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成長する管タイプMIDIウインドコントローラー“MWiC(Metamorphic Wind instrument Controller)”

“楽器演奏”と言う場合、以前はピアノやギター、ヴァイオリンといった旧来からある「それ自体で楽器として完結しているもの」を使ってのものだった。前世紀後半には、エレキギターやクラビネットと言った、単体ではごく小さな音しか出ず、電気的に音を増幅して初めて楽器として「使える」音量になるものも出てきたが、これも楽器単体で「音を作り出している」という観点では似たり寄ったり。

 

しかし技術の発達により、電気的に生成した/もしくは/録音した音を発する楽器というものが出てきた。いわゆる電子ピアノ(ローズピアノのように実際に打鍵により発音する機構があるものは除く)やシンセサイザー、サンプラーと言った楽器だ。

 

これらは内部の電気機構(サンプラーのごく初期は録音テープによる物理的な再生機構が組み込まれたようなものもあったが)により「楽器音」が発生するため、これらの楽器の大部分で採用されている“鍵盤”は「音程・発音長トリガー」であるだけで、必ずしも「音発生部」と同一筐体である必要がない。

 

そこで「音源モジュール」という考え方が出てきた。

 

元々シンセサイザーの超初期は、“箪笥”とも呼ばれたように、発音部やフィルター、変調回路がそれぞれ別モジュールで、それらを連結して音を出していたため、トリガー部である鍵盤を別躯体にするのは、特に突飛なことではなかったのかもしれない。

 

当初は、各モジュール間はメーカー独自の規格で接続されていたが、楽器の演奏デジタルデータの共通I/FとしてMIDI(Musical Instruments Digital Interface)が制定されてから、他メーカーの複数の音源モジュールを一つの鍵盤でコントロールするようなこともできるようになってきた。

 

そのコントローラだが、必ずしも鍵盤の形である必要はない。比較的コンパクトで、万人にわかりやすいので、インターフェイスとして鍵盤が採用されていることが多いだけ。ギターにMIDIコントロールピックアップをつけてコントローラとしたギターシンセサイザーや、パッドをコントローラとしたシンセドラムなど他の形状のものもある。

 

その中で、管楽器形状のものも比較的古くから存在する。いにしえのクロスオーバー~フュージョン時代を支えたのが、Lyricon。フュージョンサックスの巨匠Tom Scottが参加したMichael Jacksonの楽曲

やF-1テーマでブレイクする直前のTHE SQUARE(後のT-SQUARE)の曲

に使われた専用音源つきの「木管型シンセサイザーコントローラ(ウインドシンセコントローラ)」がLyricon。そのあとサンプリングチップ技術で楽器界に参入した、日本のAKAI(厳密には関連会社のAKAI professional)から発表されたEWIが、その故障の少なさと簡便な扱いで一世を風靡した。

 

EWI(Electronic Wind Instrument)は、別体か否かはともかく原則として「音源部」がセットであり、単体で「楽器(=Instrument)」として成立しているが、多くの機種はMIDIコントローラ機能もあり、外部音源を「鳴らす」こともできる。ほぼ同時期に発売されたYAMAHAのWXと、その後継でより管楽器に近いYDS、今世紀になってから発売されたRolandのAerophoneも、単体楽器でありMIDIコントロール機能もある。これに加えて、音源非搭載で純粋なコントローラだが、AKAIのEWIの原型となったSteinerphoneの流れをくむNuRADあたりが、2024年現在「木管楽器型MIDIコントローラ」=ウインドシンセコントローラと呼ばれている。

 

そのウインドシンセコントローラだが、元々原形のLyriconがそうだったからか、「単体で鳴らないのは楽器として完結していない」のは楽器として売りにくいということなのか、多くは音源モジュールを備え、原則として「その組み合わせで使う」前提(そもそも音源モジュールが本体組込式のものも多い)。

 

そのため、AKAIのEWIでYAMAHAの音源モジュールWT11を鳴らすというのは、できなくはないがあまりやる人はいない。

 

