先日Amazonのプライム会員向けセール、プライムデーが開催されましたが、そこで何となく購入した品です。
私は時々USBメモリやmicroSDXCメモリーカード等のレビューで、ベンチマークテストによる速度計測を行います。その際高速モデルに対応できるよう、カードリーダーはUHS-II規格のSDメモリーカードをサポートする、iBUFFALO BSCR20TU3を使っています。
ところが最近のトレンドは、ハイエンドモデルで速度を追求する場合にはUHS-IIをサポートするものの、比較的安価で速度を要求されるmicroSD形状のメモリーカードではUHS-I形状のままで規格上限の104MB/sを超えるられるUHS-I DDR200をサポートする製品が増えてきました。
そうなるとBSCR20TU3では、UHS-IIはサポートしていてもUHS-I DDR200をサポートしていないため、殆どのmicroSD形状のメモリーカードで100MB/s辺りで速度が頭打ちになってしまうという問題があります。そこで格安なUHS-I DDR200をサポートするカードリーダーがあっても良いかと思っていたところで手頃なセール品を見つけたので取り敢えず買ってみました。
JNHというメーカーの製品ですが、同じ形状の他ブランド製品も多く見つかりますので、安価なODMメーカーから買っているだけでしょう。JNHはメモリーカード製品もラインナップしていますが、私自身は使ったことはありません。
意外といえば意外なのですが、日本語専用のパッケージに入って届きました。きちんと日本に拠点が用意されているようです。
簡単な取扱説明書も日本語で用意されていますし、国内にサポート窓口が用意されています。
両端にUSB Type A、USB Type Cのコネクターが用意されていて、このいずれかを使ってPC等に接続します。
何故かキーリング付きのショートストラップも同梱されていました。これでキーホルダーに付けておけば出先でも使えるという意味でしょうかね?
UHS-I DDR200の恩恵は十分受けられる
手持ちのmicroSDXCカードを見回して、明らかにUHS-I DDR200に対応していそうなものと目処を付けたのは、普段メインDAPのCayin N6ii/R01で使っているSanDisk Extreme 512GB SDSQXAV-512G-GN6MNの海外パッケージ品でした。
自分自身のレビューを読んでみると、UHS-I DDR200対応環境では最大読出速度190MB/s、最大書込速度130MB/sを発揮するとあります。
上記レビューを書いた時には当然BSCR20TU3でベンチマークテストを実行していますので、最大でも100MB/s前後で頭打ちになっていました。当時の結果を改めて掲載しておきましょう。
では、同じカードを同じPCに接続したJNH CR-UD201に装着してベンチマークテストを実行したらどうなるかですが…
比較してみると最大読出速度はほぼ2倍となっています。その反面、書込やランダムの速度がやや物足りない傾向がありますが、これはメモリーカード内が半分以上データで埋まっていることも影響しているのかもしれません。それを差し引いてもランダム速度に関してはBSCR20TU3よりやや落ちる可能性はあると思いますが。
今回はセール価格で700円を割り込んでいましたので、それでこの速度を発揮してくれれば十分満足できます。今後UHS-I DDR200対応と思われる製品については極力このカードリーダーの計測結果も加えるようにしようと思います。
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購入金額
699円
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購入日
2024年10月20日
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購入場所
Amazon jnhショップ
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