PCのキーボード、現在極上タッチのREALFORCEが3台、
寝PC用のパッド付きワイヤレスが1台
あって、稼働しているPCの方はメインPCと、寝PC、実家Web閲覧用PCと音楽製作用ノートPCの計4台なので数的には充足していて、問題ない。
さらにこのうち、寝PCと実家Web閲覧用PCは、ここZIGSOW関連で製作したPCだが、CPUがそれぞれCore i7-3770T(第3世代)
とPentium G3258(第4世代)
であり、Intel系CPUなら第8世代以降が必須のWindows 11には当然非対応で、11月以降は稼働可能なPCは2台に絞られることになる。今年中には作ろうと思っているバックアップPCを入れたとしても、キーボード数は必要充分。
ゲーマーで、同時押し能力や反応速度を極めたい、あるいは発光キーボードでドレスアップしてPC周りを彩りたいというなら、それに合ったキーボードへの変更・追加も考えるが、スマホでも出来るカードバトルゲームを少しやるくらいで、コンマ何秒を争うキー入力が必要なゲームをやるガチゲーマーではないし、ドレスアップに関しては「まずはPC周りを片付けろや(スンマセン」という状態なので、これ以上キーボードは不要。
しかしそれにもかかわらず、先日新たにキーボードをお迎えすることにした。
それが、SUNSONNY(森松尼)のメカニカル・フルキーボード、N-J9PRO。
パッケージにはブルー/ホワイトが描かれているが、中身はホワイト単色。
型番での区分はないようで、同型番で
・茶軸
・青軸
・赤軸
の3種類のキースイッチと
・ブルーLED
・ホワイトLED
の電飾の色の差、キー色として
・ブラック
・グレー/ブラック
・ホワイト
・ブルー/ホワイト
・ピンク
・ピンク/ホワイト
・ブルー/ホワイト/レッド
のいくつかの組み合わせで販売されているキーボード。ただ3軸×2LED×7色のすべての組み合わせがあるわけではなく、LEDとキー色は原則として固定組み合わせで、軸もすべてのパターンが用意されているわけではない(例えばホワイトのキー色に組み合わされるLEDは青。軸は、茶軸と赤軸だけで、青軸は用意されない)。なお、これが本当に「製品としてない」のか、単に品切れなだけなのかはSUNSONNYのHPには、本製品の詳しい情報がないので不明。
自分の購入したのは「颜色:全白色蓝光」「轴体:茶轴」とあるので、「茶軸」「ブルーLED」「ホワイト」の組み合わせ。
色やキースイッチによる型番の変化はないみたい?表示はここだけ。
世の数少ないレビューを見ると、4,000円以下の安価なメカニカルキーボードではあるが、タッチは問題ないし、LEDの発光パターンが豊富というのが評価。
ただタッチに関しては、現時点ですでに定評のあるREALFORCE使いなのでこれ以上求めないし、PC本体の方が、メインPCにわずかに電飾つきメモリと簡易水冷ヘッド、LEDファンを組み込んでいるだけで本格的な映えを狙ったモノではないので、キーボード本体だけ光っても...いやそもそもクロスキーな自分は白いPCはノートPC一台しかない。
そんな自分が「ホワイト」の「発光機能付きの」キーボードを「余分に」購入したのは、実は「展示台」として。
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キーキャップのいくつかを別のモノに換えるというのは、以前からやられていたカスタマイズ。
自分の使っているREALFORCEはJust Systemとのコラボ製品なので、一太郎で多用する「ESC」キーが目立つように?一太郎テーマカラーの赤になっているし、ゲーミングキーボードでは多用するWASDキーを別の手触りにしたキーキャップがついているキーボードもある。
ただ、そういった機能的なキー交換の他に、ドレスアップのためのキーキャップ交換がある。以前から、キーボードに絵を描いた「萌えキーボード」というのはあって、有名どころだとWindows 7の公式キャラで永遠のアイドル、窓辺ななみちゃんをキーボード全体に印刷したような萌え/痛キーボードというのはあった。ただそれらは、絵があまり凸凹しないよう、ノートPCに使われているような平坦なキーを持つキーボードに印刷されていた。また「印刷」なので、キーボード全体でキャラクターを表現していた。一方最近流行っているのは、交換可能なキーを持つキーボード(主としてメカニカル式)用のキーキャップに、キャラクターやシンボルマークが描かれていて、キーキャップを入れ替えるだけで萌えキーボードにする「キーキャップセット」。
このやり方なら、「ファンクションキーだけ」「スペースキーだけ」「テンキーだけ」というような地味な萌え表現から、供給される全キーを交換したフル痛タイプまで自由に設計できる。また、「萌えキーボード」として完成品販売されている場合、テンキーつきか否かなどのキーボードに対する好みは叶えられないことも多い。それが既存キー挿し換えの痛化パーツなら、自分の好みのタイプのキーボードをベースに使うことが出来る。