ただ、ウインドシンセコントローラは、吹き口の形状やキーのタッチ、本体形状、可能な特殊奏法対応などに各社結構違いがあり、本当は自分の好きなコントローラーと好きな音源の組み合わせで、つまり好みの吹き心地で好きな音色を鳴らせるのが理想ではある。

 

そんな各社ウインドシンセコントローラの「痒いところに今一歩届かない」状態を何とかすべく?開発されたのが、ウインドシンセコントローラMWiC(Metamorphic Wind instrument Controller)。

 

MWiC(エムウィック)は、自身もウインドシンセをたしなむ、東京工業大学德田教授の個人開発のウインドシンセコントローラ。ご自身が代表を務めるスタートアップ企業、Teefonics LLC(ティーフォニクス合同会社)を通じて販売される。完全受注生産で、しかもいつも受付が開かれているわけではなく、XのアカウントやFacebookのグループ“MWiC Friends”で受付開始時期が告知され、予約限定生産販売の形態を採る。

 

德田教授手作りのデバイスのため、大量生産品ではなく、月産5~10台。さらにどんどん改良が加えられているので、仕様は一定ではない。

 

また詳しいマニュアルはダウンロードできるものの、ひろく市販されていてユーザーも多いEWIYDSなどと違って、手取り足取りの市販の教則本等はなく、「音を出す」までにMIDIに関する最低限の知識が求められる。ファームウェアの更新も自分でやるし、製品受領後に加えられた改良に関しては、部品や治具を別途入手して自分で加工するのが基本。

 

ただし、その分市販のウインドシンセコントローラではできないような調整も可能で、すでに手にしたプロ/アマ複数のユーザーのいろいろな要望を入れて進化し続けている。

 

メーカーサポートとしては、物理的な不具合に関しては德田教授のフォローは得られるが、設定的なものや音源との相性問題などはFacebookのグループ内で知恵を借りて解決するという形で、知識と熱意が必要な、かなりマニアックな商品。ただし、德田教授はもちろん、MWiC開発アドバイザーのプロのサキソフォンプレイヤーの河原塚ユウジ氏や、四半世紀以上のウインドシンセ歴を持ち、複数のウインドシンセ/コントローラも所有する桐野氏など有志の方々が、XやYouTube、noteなどで、TIPsやご自身の設定、相性の良い音源などを発信されており、あまりまだ本数が出ていないデバイスのためプロアマ問わずユーザー間の垣根も低く、お互いに助言しあえる状態。

 

すでに販売開始されてからもうすぐ1年が経とうとしているMWiCだが、今も様々な変更・改良が加えられ、進化し続けている。

 

そんなMWiC、ちょうど数年前から演奏・創作の方の音楽熱が再燃し、DTM方面に沼っていたcybercatのアンテナに捕獲され?、まだ市販機リリース前から德田教授のTwitter(当時)をフォローし、2023年7月の市販開始と同時に購入申し込みをした。この時の予約番号は実に4番。

 

しかし、その後納品前に德田教授より「円筒形MWiC」のリリースが案内される。最初にリリースされたMWiCの形状はEWIのような角柱型。しかし、4カ月ほど納期は遅れるものの、その後円筒形のものもリリースされるという。自分としてはウインドシンセと言えば、原器とも言える円筒形のLyriconのイメージが強く、日程が決まったライヴなどに使うといった特に「急いで入手する必要」もなかったことから、円筒形MWiCへの変更を依頼、最終的に円筒形MWiC市販1号機を入手するに至った。

円筒形の
円筒形のTeefonics MWiC

 

MWiCの特徴としては

・タッチセンサキー採用で、基本運指はサックス/リコーダー準拠(設定で変更可能)

・アルトサックス用マウスピースと密閉圧力式バイトセンサを組み合わせたデザイン

 (後にEWIのようなソフトマウスピース+密封圧力式バイトセンサのモデルも追加)

