メーカーから直で XPS13(9315)を購入。大量の Latitude と同時に購入したのですが、そちらがかなり安くしてもらったのに XPS だけは割引不可ということでした。XPS は原価が高く値段を下げて売れないのだそうです。
XPS13 シリーズはラインナップが拡大され、セパレート型の 2in1、キーボードが1枚パネルのようなスタイルになった Plus という種類もあります。
新型の Plus が魅力的なのですが、差額で10万円くらい違いまだまだ効果なので、今回は 9315 モデルを購入することにしました。
外箱。簡易包装になったというか、システマチックになったというか。
箱オープン。
XPS13 ブランドは毎年とは言わないけどけっこう買い続けているのですが、こういう感じの箱は初めてです。
以前までは箱にも高級感があり「とっておきたい」と思わせる箱だったのですが、ちょっと稚拙。
PCの入った箱。素直に「お弁当箱みたいだな」と思いました。
同時購入した Lattitude の時は「ピザ箱みたいだな」と思ったので、値段差を考えると少しは良くなった感じです。
お菓子みたいにシールを剥がして開封します。
箱から取り出します。
今までの XPS は透明なラミネートでラッピングされていたのですが、今回から黒い布になりました。Latitude も同じなので、契約生産工場が変わるたびに梱包方法が変わるのかなとも思います。
まずは内容物。マニュアルと電源ケーブル。
マニュアルは、まさかのカラー版。リッチね!
IKEA方式で、各言語を記入せずに図で説明する形になりました。シンプルな多言語対応ですね。
電源や、各種ケーブル。アタッチメントは、XPS13 には端子が少ないのでそれに対する救済策ともいえます。電源は昔と比べて半分くらいのサイズになっていますね。小さくてすごく良い。
アタッチメントの方は、USB-C -USB-A 3.0アダプターと、 USB-C -3.5mmヘッドセットアダプターです。
本体。昔と比べて XPS とは判別できない外観になったなという印象。他ラインアップが上質化してきた影響もあると思うのですが、XPS がめちゃくちゃかっこよかった時代は終わったなと感じます。
天板はアルミニウムで、エンボスのあるロゴマークには高級感があります。
13mm は薄いと感じることができ、重さも 1kg ちょっとで持ち運びも苦にならないです。
究極にシンプル化された XPS13 9315 には、両側合わせて2つのポートしかありません。
右と左で1つずつ、合わせて2つです!
両方とも USB Type-C(Thunderbolt 4)。どちらも電源&供給に対応していて、DisplayPort にもなります。電源コードをどちらにもすることができると考えると、シンプルイズベストという気持ちにもなるのですが、周辺機器をがっつり使う人には悩まされる仕様です。
特筆すべき点として、充電がめちゃくちゃ早くなりました。
キーボードはここ最近の DELL 製品と同等のもの。高級機としてのプライドなのか、キーの文字が光ってかっこいいです。指がすべりにく素材でキー入力しやすい。
トラックパッドもすべすべして使いやすい。
電源ボタンは指紋認証と一緒になっています。
バックスペース、デリートキーと配置が近いのが難点。
画面も美しく静音性もあり、ビジネスシーンで活躍してくれそう。
XPS への信頼感はあるのだけれど、もうちょっとビジュアルに力が欲しいところ。新しく購入した新規ユーザは「また次も XPS を買おう」という気持ちにはならないのかなと思います。
スペックでは i7、メモリが16GB で、あらゆるビジネスソフトウェアが快適に利用できます。
過去の XPS13 との比較
パーツ的には高級機というポジションですが、以前までの最新鋭機というクールな印象が抜け、劣化した印象。 XPSブランド信者にとっては残念な方向性だなと思います。
電源系が弱いXPSブランド
マニシング加工された本体は技術的に美しいと感じるが、現代では当たり前になってしまっている外観でもあり目新しさは感じない。すごく普通の外観だと思う。
シンプルで悪目立ちしない外観はオフィスでも浮くことがなく、高性能もあいまって使いやすい PC だと思います。逆にいえばシンプルすぎて独自性が無く、所持欲は満たされないところがあります。
XPS13 は歴代のものを購入して使ってきましたが、電源系に必ず不良があり、1年から2年でバッテリーが劣化するという問題が過去全機でありました(サポートに強く次の日に訪問してくれパーツ交換して帰っていくので、とても優秀)。ヒンジの強さやボディフレームの堅牢性はあるのですが、設計段階から電源ユニットに弱いという印象があります。スペックに電源まわりの品質が追い付いていないと感じます。
ちなみに今回も数日で初期不良がおこりマザーボードの交換を行っています。
でもサポート対応が良くて、次の日に直して帰ってくれるのですけどね……。
掃除しやすい、故障時も安心
本体は凹凸がなく掃除しやすく、端子も2つしかないので故障する部分が少ないです。可動域であるヒンジもしっかりしていて長もちしそう。
トレーサビリティのしっかりしたサポート体制があるため、安心して使用できるのが強み。
高級機
2倍ほどのコストで得られるものは少なく、半額の価格の PC を半分のサイクルで買い替えした方がコスト的には良いと思います。長く使える PC という印象ではないですね。
-
購入金額
197,980円
-
購入日
2023年12月02日
-
購入場所
DELL
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。