日常使っているノートPCは、10Gbps対応USB Type-A及びType-Cが、各1基、5Gbps対応USB Type-Aが1基、micro SDカードリーダーが1基付いています。
このHUBは、USB Type-Cを1基消費しますが、USB Type-C x1、USB Type-A x2、micro SD Card x1、SD Card x1が追加されます。
なので、使えなく端子はありません。
また、USBポートは、全て10Gbps対応なので、速度低下もありません。
Macではありませんが、USB Type-C対応の、Windows PCで使ってみました。
正に、本当の拡張ができるUSB HUBです。
パッケージは、白ベースに、薄いグレーに白抜きのメーカーのシンボルイメージが印字され、黄色をキーカラーにしたメーカーロゴが印字されています。
側面は、4面共黄色です。
裏面には、12カ月の品質保証があることと、メーカー情報が記載されています。
パッケージサイズが、96㎜ x 155mm x 20mmで。重量は115.7gでした。
本体サイズは、109mm x 42mm x 13mmで、重量は68gでした。
ケーブル長は160mm強あります。
本体以外には、本体固定用の透明なアクリルクランプと、アクリルクランプの滑り止めシリコンキャップ及び取扱説明書が入っていました。
シリコンキャップは、予め透明のアクリルクランプに装着した状態で梱包されていました。
取扱説明書は、英語のみですが、特に難しい操作は無いので大丈夫だと思います。
本体は、アルミダイキャスト製の筐体で質感があります。
HUBなので、さして発熱は無いと思われますが、高級感があるのは良いことです。
本体をUSB Type-C端子に挿すと、本体端子面の右端(USBType-C端子の右)に、青LEDが点灯するのも、高級感を演出します。
全てのポートに対して、読み書き速度のチェックを行いました。
先ず、本体のUSB Type-C(10Gbps)ポートに、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)対応のUSB SSDを、USB4(40Gbps)ケーブルで接続してDiskMarkを走らせました。
シーケンシャルリード/ライト共に、1,000MB/sを超える高速読み書きが可能でした。
次に、本体のUSB Type-A(10Gbps)ポートに、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)対応のUSB SSDを、10Gbps対応のケーブルで接続してDiskMarkを走らせました。
このポートも、シーケンシャルリード/ライト共に、1,000MB/sを超える高速読み書きが可能でした。
続いて、SDカードスロット/micro SDカードスロットです。
このHUBは、micro SD Card及びSD Cardを同時に装着しても、どちらも認識されます。
予め、micro SD Card及びSD Cardを同時に装着した状態で、PCにこのHUBを接続すると、SDカードが優先さるようです。
WEBには、SD/TF 3.0 書込&読込 最大104MB/sと記載されていますので、このカードリーダーは、UHS-I SDR104の仕様に基づいていると思われます。
SanDisk製 Extream Pro 64GB SDカード及びLinkMore(台湾製)256GB micro SDカードを装着して、DiskMarkを走らせてみました。
残念ながら、104MB/sには程遠い、シーケンシャルリード 44MB/s程度、シーケンシャルライト 33MB程度と、本来の半分程度のパフォーマンスでした。
このカードを、UHS-I DDR200対応のDelkin製カードリーダーに装着し、このHUBのUSB Type-A端子にカードリーダーを挿してDiskMarkを走らせてみました。
すると、SDカードが、読み書き共に90MB/s程度、micro SDカード(A2対応)が、シーケンシャルリードで150MB/s以上、シーケンシャルライト130MB/s以上と、本来の各々のカードの特性で読み書きが出来ました。
余りにも本来のリーダーが遅いので、Lexar製USB-II対応128GB SDカードを挿して、再度DiskMarkを走らせたところ、UHS-I SDR104の仕様通り、90MB/s前後の速度で、読み書きが可能でした。
どうも、SDカード、micro SDカードとは、相性があるみたいです。
SanDisk製SDカードは、どのカードリーダーメーカーも検証していると思い、今回テストしたのですが、Lexar製の方が、相性が良かったみたいです。
最後に、SD/TFカードリーダー部の背面に備わっているHDMIインターフェイスを確認してみました。
ノートPCのUSB Type-Cコネクターに、本製品を装着し、4Kテレビに、本製品のHDMI出力を接続してみました。
ノートPCの画面のプロパティを見てみると、画面の複製(FHD/FHD)/画面の拡張(FHD/4K)何れも正しく設定でき、4Kでも、60Hzで動機が可能でした。
また、ポータブル液晶パネルの右下部に、本製品のアクリルクランプを付けて、ノートPCでのデュアルモニター環境を作ってみましたが、写真の通り、液晶モニター下部に固定して使うことができました。
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購入金額
6,199円
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購入日
2023年06月19日
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購入場所
amazon
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