・息抜け調節バルブによって、「息の抜け」を好みに設定可能

・機能キーとして左手小指第3キー(LP3キー)を追加

・左手親指コントロールとして、オクターブローラーとグライドバー装備

・右手親指コントロールとして、Xtraキーと右手親指センサ(Up/Down)装備

・設定変更可能な、多彩なMIDI信号送信機能

・ハーモニー(ハモリ音)を加えた演奏が可能(調も設定可能)

・演奏中に最大5つの音を重ねて演奏するポリフォニック演奏機能

 

という感じ。基本的に各社ウインドシンセコントローラで採用されているコントロールは、ほぼ網羅しており、演奏感として一番問題となる息が抜ける/抜けないを全閉から全開まで調整できる。

※ウインドシンセコントローラは、息を(主に)音量に変換するため、「ブレス圧」は感知する必要があるが、「息で物理的に何かを振動させて鳴らす」わけではないので、息が抜けるか否かは各社の設計思想によって異なる。AKAIのEWI、特に初代EWIは息が全く「抜けない」ので、口とマウスピースの間に隙間を作って息を「逃がす」必要がある。一方、YAMAHAのWXは息が「抜ける」構造。こちらの方が生の管楽器に近いので、生楽器から持ち替えたときは違和感が少ない。なら「抜ける」方が良いかと言えば、抜けないEWIの方が同じ肺活量でロングトーンが出せる(ブレス圧のセンサを「押し続ける」ことができる)ので、息の逃がしに慣れていれば良い点もある←同じギターでも弦を物理的に振るわせて音をきちんと鳴らさなければならないアコギと、ある程度はアンプやエフェクターで増幅・伸長ができるエレキの弾き方が、似て非なるものであるのと同じようなもの?

MWiCの「上側」。基本EWIに近い感じ(独自のLP3除く)。
MWiCの「上側」。基本EWIに近い感じ(独自のLP3キー除く)。

 

MWiCの「下側(裏側)」。あらゆるコントロールてんこ盛りなので、非常に複雑。
MWiCの「下側(裏側)」。あらゆるコントロールてんこ盛りなので、非常に複雑。

 

つまり市販のウインドシンセコントローラの

・好みの息抜け感

・好みの運指(今はトランペット運指さえも実装済み)

・好みのコントロール

・好みのMIDI機能

を組み合わせて一本にできるようなウインドシンセコントローラで、機構的に変更ができないキースイッチがEWIタイプのタッチセンサである点だけを除けば、どのメーカーのウインドシンセコントローラにも「寄せる」ことができる、オールマイティなウインドシンセコントローラ。

※キースイッチは、MWiCEWIはタッチセンサ(ボタン部は動かない)だが、YAMAHAのWXYDSは、サックスのような機構で物理的に動く。RolandのAerophoneはキースイッチは動くものの、サックスのような機構ではなく、単なるボタンが押しこまれるだけと各社に差がある。

左手の親指はローラーによるオクターブチェンジが主な仕事
左手の親指はローラーによるオクターブチェンジが主な仕事

 

一方右手はによるベンド
一方右手は親指センサによるベンドが仕事。両手ともつまむ位置で音程替わるので気を遣う。

 

あとこのMWiC、電子的調整幅が鬼のように広いが、くっきり見やすいOLEDの0.96インチディスプレイ(128×64)が組み込まれているので、19+1画面に分かれた(Ver8.45時点)設定画面で調整を追い込むことに関してストレスが少ない(ちょっとボタンの操作性に癖があるので、マニュアル見なくとも直感的にできるわけではないが、数文字の略号と数値だけであることがほとんどの、他社製のディスプレイとは雲泥の差)。

ディスプレイは小さいが、とても見やすい。
MWiCのディスプレイは小さいが、とても見やすい。

 

ブレスの感度カーブの表示など、ウインドコントローラー本体付属としては傑出した情報量。
ブレスの感度カーブの表示など、ウインドコントローラー本体付属としては傑出した情報量。

 

さらに前述の「息の抜け感」やマウスピースの調整、バイトセンサ接続管へのシリコンバルーンの「噛み合わせ具合」、アルトサックスタイプとソフトタイプの交換など、物理的な調整もできるので、追い込むと結構好みの「吹き心地」にすることができる。

バイトセンサにつながるチューブにはをつけるが...
バイトセンサにつながるチューブにはシリコンバルーンをつけるが...

