぼす機能性効果というところも無視できません。
それが制作者の祈りや相撲愛という物理的効果のない機能だとしても、結果を出す、というところを目指した良い製品だなと思います。

使い切りで使いやすい。

一回温泉に入ると思えば、安いもの。

お土産として喜ばれそうだし、話も弾みやすそうですね。