少し早めではありますが、年末ということで普段より高価な洗車プランで車を洗いに行きました。
ただ最近気になっていたのはヘッドライトの曇りや黄ばみが酷くなっていたということです。直射日光が当たる車庫なのでどうしても経年劣化は避けられません。
以前乗っていた車もやはり同じ状態になり、その際にZIGSOWでレビューが掲載されていたウイルソン製ヘッドライトクリアで除去しました。
ヘッドライトクリアはレビュー通り確かになかなか優秀な効果を発揮してくれました。しかし弱点もあり、黄ばみを落とすにはかなり気合いを入れて磨く必要がありました。当時あまり成分について触れていませんでしたが、コンパウンド+保護コーティング剤というものだったのではないかと思います。
さて、上記のレビューは8年以上前のものであり、当時と全く同じものは売られていませんでしたし、それくらいの時間が経過すると各社とも新製品を次々と投入してきて状況も変わっています。実は上記ヘッドライトクリアはまだ残っていたのですが、さすがに中のクリーニング液が固化して使い物になりませんでしたので、新しいものを買うことにしました。
あまり時間がなかったので近所のイエローハットに置かれていたものの中から、比較的リーズナブルな価格で記載されている効果も良さそうだった、ProStaff製「ヘッドライト本気コート」というものを使ってみることにしました。
他社製で同等の効果を謳うものが軒並み1,500円を超えている中で、店頭販売価格1,080円と以前のヘッドライトクリアとほぼ同価格帯に収まっているという点を高く評価しました。
時代なりの進化が判る
前回利用したヘッドライトクリアは1種類の液体で磨くだけでしたが、こちらのヘッドライト本気コートはクリーニング液と保護コート液とに別れていて、それぞれを別々に使うことになります。
内容物は
・手順書
・下地クリーナー液
・コート液
・マイクロファイバークロス
・紙製クリーニングクロス
・塗布用ヘルパー(スポンジ)
・ビニール手袋
となります。
具体的には下地クリーナー液とマイクロファイバークロスを組み合わせてクリーニング作業を行い、紙製クロスでヘルパーを包んでコート液を塗布します。ビニール手袋は液体が手に付着しないように使うものです。
まずはクリーニング液を使って黄ばみと曇りの除去を行います。
マイクロファイバークロスにクリーニング液を少量載せ、対象となるライトを磨きます。
実際より少し黄ばみが大人しく感じられますが、作業前はこんな感じだったとご理解ください。
上の写真の液量で、ほんの一部分を磨いただけであっという間にかなりの量の汚れがマイクロファイバークロスに付着します。ヘッドライトは作業前に雑巾で乾拭きしていて、決して通常の汚れが付いたわけではありません。
メインライトを8割方磨いた状態です。最終的にはもう少し念入りに磨いて側面側の色ももう少し透明に近づいています。
以前のヘッドライトクリアもこれに近い落ち方はしてくれたのですが、大きな違いはヘッドライト本気コートではここまで磨くことに大して体力を要していないということです。少し念入りに水拭きする程度の拭き方でここまで落とせる訳です。
この後洗車機に通して、コート剤の塗布は翌日に実施しました。コート剤は透明な液体で塗布しても写真に殆ど写らないため、写真は割愛させていただきます。
コート材は2時間程度で概ね安定するものの、完全硬化には24時間を要するとのことです。ガラス系のコーティング剤であり、硬化までに水に濡れた場合などは極力すぐに拭き取ることが推奨されています。
コーティングの結果については1年は使ってみないと何ともいえませんが、少なくともクリーニング液の効果だけで十分満足は得られました。強いて言えば以前のヘッドライトクリアであればしつこく磨くことで細かい傷も落とすことが出来たわけですが、今回のクリーニング液では研磨効果はさほど強くなく、そこは期待できないでしょう。そこを期待するのであればコンパウンド系の研磨液を使った方が良いはずです。
ただヘッドライトで目立つ経年劣化はこれで十分落とせます。作業の手軽さも含めお薦めできます。
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購入金額
1,080円
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購入日
2024年12月16日
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購入場所
イエローハット
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