 

こういった消耗品にはあえて特注品を使わず汎用品で対応
...こういった消耗品にはあえて特注品を使わず汎用品で対応(本来の用途外だがw)

 

がリードによって「押されて」ベンドなどの音色変化も表現
バルーンがリードによって「押されて」ベンドなどの音色変化も表現

 

自分も入手して以来、いろいろといじって練習し、何とか「音楽になる」程度のところまではこぎつけた。Facebookのグループ“MWiC Friends”に集う人たちは、吹奏楽もしくはウインドシンセ経験者がほとんどなので、諸兄が動画サイトやX(Twitter)の動画に投稿する演奏には、まったく到底及ばないが、新しい楽器に触って、それが「できる」ようになってくるのはワクワクする。

 

幸い、MWiCはウインドシンセコントローラであって、物理楽器ではないし、内臓音源もなく、必ずMIDIで音源モジュール(PC上のソフト音源含む)に接続しないと音が出ないことから、「ふいに大きな音が出る」こともないため、深夜でも気兼ねなく演奏・練習することができる。

 

DTMから再燃した音楽熱、元は「DTMのトラックに、サックスのようなブレスコントロールのリアルな楽器音を加えたい」ということで手を出したMWiCだが、結構楽しくなってきたので、今後演奏テクニックも磨いていきたいと考えているところです。

 

【MWiC円筒形モデルバッテリ搭載型仕様】

出力端子:MIDI out (5DIN)、USB-MIDI (Class Compliant)
対応マイクロコントローラユニット:マクニカ社Koshian3.0
ディスプレイ:0.96インチ128×64 OLED
バッテリ:リチウムポリマーバッテリ(推奨: DATA POWER社, 400mAhモデル)
重量: 約570 g(円筒形)
全長(アルトサックスマウスピースモデル):550 mm
全長(ソフトマウスピースモデル):520 mm
全幅:60 mm
厚さ:60 mm
管体:460mm × 32 mm × 31mm

【設定画面での変更可能パラメータ -Ver8.45以降-】

01 Musical:Transpose , OctaveShift , Legato , Harmony Vol , HarmonyStatCC

02 MIDI-1:Breath CC-A , BrA>AftTch , Breath CC-B , Breath CC-C ,

      Velocity Lock(->Value , ->Wait)