そんなわけで、複数の痛キーボードトップが販売されているのだが、それを導入するのに(手持ちの)REALFORCEでは問題がいくつかある。
・替えキーキャップは絵を目立たせるため、白地か薄い灰色地が多く、REALFORCEの黒枠と合わない
⇒最近はREALFORCEにも、ホワイトやライトグレー色が用意されているが、持っていない
・替えキーキャップは中国製が多く、ベースとなるキーボードがいわゆるUSキーボードである
⇒自分はカナ:ローマ字=8:2くらいのチャンポン入力だが、カナ主体なので日本語配列が良い
・替えキーキャップは原則Cerry MX互換として設定されており、そもそもREALFORCEに入らない
⇒キャップ裏の構造が違う(下記写真参照)
特に3番目のが致命的で、キーキャップを差し込むことが出来ないので、キーボード痛化計画はここで頓挫する【完】
REALFORCEは、Cerry MX用の十時の刻みがないので互換性なし。
...では、芸がないので、キーキャップディスプレイ用にCerry MX(互換)メカニカルキーボードを手配することにした(本末転倒w)。
そうなると
・Cerry MX(互換)メカニカルキー(必須)で
・萌えキーキャップと色調が合う白系で
・さらにディスプレイを引き立たせる電飾付きで
・当然キーキャップすべてが使うことが出来るUS104キー形式
が条件。
...で安ければ言うことなし、と←ま、展示台だしw
そこで色々探して見つけたのが、SUNSONNYのメカニカルフルキーボードN-J9PROなわけ。
特徴としては
・Cerry MX(互換):ネット情報では、JIXIANのキースイッチで、写真形状からCerry MX互換
・色調は白系が選べる:白一色だけでなく、白/青等のツートンカラーもある(結局白にしたが)
・電飾付き:LED付きの場合、キーの文字を透過するタイプが多いが、ベースも光るタイプ
・リターンキーが一直線のUSタイプのフルキーボード
・メカニカルなのに4,000円以下と安価
というスペックでは言うことなしのモノ。
とくに電飾の仕組みが気に入った。一般的なのは、キーの文字の部分が透過処理されていて、LEDを点けると文字が光るパターンか、キーのかたまり(例えばファンクションキーの4つずつのかたまりやテンキーの17キーの周りなど)、あるいはフレームの上や下に帯状にLEDが仕込んであって、そこが光るパターンが多いが、このキーボードはベース(土台)からキーが浮いているようなフローティングスタイルで、そのベースとキーのスキマが光るような構造。
フレームにキーが埋め込まれているのではなく、ベースにキースイッチが載っている感じ。
これだけキー周辺が光れば、文字の透過がない萌えキーキャップでも映える?
これにより、「文字が透過していないキーキャップ」でも彩ることが出来る(なお、このN-J9PRO自体は写真の通り文字の部分も透過しているタイプ)。
さらに(詳しい説明が中国語と不完全な英語しかないのが残念だが)電飾パターンが相当数あり、特定のキーだけ光らせる(光らせない)というような制御も出来るようだ(カスタム制御可能)。
※下の写真の他に、仕様の下に英字説明書の電飾コントロール部分を原文のまま載せるが、基本「Fn」キーとの同時押しで発光パターンを切り換える。一番使うのはカーソルキーとその上の「Insert」キーが含まれる6つのキーのグループ(「End」キー除く)、「ScrLk」キー。「Fn」キーと、「End」キー以外の5つのキーもしくは「ScrLk」キーを押すと、それぞれのキーに仕込まれた電飾パターンが再生される。各キーには4つのパターンが仕込まれているので(「ScrLk」キーのみ2パターン)、4×5+2の22パターンの発光パターンがあるわけ。加えて「Fn」キーとカーソルの上下キーの同時押しはLEDの照度の切り替え。照度上限・下限に達すると右上の3つのLED(NCW)が光る。「Fn」キーとカーソルの左右キーの同時押し電飾の流れるパターンの方向切り替え。さらに「Fn」キーと「End」キーの同時押しでオリジナルパターンの創作も出来るようだが、ここらは未検証...という感じ。説明書やHPの不備はあるが、アプリなどの力を借りず、電飾に関しては本体だけで相当たくさんのことが出来るので、安価なLEDキーボードとしては言うことなし。
...中国語説明書と比較すると、一部訳し漏れがあるのがわかる。
【発光パターン22種】
これらの要件で「キーキャップのディスプレイ台」としては、ほぼ満点。比較的重いのもディスプレイ台としてはむしろ安定性を増すので...
