ソニーのTWSイヤホン『WF-1000XM5』の充電ケース用の本革製カバーです。
製品イメージ ※Amazonの製品ページより
初めて購入したの高額イヤホンということもありますが、充電ケースが小さくてカバンの中で行方不明になりがちだったのと、より愛着を深めるために充電ケース用のカバーを購入してみました。
出回っている充電ケース用カバーの多くが傷防止や落下による衝撃を和らげる『保護』用途がメインのシリコンやTPU素材で出来た薄手のモノでしたが、私の場合、保護用途よりも見た目に存在感があって、持っている喜びを感じられる方が良いと考えて、本製品をチョイスしました。
【発覚】偽物かも知れない...【疑惑】
いきなりですが、レビューのために本製品を色々と調べてみた結果、どうやら本製品は偽物くさいということが分かってきました。
本製品は、様々なレザーケースやレザーカバーを手がけている中国のメーカー『CONTACTS FAMILY社』製のWF-1000XM5専用カバーだと思って購入したのですが、よく見ると『CONTCT'S FAMILY』になっていました(苦笑)オリジナルブランドには「'」がありませんし、メーカーのHP内を見ても同じ製品は見当たりませんでした。
また、届いた製品を見ると、製品としてはよく出来ていると思いますが、材質が本革っぽくないのです。革の専門家ではないので何とも言えませんが、私の直感がそう判断していますし(w)、同じ写真を使った別の販売サイトでは材質は「PUレザー」となっていましたので間違いなさそうです。
一応ギャランティカードには「牛革」とかいてあります
※職業柄カードの印刷が曲がってるのが気になる...
オリジナルがあるのか無いのか分からないのでコピー品とは言えませんが、『CONTACTS FAMILY社』製のケースの作り(ノウハウ)を模した偽ブランドのオリジナル商品か、或いは材質を下げて別ブランドで展開しているかだと思いますが、ブランド名に多少悪意を感じるので、前者の方ではないかと推察しています。
そんなこんなですが、オリジナルの 『CONTACTS FAMILY社』のHPによると、製品ラインナップとして様々な機器に対応したカバーを製作しており、これまでにも多くのTWSイヤホン機種に対応したカバーが存在しているようなので、製品の作りや使い勝手はよく研究されているのではないかと予想しました。
その作りを模しているならそれはそれで良いかなというのが私の思いですが、コピー品はけしからんという気持ちもあるので、微妙な心境です。。。とりあえずこの場で疑惑を確定させても仕方がないので、これ以上はなるべく追求しないことにします。
気を取り直して、本製品のカラーバリエーションは渋めの「コーヒー」と明るめの「ブラウン」の2種類で、今回は使い込んだ時に自分なりの使用感が楽しめそうな「ブラウン」を選択しました。
カラーバリエーション ※Amazonの製品ページより
製品は発注の翌日に中国から発送され、通関手続きや謎の場所を転々として約2週間掛けて手元に届きました。(遅いと思いましたが、到着予定日の範囲内でした)特に急いでいなかったのですが、あまりに色々な配達店(?)を転々としていたので怪しさはMAXでしたw
レザーの優しい風合いと手触りが良い
パッケージ内容はカバー本体と布ケース、ギャランティカード(?)の3点です。
布ケースは不要だったかも、、、
本体はレザー製品特有の縫い代などがあるデザインで、丈夫そうでありながら優しい風合いと手触りが楽しめるアイテムです。回転式のクリップキーチェーン(カラビナ)などの金具との相性も良く、製品のクオリティは高いと感じました。
そつがなく、作り慣れている感じがします
裏面、白く見えるのは型崩れ防止用の「あんこ」です
革製品ならではの作りです
材質はクレイジーホースレザー(牛革)ということですが、裏地が張られているので本革なのか人工皮革なのか私にはよく分かりませんでした。(以降はレザーと呼ぶことにします)自分が想像していたより肉薄のレザーを使っているようですが、形状保持力は問題なさそうです。
切り込み部分から見える素材の断面
断面のアップ(うーん、、、)
表面のアップ(...ワカラン)
充電ケースの本体とフタに合わせて2枚の成形したレザーを縫い合わせてあります。特に明記されていませんでしたが、おそらくハンドメイドでレザーの小口はキチンと処理されていて完成度は高いと思います。
小口はきちんと処理してあります
内側は充電ケースに傷が付かないよう表面の滑らかな裏地を採用しています。また、後付けのホック部分にも、裏地を貼って金属が露出しないよう配慮されているところが中々の作りです。
本体側のホック内側部分
ヒンジ部分はレザー素材のみとなります。動きに対応すべく切り込みが入っており、切り込みが裂けて広がらないよう丸穴加工して処理されています。
丸穴加工が目玉のようにも見えますね
カバーと充電ケースの相性はまずまずで、若干の遊びがあります。カタカタするほどではありませんが、部分的に隙間があいているので見た目に少し気になります。この点はある程度使い込めば気にならなくなるのでは無いかと思っています。
カバーを付けると当然一回り大きくなります
収まりは悪くないのですが、フィット感は微妙です
特に前面側には隙間ができます
充電ケースのフタとカバーのフタはリンクしていないため、イヤホンを取り出す手間は増えますが、カバーのフタはホック留めなので、不用意に開閉することが無くイヤホンの紛失防止に役立ちますね。
充電ケースのフタとカバーのフタは別々に開きます
フタに付いているホックのアップ
※奥の孔は充電ランプ確認用の孔です
ホックの内側
ホックを閉めるとピッタリと収まります
本カバーは取り付けたまま充電ができます。カバーに開いた穴とUSB-Cポートの位置は若干ズレ気味でしたが、問題なくUSB-Cコネクターを装着することができました。
ちょっと位置がズレていますが許容範囲内です
とりあえず充電も問題ないです
心配だった充電ランプ確認用の孔の位置はドンピシャで、しっかり目視できました。
小さい孔ですが、ちゃんと光っているのが分かります
回転式のキーチェーン(カラビナ)はロブスタークラスプと呼ばれる蟹の仲間の爪のような形状の留め金で、レザー製品に合う風合いのモノを採用しています。小さめなので、ベルトループなど細いループ等に引っ掛けるのがベストです。
スリムで味わいのあるキーチェーン
細いものにしか留められないのが難点です...
ベルトループやカバンなどに装着して、存在感をアピールするのも良いですし、カバンの中に装着して見つけやすくするという使い方でも良いと思います。ただ一つ残念なのは、吊り下げると縦向きになってしまうので、イヤホンが取り出しにくいのという点です。
私個人として製品自体にはほぼ満足していますが、縦向きの使いにくさとパッケージの怪しさから評価は「-1」としました。
完全に自己満足ですが、テンション上がります
本製品はトラベル用という訳ではありませんが、旅行や出張、普段のお出かけにぜひ持ち歩きたいアイテムということで、トラベルムー度を設定しました。
この充電ケースカバーを使用しても音が良くなるということは全くありませんが、気に入ったケースから気に入ったイヤホンを取り出して、気に入った曲を聴くというのが重要なポイントです♪
ちょっと大きくなりましたが、
自分的には許せるサイズです
完全に自己満足ではありますが、とてもテンションが上がりますし、豊かな気持ちになるような気がしますので、普段使いはもちろん旅行や出張などにも是非一緒に持っていきたいと思います。
すっかり愛着が深まりました!
偽物疑惑はありますが、さほどショックでもないですし、何より製品としてはとても気に入ったので、イヤホンとともに大切に長く使えたら良いなと思っています。
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購入金額
2,399円
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購入日
2023年09月頃
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購入場所
Amazon
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