03 MIDI-2:MIDI Sleep , MAIN->Wired , Harm->Wired

04 Breath:Smoothing , EcoTraffic , Auto Calib. 

05 Breath-A:Min , Rang , Curve

06 Breath-B:Range , Curve , 変換値 for Min , 変換値 for Max

07 Breath-C:Use Curve , Convert Min-> , Convert Max->

08 Bite-1:Response , B.Compensate , Function , BiteBendAdj , U/D Ratio , Calib.Trig

09 Bite-2:PitchBend , RawBiteToCC , ProcBiteToCC , Convert Min , (Convert) Neutral ,

      (Convert) Max

10 Bite-3:Min , Range , Curve , FlatW , Lin%

11 R.Thumb:PitchBendAdj , Reponse , Bend Up , → to CC , Bend Down , → to CC

12 R.ThumbUp:Min , Range , Curve

13 R.ThumbDown:Min , Range , Curve

14 Key&Roller:Key Wait , Roller Wait , Fingering , LH_OctUp , Sngl Roller , Zero Roller

15 Glide Bar:Glide Bar , SendPortCtrl , ON PortTime , OFF PortTime , Port.Time CC ,

       Send CC#65

16 XtraKey:Function , XtraKey CC , CC ON Val. , CC OFF Val. , Xtra+Glide CC , Add.Wait

17 LeftPnky3Key:LP3Key Trill , LP3Key CC , CC ON VALUE , CC OFF VALUE

18 Misc-1:Cycle speed , ShowStartUp , G&B LEDs , Red LED , BAT.equipped , MP Unit

19 Misc-2:StartupNoteOff , KeyBaseMemory , NoteIgnoreTh.

---以上設定画面---

20 Information:FW Version , Special Thanks to

21 Data:Save to Bank , Load from Bank , Set Default , Factory Reset

---以下設定画面---

22 Harmony:Active Set , Key , Octave , -6 / +3 , -3 / +6 , -4 / +5

 

Teefonics LLC

 

つたないがMWiCを使った演奏実例「日照雨 / ユアネス

※ピアノ伴奏:瑜雨(ゆう)さん(【ピアノ伴奏】日照雨 / ユアネス【off vocal】

 演奏のカバー元:姫宮レーニャさん(Vtuber初夏の生演奏リレー(2023/5/7)

・ウインドシンセコントローラ:MWiC円筒形モデル

・音源:GForce's Oberheim OB-X

・DAW:Steinberg Cubase Artist 13

更新: 2024/08/09
調整幅

ウインドシンセコントローラとして、できないことがほぼない

運指の自由さ、息の抜けの無段調整、MIDI関係の調整項目数と調整幅とがものすごく広くて深いので、様々な調整・設定が好みでできる。

 

変えられないのは、フェザータッチ式のキースイッチの形式くらい?

更新: 2024/08/05
発展性

今も進化し続けている

ファームウェアで対応するソフト的なもの以外にも、元々予定のなかった円筒形モデルへのソフトマウスピース適応のための変更や、演奏フィール向上のためのキースイッチ固定ネジ変更など、本体の一部の加工・変更を伴うものまで。

後から配布されたキースイッチを止めるねじ(赤◯部分)
後から配布された改良型のキースイッチを止める低頭ねじ(赤◯部分)

 

スイッチ中央が「膨らんで」いる丸頭ねじ(右側)より、改良型の皿頭ねじ(左)の方が演奏しやすい
スイッチ中央が「膨らんで」いる丸頭ねじ(右側)より、低頭ねじ(左)の方が演奏しやすい

 

そしてそれが(今のところ)出荷済みのすべての機台に遡及対応可能なのが素晴らしい(対応には有償の場合もあり)。

 

....つか、一部のキーの形状を3Dプリンタで自作、変更する猛者すらも現れているのだがw

更新: 2024/07/12
入手性

予約受注生産で月産5~10本なので....

自分のように、たまたま超初期から識っていて、追っている幸運な人はともかく、ウエイティングリストは長い。

更新: 2024/08/05
とっつきやすさ

MIDIの知識は絶対に必須、あとはリコーダーが吹ける程度の器用さと熱意は必要

ミヂ...なにそれおいしいの?状態だと、きびしい。

 

EWIYDSAerophoneといった、多くのウインドシンセコントローラは、MIDIで外部音源を鳴らすこともできるが、本体内蔵の音源を鳴らす分には、箱出しで演奏可能。一方、MWiCは最低限MIDIのチャンネルやCCの知識がないと、音すら出ない。音源を物理的なシンセ/音源モジュールではなく、ソフト音源を使おうとするとさらにDAWの知識も必要。

 

いやそもそもアルトサックスマウスピースモデルの場合、マウスピースやリード、リガチャーを別途手配し、MWiC内蔵の圧センサ=バルーンセンサとの隙間調整をしなければ「吹く」ことすらできない。

 

一方、DTMやシンセ系の楽器の基礎知識があれば、「難解」というほどではない。

 

演奏は(キーのアサインは変えられるが)吹奏楽経験者、特にアルトサックスマウスピースモデルは木管系楽器の経験がある方が有利だが、練習次第?(自分はまだまだ)

  • 購入金額

    132,000円

  • 購入日

    2023年11月04日

  • 購入場所

    Teefonics LLC

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