サーバサイジングの最適化のためデータを移動する必要があり、ホットスペア用に余らせていたスロットに HDD を追加するためにトレイを購入。DELL PowerEdge R450 に HDD を固定するための器具です。
増設用HDD は基本メーカーから購入するものなのですが、自前で使用するもので特に精度は求めないものなので海外製のトレイに Amazon で購入した安っい HDD を取り付けることにしました。
こんな箱で送られてきます。外箱のまま配送されること本当に多くなりましたね。
中はビニールに入っているだけ。
これがトレイ。14世代のものは機構が少し簡略化され、細く頼りない印象を受けます。
前よりも安いコストで作れそうですが、メーカー純正品でも 8TB の SATA が付いて15万円くらいだったような気がします。
羽のような固定具は、HDD にネジ付けしてしまえばぐらぐらすることなく安定します。
ハンドルを引き出す機構は強力なバネ機構がなくなり、飛び出してこなくなりました。あれ指にバチンと当たって地味に痛かったんですよね。
造りは純正品とよく似ていて、同じ設計図のような気がします。
純正品の方は現在ラックサーバ内に入ったままじっくり見たことがないのですが、たぶん同じようなものじゃないかなと思うのですが。
トレイに HDD を固定するためのネジもちゃんと付いています。
今回、お馴染みの Seagate の 8TB を取り付けました。
一番安く買える HDD は大好きです! ガンガン消費してしまってるので、もっと安くなればいいな!
デプリケーション領域として書き込むという使用用途のため、長期保存や同時書き込みが無いし速度も必要ないです。
R450 にセットします。
ホットスワップ対応のため、電源を落とす必要が無く運用中に設置できるのは嬉しいです。
なので壊れた時の交換も楽々です。
通電を確認。
お隣に居住する SAS の 8TB 達との格差がありますが、最適化が終わったら引っこ抜く運命です。
初期化する……のですが、RAID を組まずに HDD 1本だけで運用することが今までなかったので、素人の僕にはここからが難点でした。
RAID コントローラから非RAID に変換してマウントして認識されたから、これで運用することにします。物理ディスク1本が効率よいのかわからないけど。
後はサーバ側からフォーマットして完了。ダイナミックにはせずに、ベーシックのまま。
こだわるところなし
メーカー以外の同規格品ということで褒められるデザイン性は無く、むしろ軽蔑する方です。
それを踏まえて形状でいえば、前モデルの方が僕は好き。機能性は変わらないので個人の好みになりますが。セットしてしまえば見たり触ったりするものではないので、特に外観にこだわる必要は無いですね。
運用が楽
この製品自体に機能性は皆無ですが、この製品を使うことで得られるホットスワップなどの効率は高いです。
とにかく安い
メーカーサポートは一切無しの同規格品ですが、とにかく安いです。
価格のメリットが抜きんでて高く、それ以外のメリットが全くないです。
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購入金額
1,989円
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購入日
2023年03月11日
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購入場所
Amazon
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