公称(1250g)よりは軽いが、実測1062gと結構な重量級(つか公称との誤差大きいなw)。
一方入力装置としては、原則今あるREALFORCEとパッド付きワイヤレスキーボードで事は足りているのだが、白いノートPCとの色合いの調和が良いのと、DAWのコントロールにはテンキーがあった方が便利なこと、また一部のDAW用フリー音源では日本語108キーではなく、US104キーにキー割付などが最適化されていて、日本語108キーではマウス入力が必要な場合があることなどから、DAWコントロール用として使うには104キーの方が良かったりするので、その用途で使おうと思っている。そのため、完全な「お飾り」というわけでもない。
入力時には、互換品とはいうものの茶軸の心地良い打鍵で問題なし。
ネットでの情報通り、キースイッチはJIXIANの茶軸だった。
あとはメカニカルの鬼門、チャタリングさえ出なければ...
ま、これは長く使わないとわからないので、いつまで保つかを注視したいと思います。
あ、そうそう右肩にある3つのLED、N、C、Wと記載があり、NはNum Lock、CはCaps Lockで、それぞれ、「Num Lock」キー、「Shift」+「Caps Lock」キーで点灯するので問題ないのだが、右端のWのLEDはなんだろうか。通常3つLEDが並んでいる場合は、ここはScroll Lock表示であることがほとんど。ただ「ScrLk」キーを押しても光んないんだよなー。なんじゃらほい。
このLED、左2つは、NはNum Lock、CはCaps Lockなんだけど、右端のWって??
【仕様】
作動電圧/電流:5V/300mA
キー数:104
インターフェイス:USB1.1/2.0
打鍵寿命:5,000万回
重量:1250g(公称、実測は1062g)
サイズ:434.5×129.2×39mm
ケーブル:4.0mmΦ、1500mm長、純銅
【Product features and lighting setting】
FN + INSERT lighting switch, contains 4 lighting effects: always on, game ladder, breathing, shadow forward
FN + DELETE lighting switch, contains 4 lighting effects: follow the flow, peak and loop, fast passion, microwave sparkling
FN + HOME lighting switch, contains 4 lighting effects: repples, no traces on the snow, runaway dust, and six grids
FN + ENT lighting switch, backlight custom recording
FN + PGUP lighting switch, contains 4 lighting effects: dragon and tiger jump, big Peng spreading wings, fallin rain, contributing to the flames
FN + PGDN lighting switch, contains 4 lighting effects
FN + SCROLL lighting switch, contains 2 lighting effects cycle horse racing, peak circuit rotation
FN + UP Brightness++, all indicator lights flash 3 times when adjusted to the limit position
FN + DOWN Brightness--, all indicators flash 3 times when adjusted to the limit position
FN + LEFT light effect direction adjustment, direction to the left
FN + RIGHT light effect direction adjustment, direction to the right
FN + W WASD/upper left lower right interchangeWhen
FN + -_ is adjusted to the limit position, all indicators flash 3 times to indicate
FN + =+ All indicators flash 3 times when adjusted to the limit position
FN + ESC(F1 F3 F5)After resetting the function
FN + ESC, input F1 F3 F5 in order to realize resetting the default setting
FN + WIN_L Wind8ws&APP lock FN + 4.5 Two sets of custom lighting effects
形状とライティング設定が最高
キーがフローティングしており、「下から」(も)キー全体を照らす形なので、透過部分がない萌えキーキャップでも映える。
さらに打鍵しなくても動きがある発光パターンがあるのは、ディスプレイ台としては嬉しい(映える)。
ちなみに、デフォルトパターンが明示されていないが、Fn + PgUpの4番目のパターン、「contributing to the flames(推波助澜)」だと思う。
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購入金額
3,690円
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購入日
2024年10月18日
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購入場所
Merdia(Amazon)
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